経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営マガジン】 9月1日号 経営とコンサルティング

2014-09-01 06:25:03 | ◇経営特訓教室

■■【経営マガジン】 9月1日号 経営とコンサルティング


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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

  ※ 9月分は、情報の整理中で、9月2日(火)にアップロードできる予定です。
                    ご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください。

   
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

■ 日本の食糧自給率はなぜ低いのか? 2014/08/28

NHKの合瀬宏毅解説委員の「なぜ上がらない?食糧自給率」というテーマでの意見を拝聴しました。ご覧になった方も多いと思いますが、その概要を紹介し、私の拙いコメントを付けさせていただきます。

◆1 自給率の低い日本の現状

1965年に73%あった食糧自給率、一貫して下がり続けて、2013年度の食糧自給率は、4年連続で39%だったと報じられました。農林水産省は、食糧自給率として50%を目標にして、様々な政策を打ってきましたが、アメリカやドイツ、フランスは軒並み100%か、それ以上の自給率でありますし、オーストラリアはなんと200%を超えていると言われています。

そうした国々は農家1戸あたりの耕作面積が、日本の数十倍と広く、アメリカで日本の130倍、オーストラリアは1900倍もあります。このような国々とでは、コスト的に合わないのは自明のことのように思えます。しかも、TPPなどが締結されますと、日本の自給率は益々低下する恐れがありますことも指摘されているのです。


◆2 なぜ自給率が下がったのか

合瀬解説員は、消費者の食生活がコメ中心の食事から、肉や小麦主体の洋食へと変化していく中で、生産者が需要の変化に適応できず、消費者が求めるものを供給できなかったことが、自給率を下げた大きな原因だと説明していました。

                政府は2000年以降、5年ごとに基本計画を作り、現在は50%を目標にして、莫大な予算をかけて自給率向上を目指してきましたにもかかわらず、今年はこうした数字になってしまったのでしょうか?

                農水省によりますと「国内で消費された食料全体の20%余りを占めるコメが、消費税率引き上げ前の駆け込み需要などで増えた一方、大豆は台風や干ばつなどの全国的な天候不順で、全国各地の産地が生産量を減らしてしまった。さらに小麦も全国の7割を作る北海道で、去年並の生産を上げることが出来ませんでした。」ということがその理由であるようです。

◆3 食糧自給率の算出法

では、食糧自給率というのは、どの様に算出されているのでしょうか。

                自給率算定の基準は、私たちの身体を支える熱量をカロリーベースで計算しています。そのカロリーベースの食糧自給率であります国内生産に、食料輸入額を加えた金額と国内で供給できたカロリーとの比率です。

                換言しますと、食糧自給率は、消費者が自分が食べるもののうち、どれだけ国産品を選んだかを示す数値とも言えます。一方、農家は、農産物が売れませんと経営が成り立ちません。そのまま放置しておきますと、農家がなくなってしまい、消費者が困ることになります。

                食糧が不足するのであれば、輸入すれば良いという声もあります。順調に事が運べば、それで食料をまかなうことができるでしょう。しかし、世の中は、期待通りことが進むときばかりではありませんで、ハプニングがつきものです。例えば、鶏肉加工の使用期限切れや衛生観念のなさが問題になりました。このことだけでも鶏肉価格が高騰しましたし、場合によりますと品薄ということになりかねません。

                干ばつで小麦や大豆が高騰するなど、記憶にまだ新しいです。これらのことで世界的な食糧不足に陥るってしまうことも否定はできません。


■ 法人向けインターネットバンキングの不正送金対策 2014/08/21

 全国銀行協会が発表したアンケート結果に基づく過去2年間の法人口座の不正送金被害の推移を見ますと、平成26年に急増していることがわかります。警察庁によれば2014年の国内における被害額は、5月9日の時点で14億円を超え、既に昨年の被害総額を超えたとあります。

                 被害額急増の理由の1つに電子証明書を窃取するウイルスによる新しい手口の出現があります。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のWebサイトでは、法人口座を狙う不正送金の新しい手口と、その対策方法について解説しています。

 不正送金の手口


 法人向けインターネットバンキングの不正送金対策<2/4> オンラインバンキングの正しい画面


 法人向けインターネットバンキングの不正送金対策<3/4> 電子証明書添付も安心するな


◆ 法人向けインターネットバンキングの不正送金対策<4/4> 不正対策法

                 全国銀行協会が発表したアンケート結果に基づく過去2年間の法人口座の不正送金被害の推移を見ますと、平成26年に急増していることがわかります。警察庁によれば2014年の国内における被害額は、5月9日の時点で14億円を超え、既に昨年の被害総額を超えたとあります。

                 被害額急増の理由の1つに電子証明書を窃取するウイルスによる新しい手口の出現があります。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のWebサイトでは、法人口座を狙う不正送金の新しい手口と、その対策方法について解説しています。

                 IPAでは、次の対策法を紹介しています。

                1.インターネットバンキングに利用する端末ではインターネットの利用をインターネットバンキングに限定する

2.銀行が提供する中でセキュリティレベルの高い認証方法を採用する

3.銀行が指定した正規の手順で電子証明書を利用する

 ただし、パソコンがウイルス感染していると、これだけでは不充分です。平素からパソコンをウイルスに感染させないための基本的な対策を常に実施することが重要です。                

                 全国銀行協会でもインターネットバンキングの利用者に対して情報セキュリティ対策を紹介しています。

                1.インターネットバンキングに利用する端末ではインターネットの利用をインターネットバンキングに限定する

2.パソコンや無線 LAN のルータ等について、未利用時は可能な限り電源を切断する

3.取引の申請者と承認者とで異なるパソコンを利用する

4.振込や払戻し等の限度額を必要な範囲内でできるだけ低く設定する

5.不審なログイン履歴や身に覚えがない取引履歴、取引通知メールがないかを定期的に確認する


 法人口座は個人口座より送金限度額が大きいため、1度の不正送金が事業存続に致命的なダメージを与える可能性があります。各種のセキュリティ対策とともに、ウイルス対策という基本的なことを忘れてはならないと考えます。

                 詳しくは、以下の独立行政法人情報処理推進機構のサイトをご覧ください。
                 http://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/08outline.html

【上記以前の最近の記事】 ←クリック

季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
9 月 2014(平成26)年
30
冒険家の日
 8月30日は、冒険家で知られる植村直巳氏が1970年にマッキンリーに単独登頂した日です。1989年の同日、マーメイド号という小型ヨットで太平洋を単独横断した堀江謙一氏が、今度は太平洋単独往復した日でもあります。
 それらを記念して、「冒険家の日」が制定されました。
 堀江氏の・・・・・<続き ←クリック
31
天長節 野菜の日
 8月31日は、大正天皇の誕生日で1912(大正元)年と1913(大正2)年に「天長節」が実施されました
 天皇の誕生日を祝った祝日。その起源は中国の唐代、748年(天宝7)にさかのぼり、玄宗皇帝が老子の「天地長久」の語に基づいて創始した。天地とともに天子の寿命の限りないことを希(ねが)うという意味で、日本では・・・・・<続き ←クリック
9/1                       
関東大震災記念日、防災の日 くいの日
 9月1日は「関東大震災記念日」であり、「防災の日」でもあります。
 関東大震災は1923(大正12)年9月1日午前11時58分に発生しました。このときのマグニチュードは7.9だったそうです。木造家屋の多い日本ゆえ、家屋の全半壊25万戸以上あったそうです。それよりも焼失家屋が44万戸以上でした。 
 このときに・・・・・<続き
くつの日
 9月2日は、「く(9)つ(2)」の語呂合せで「くつの日」です。
 靴というのは、主役になることは少ないですが、主役に不可欠なものです。長靴を履いた猫やシンデレラ姫などでは主役級の役割を果たしています。
 登山をする人やゴルフをする人は、結構靴に注目をします。「足下を固める」という言葉があるとおり、足下の靴でスコアが変わってくると言うことをいうゴルファーもいます。
 企業も足下を固めることが大切です。・・・・・<続き
8月 1 2 3 4 

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■■【新米コンサルタント起業日記】14年8月5週総集編 物量も重要 0824

2014-09-01 05:27:32 | ◇経営特訓教室
■■【新米コンサルタント起業日記】14年8月5週総集編 物量も重要 0824



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
                                 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
                                 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
                                 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 2014年8月5週 物量も重要 0824


■ 心 de 経営 - 経営士ブログに学ぶ 14-8-5-1

 経営士ブログという、経営コンサルタントが、毎日複数本のブログを発信しています。これを読むのが楽しみです。先日、「心 de 経営」という毎月第三金曜日に発信されるシリーズが気に入っています。経営には、心が通い合う管理が必要であるというのが筆者の持論の様である。
                                 その一節を転載しておく。


 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。

 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。


  
心で経営
                                  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e113337.html


■ 顧客開拓手紙作戦も数が必要 14-8-5-2

 先週、手紙作戦として五十件ほども発信した。数件の反応があることを期待したものの、ゼロである。妻にまで協力してもらったにもかかわらず、この惨敗は、申し訳ないという気持ちが、自分のがっかりした感じに先行した。
                                 マーケティングのテキストによると、DM作戦は、返信率が一パーセントに満たないことが記述されている。先週出したメールが五十件ほどだったので、返信がゼロであることは理論的には実証された気がする。
                                 結論から言うと、発信する数が少ないのである。見込み客リスト数が足りないので、JETROを訪問して、会員リストを閲覧し、リスト作成をした。

■ 顧問料入金 14-8-5-3
 唯一のクライアントであり、収入減である匠製本機械からの顧問料入金である。わずかな退職金の取り崩しをしながらの生活であったが、取り崩し額が少なくなっていることはありがたい。
                                 一方で、都内まで出て行く交通費は、一日二千円近くにもなるし、クライアント開拓の郵便代も馬鹿にならない。
■ 先輩コンサルタントからのお誘い 14-8-5-4

 まだ5時前に、スマホがなり出した。このような時間に電話がかかってくるということは、何か悪い知らせなのだろうかと、暗い気持ちでいた。画面に表示される名前に思い当たらないが、「本鈴」と表示されているので、スマホに登録されている人物であることは間違いない。
                                 恐る恐る電話に出ると、自分を名乗りもせず、「仕事があるので、今日九時に御茶ノ水駅に来てくれ」といきなり言われた。誰が、どの様な用件なのかわからない。「すみません、どちら様でしょうか」と訝りながらも、失礼の無い様にききながら、先輩コンサルタントであることを思い出した。竹之下経営の本部長をしていた本鈴常務であった。
                                 一度あった人の名前を忘れる様では、経営コンサルタントとして失格であると思った瞬間、「俺のことを覚えていない様では、経営コンサルタントとして失格だな」と怒鳴り声がかえってきた。
                                 謝罪をし、とにかく九時に御茶ノ水駅に行くことにした。私の住んでいる福生からお茶の水まで今の時間帯では一時間半くらいはかかる。急いで支度をして、お茶の水に向かった。九時十五分前には駅に着いたが、九時十五分頃、先輩が顔を見せた。
                                 そこに喫茶店があるからと誘われてついていった。私に声をかけてくれたことへの御礼を述べると共に、なぜ私なのかと質問したが答は返ってこなかった。喫茶店に着くと、私が仕事を一緒にやるという前提で、具体的な話を始めた。全体像が見えない中での話で、あちこちに内容が飛ぶのをつなぎ合わせながら理解をしようと努めた。
                                 水を結構飲む人で、直ぐにコップが空になった。ウェイトレスに横柄に「みず~」と、あたかも彼女が期が使いことを非難するがごとくの言い方であった。
                                 それまでの話を私がまとめて、確認をしたところ、一部分を私が取り違えていた、取り違えたというより、彼から情報が無い部分を私が補完した部分が、違っていたのだ。
                                 そのようなやりとりを小一時間したところで、私の持っている知識や経験不足のコンサルティング案件であることもあり、断ることにした。「せっかく俺が仕事をやらせてやろうというのに、断るとはどういうことだ」と、大声を上げた。当然、周囲の人の視線を集めた。
                                 私の言い方も悪かったのであろうが、彼の人格を許せない。

  ブログ 【経営コンサルタントになろう】
                                  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2530.html


【経営コンサルタント参考図書】
                                  「クリティカル・シンキングのポイントが解る本
                                   今井信行著 秀和システム 1,400円+税


 【詳細あらすじ】 ←クリック
 詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。
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経営コンサルタントの独り言

2014-09-01 03:39:35 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【新米コンサルタント起業日記】14年8月5週総集編 物量も重要 0824 http://t.co/sxrxk0N1yD






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ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】 天長節 8月31日  』
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