経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 一日一善、再思三省、人に優しく 613 二兎を追うブログ

2024-06-13 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言06

 

  【経営コンサルタントの独り言】 一日一善、再思三省、人に優しく 613

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

■ 一日一善、再思三省、人に優しく 613

「一日一善」

 一日にひとつは良いことをしましょうという運動です。

 ここで重要なことは、継続と積み重ねだと考えます。

「善」とは広辞苑第六版によりますと「道徳の理想」とあります。

 一日一善の本来の趣旨とは異なるかもしれませんが、道徳に固執しなくても良いと考えています。

 私は、「善」とはかならずしも辞書的な意味での善い行いというだけではなく、健康に良いとか、仕事にプラスになるとか、いわゆる建設的な意味での善行であれば「善」であると考えるようにしています。

 本来の意味の「一日一善」ですとなかなか継続できませんが、このように考えますと継続できます。

「本日は一日一善を励行できたか」と反省することで、生活にメリハリが出てくるように思えます。


「三省」

 三回反省するという意味ではなく、「三」とは「たくさん」という意味です。

 論語に「再思三省」とあります。

 何度も考え、何度も自分を振り返ると言う意味です。

 そこには、謙虚に自分を反省する行為が含まれているべきです。

 *

【経営コンサルタントの独り言】

 再思三省とは、内容的には異なりますが「重考高盛」という四字熟語を類似した言葉としてご紹介します。
 「重考」とは、思考を重ねる、ひとつのテーマにじっくりと取り組んで、時や場所を変えたりして繰り返し考えてみることです。
 「高盛」は、思考を重ねると高く盛り上げることができるということです。

(ドアノブ)

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

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■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第18段 人は、己をつづまやかにし 質素な生活

2024-06-13 12:03:00 | 【心 de 経営】 徒然なるままに

■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第18段 人は、己をつづまやかにし 質素な生活   

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。

 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。

  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。

 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。

 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

 ◆第18段 人は、己をつづまやかにし 質素な生活
 修行を積んだ人は、人間の欲望というのが、われわれ凡人・庶民とは異なります。
 兼好も物欲について記しているところが何カ所か見られますが、私など百八の煩悩を持ち続けているといえます。無欲になることの難しさを日々感じています。
 断捨離をキチンとできる人は、兼好の言っている人に近いのかも知れません。

◆ 【原文】 人は、己をつづまやかにし
  人は、己をつづまやかにし、おごりを退けて、財(たから)を持たず、世をむさぼらざらんぞ、いみじかるべき。昔より、賢き人の富めるはまれなり。
 唐土(もろこし)に許由といひつる人は、さらに身に従へる貯へもなくて、水をも手してささげて飲みけるを見て、なりひさごといふものを人の得させたりければ、ある時、木の技に掛けたりけるが、風に吹かれて鳴りけるを、かしかましとて捨てつ。また手に結びてぞ、水も飲みける。いかばかり心のうち涼しかりけん。孫晨は、冬の月に衾(ふすま)なくて、わら一束ありけるを、夕べにはこれに伏し、朝には収めけり。
 唐土の人は、これをいみじと思へばこそ、しるしとどめて、世にも伝へけめ、これらの人は、語りも伝ふべからず。

【用語】
 つづまやか: 質素な
 世: 世俗的な欲望
 賢き人: 賢人、徳が高く立派な人
 許由: きょゆう、中国の伝説的な賢者で、堯帝が自分の後継者として天下を譲ろうとしましたが、耳が汚れたといって潁川で耳を洗い、箕山に隠れたといいます。
 ささげる: すくい上げる
 なりひさご: 瓢箪
 かしかまし: うるさい、騒々しい
 心のうち涼し: 心が涼しい(澄み切っていて清らか)
 孫晨: 古代中国の伝説的な賢者

◆【要旨とコメント】 人は、己をつづまやかにし
 兼好は言います。「人間は、質素な生活を常とし、ぜいたくから距離を置き、豊かな財産を持つこともなく、この世に蔓延する欲望を欲しがらないことがすばらしいだろう」と、豊かさを否定しています。
 さらに、「賢い人で富裕な人はまれである」とさえ、言い切っています。
 その事例を続いて紹介しています。
 中国の伝説的な賢者で、許由という人がいました。堯帝が自分の後継者として天下を譲ろうとするほどの人です。
 ところが、堯帝からの言葉を聞いた許由は、耳が汚れてしまったといい、近くを流れる潁川(えいせん、今日では消滅した中国の地名、そこに流れる川)に赴いて、耳を洗いました。それに留まりませず、箕山で隠遁生活を始めたそうです。
 ただ、無視をすれば、それでよいと、私のような凡人は思います。
 ちなみに「箕山(きざん)」は、中国河南省中西部の山で登封 (とうほう) の南東方に位置します。尭 (ぎょう) の時代、隠者の巣父 (そうほ) ・許由 (きょゆう) ・伯益 (はくえき) が住んでいたと伝えられています。
 許由が移ったその地では、財産といえるようなものは、全くなく、水をくむひしゃくも持たなかったそうです。許由が水を手ですくい上げて飲んでいたのを見たある人が、水を楽に飲めるようにと瓢箪を彼に差し上げたそうです。
 ある時、木の枝に掛けていた、そのひょうたんが、風に吠かれて音をたてました。許由は、それを「やかましい」と言って捨ててしまったそうです。もちろん、その後も手ですくって水を飲んでいました。
 兼好は、許由の話を聞いて、「どれほど許由の心中は、清く、さっばりと澄んでいただろう」と書いています。
 また、別の事例として、尊晨についても記述しています。
 尊晨については、どの様な人なのか、浅学の私は知りません。尊晨は、冬のあるときに、寝具を持たず、一束のわらがありましたので、夜になるとそれを広げて、その上に寝て、朝には、それをかたづけるという生活をしていたと兼好は記述しています。
 中国の人は、このような人たちの生活ぶりをすばらしいと思いましたからこそ、本にも書き残して、後世にも伝えました。しかし、わが国、日本人は、そのような賢者のことを語り伝えるようなことはなにもしないであろうと、兼好は嘆いています。
 もし、兼好が現代に生きていたとしたら、やはり同じようなことを言うのでしょうか。
 昨今では、断捨離という言葉がしばしば採り上げられます。質素倹約とは、多少ニュアンスが異なるかも知れませんが、通ずるところはあるように思えます。
 しかし、かくいう私は、情報過多の時代に、昔書きためた資料類が、未整理のまま、書斎やPCの中にたくさんあります。
 それらを、少しずつ整理していますが、若かりし頃、このような稚拙なことをやっていたのかという思いをすることも多々ありますが、「へえ、こんなことを考えたいたのか」と感心したり、それを新たに書き換える材料としたりすることもあります。
 再整理をしてみますと、それを他に活かすことができるものですね。

■ バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月12日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド

2024-06-13 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月12日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

6月12日(水)

 「経営者・管理職は勉強しすぎるな」ということを、私はしばしば口にします。
 頭でっかちで、経営をやっても、良い結果に結びつくどころか、消化不良が処々に散らかっている企業を作ってしまいかねないのです。
 核業務をキチンとこなす、すなわち「あたり前のことをあたり前にする」ことが基本です。
 その「あたり前」を、年々歳々成長させていくことが企業成長なのです。
 十年前と、「あたり前」が同じであったら企業の成長はストップしているのです。
 ストップどころか、成長していなければならないところが、同じレベルにいるわけですから、マイナス成長をしていることになるのです。
 「あたり前」とは何かを、正しく理解していませんと、『「あたり前のことがあたり前にできる」なんて「あたり前」のことをいっているコンサルタントなんて頼りにならない』ということを平然として言うのです。
 自分の至らなさを、自分の口から表明していることに、気がつかないのです。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

■5-1 戦略思考ができるようになろう

 グローバル経済環境下におきましては、大企業だけではなく、中堅・中小企業でも戦略的意思決定をしなければならない局面は発生します。
 その時に、戦略思考ができるようにするためには、平素からの経営管理がなければ机上の空論で終わってしまいます。
 戦略思考ができる経営者・管理職になるにはどうしたらよいのでしょうか。この大きな課題に取り組んで行きます。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド
 企業経営の基本といわれることの一つに「経営ピラミッド」があります。
 企業経営は、経営理念をトップ概念として、その実現のための「経営基本戦略」を構築します。
 その経営理念や基本戦略を実行するための計画が、「中長期経営計画」です。多くの企業で、3~5年を単位に構築されます。
 ただし、経営環境の変化がスピード面で急速に、変化量も質も大きく変化をするようになり、中長期経営計画が陳腐化してしまい、時代にそぐわなくなってしまうことが多くなっています。
 その対応のためにローリング方式といいまして、新年度を迎える前に次の年度からの5か年(3か年)の計画に微調整を加える方法が多く採られるようになってきました。
 このようにして構築された中長期経営計画を実現する具体策が「短期経営計画」です。通常は、短期とは「一年」を指しますが、企業や業種によっては、それが長すぎてしまうことから、6か月とか四半期という区切りにすることもありますし、一年を半期・四半期に分割して管理する場合もあります。。
 一般的に、企業経営は、短期経営計画をベースに業績管理を行います。その、短期経営計画実現の具体策が、部門別年度計画と呼ばれる事業計画です。
 その部門別年度計画をさらに課別、係別、担当者別など、管理の単位に細分化し、「担当別年度計画」を立案します。
 各担当者は、自分の所属する部門の経営計画実現のために自分が、何を、いつまでに、どの様に、どのくらいのボリューム(金額や数量)を目標に取り組むかを、具体的に策定します。
 これらがPDCAとして実行されるのです。

 このようにして経営計画を立案しますと、上位から下方に向かう流れに沿って構築されますのでベクトルがあいます。
 中には、特に担当者レベルになりますと、上位の概念とベクトルのあわない計画になってしまっていることがありますので、担当者と管理職が双方向コミュニケーションですりあわせをして、微調整を行うこともあります。このように、上位の概念との統一性を「上位概念整合性の原則」といいます。
 上述の上位から下位に向かって構築するときの考え方や方法を「細分化整合性の原則」といいます。
 このようにして構築しますと、上位概念を「共通目標」として、それを「共通認識」しやすくなり、全社員のベクトルを揃えることができます。
 その共通認識された共通目標を実現するために、全社員が計画に向かって行動します。すなわち、行動のベクトルをあわせて「共通行動」できるようになるのdす。
 これらがキチンと遂行されるように、管理会計の思想に基づく、仕組みにより進捗管理をして行くのです。


■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月13日 ■ はやぶさの日 ■ 小さな親切運動スタートの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ サラリーパーソンが働きながら年一冊執筆の体験談 612
 プレジデント・オンラインで、『平日は会社員、休日は副業+書籍執筆…無理せず人生が好転する東大式「土曜朝イチの30分勉強法」』という記事を見つけました。筆者の体験談を見ていて、私のやり方に酷似していると思いましたのでご紹介します。
 彼女は、サラリーパーソンで、土曜日の朝8時30分以降を目標達成の時間にすることにしました。週末だからといって朝寝坊をするのではなく、平日と同じ生活リズムを保つことを励行したのです。
 何かをやろうとしたときに、多くの人は、「時間があるときにやろう」と考えます。しかし、結果的には手をつけられないことが多いのです。彼女は、その弱点をよくご存知なのです。
 その弱点に自分が陥らないように、「何曜日、何時から」と固定化することをルール化されているのです。それを励行するために、金曜夜の飲みすぎには注意をはらっています。
 その時間の利用法にも工夫を凝らしています。
 「誰かと個人的に約束をすること」が目標達成の鍵となると考えています。例えば毎週土曜の朝9時からオンライン英会話のレッスン予約を入れておけば、その前後は予習・復習をする時間に充てることが定着化します。
 「みんチャレ」という習慣化アプリがあるそうです。アプリ内で5人1組の匿名チームを作り、ダイエットや資格試験の勉強など、同じ目標を持つ仲間とチャットで励まし合うことができるそうです。無料で利用できるのも魅力的です。(一部有料)
 一人では頑張ろうと思っても、どうしてもくじけてしまいがちですが、仲間がいますと、進捗を報告し合ったりして、継続せざるを得ません。
 何かを成し遂げようとしたら、それなりの工夫が必要です。継続できるような仕組みも必要です。彼女の場合には、上述のように「毎年一冊の本を執筆する」という常人ではあまり考えない目標を設定しています。彼女のやり方では、それが「無理のない方法」なのです。執筆するというような大それたテーマでなくても、多少努力をすれば無理なく達成できるような目標を持つことで人生は明るくなるのではないでしょうか。

■ アンネの日記と恋人の日 ナチス・ドイツのユダヤ人迫害の中で
 1942年6月12日は、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが日記を書き始めた日です。
 ナチス・ドイツのユダヤ人迫害から逃れるために、アムステルダムの家を改造して密室を作って、家族とともに生活していました。
 6月12日は、ブラジルのサンパウロ地方では、「恋人の日」だそうです。
 アンネのために祈りを捧げる人もいれば、恋人と愛を確認しあう人もいます。
 時代や場所が異なると、大きな違いがあるのですね。

 かつて、ある人が、街の中を歩いていると、皆、幸せそうに見えたそうです。
 その人は、会社が倒産してしまい、不安のどん底にいたのです。
 その人から見れば、周囲の人が皆幸せに見えて当然であったかもしれません。
 その人に私がかけられた言葉は「万事塞翁が馬」でした。
 その人は、今、小さいながら自分の会社を持ち、充実した日々を送っていると聞いています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月12日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド

2024-06-13 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月12日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

■5-1 戦略思考ができるようになろう

 グローバル経済環境下におきましては、大企業だけではなく、中堅・中小企業でも戦略的意思決定をしなければならない局面は発生します。
 その時に、戦略思考ができるようにするためには、平素からの経営管理がなければ机上の空論で終わってしまいます。
 戦略思考ができる経営者・管理職になるにはどうしたらよいのでしょうか。この大きな課題に取り組んで行きます。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-02 知っているけど実務に活かし切れていない経営のピラミッド
 企業経営の基本といわれることの一つに「経営ピラミッド」があります。
 企業経営は、経営理念をトップ概念として、その実現のための「経営基本戦略」を構築します。
 その経営理念や基本戦略を実行するための計画が、「中長期経営計画」です。多くの企業で、3~5年を単位に構築されます。
 ただし、経営環境の変化がスピード面で急速に、変化量も質も大きく変化をするようになり、中長期経営計画が陳腐化してしまい、時代にそぐわなくなってしまうことが多くなっています。
 その対応のためにローリング方式といいまして、新年度を迎える前に次の年度からの5か年(3か年)の計画に微調整を加える方法が多く採られるようになってきました。
 このようにして構築された中長期経営計画を実現する具体策が「短期経営計画」です。通常は、短期とは「一年」を指しますが、企業や業種によっては、それが長すぎてしまうことから、6か月とか四半期という区切りにすることもありますし、一年を半期・四半期に分割して管理する場合もあります。。
 一般的に、企業経営は、短期経営計画をベースに業績管理を行います。その、短期経営計画実現の具体策が、部門別年度計画と呼ばれる事業計画です。
 その部門別年度計画をさらに課別、係別、担当者別など、管理の単位に細分化し、「担当別年度計画」を立案します。
 各担当者は、自分の所属する部門の経営計画実現のために自分が、何を、いつまでに、どの様に、どのくらいのボリューム(金額や数量)を目標に取り組むかを、具体的に策定します。
 これらがPDCAとして実行されるのです。

 このようにして経営計画を立案しますと、上位から下方に向かう流れに沿って構築されますのでベクトルがあいます。
 中には、特に担当者レベルになりますと、上位の概念とベクトルのあわない計画になってしまっていることがありますので、担当者と管理職が双方向コミュニケーションですりあわせをして、微調整を行うこともあります。このように、上位の概念との統一性を「上位概念整合性の原則」といいます。
 上述の上位から下位に向かって構築するときの考え方や方法を「細分化整合性の原則」といいます。
 このようにして構築しますと、上位概念を「共通目標」として、それを「共通認識」しやすくなり、全社員のベクトルを揃えることができます。
 その共通認識された共通目標を実現するために、全社員が計画に向かって行動します。すなわち、行動のベクトルをあわせて「共通行動」できるようになるのdす。
 これらがキチンと遂行されるように、管理会計の思想に基づく、仕組みにより進捗管理をして行くのです。


■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ サラリーパーソンが働きながら年一冊執筆の体験談 612
 プレジデント・オンラインで、『平日は会社員、休日は副業+書籍執筆…無理せず人生が好転する東大式「土曜朝イチの30分勉強法」』という記事を見つけました。筆者の体験談を見ていて、私のやり方に酷似していると思いましたのでご紹介します。
 彼女は、サラリーパーソンで、土曜日の朝8時30分以降を目標達成の時間にすることにしました。週末だからといって朝寝坊をするのではなく、平日と同じ生活リズムを保つことを励行したのです。
 何かをやろうとしたときに、多くの人は、「時間があるときにやろう」と考えます。しかし、結果的には手をつけられないことが多いのです。彼女は、その弱点をよくご存知なのです。
 その弱点に自分が陥らないように、「何曜日、何時から」と固定化することをルール化されているのです。それを励行するために、金曜夜の飲みすぎには注意をはらっています。
 その時間の利用法にも工夫を凝らしています。
 「誰かと個人的に約束をすること」が目標達成の鍵となると考えています。例えば毎週土曜の朝9時からオンライン英会話のレッスン予約を入れておけば、その前後は予習・復習をする時間に充てることが定着化します。
 「みんチャレ」という習慣化アプリがあるそうです。アプリ内で5人1組の匿名チームを作り、ダイエットや資格試験の勉強など、同じ目標を持つ仲間とチャットで励まし合うことができるそうです。無料で利用できるのも魅力的です。(一部有料)
 一人では頑張ろうと思っても、どうしてもくじけてしまいがちですが、仲間がいますと、進捗を報告し合ったりして、継続せざるを得ません。
 何かを成し遂げようとしたら、それなりの工夫が必要です。継続できるような仕組みも必要です。彼女の場合には、上述のように「毎年一冊の本を執筆する」という常人ではあまり考えない目標を設定しています。彼女のやり方では、それが「無理のない方法」なのです。執筆するというような大それたテーマでなくても、多少努力をすれば無理なく達成できるような目標を持つことで人生は明るくなるのではないでしょうか。

■ アンネの日記と恋人の日 ナチス・ドイツのユダヤ人迫害の中で
 1942年6月12日は、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが日記を書き始めた日です。
 ナチス・ドイツのユダヤ人迫害から逃れるために、アムステルダムの家を改造して密室を作って、家族とともに生活していました。
 6月12日は、ブラジルのサンパウロ地方では、「恋人の日」だそうです。
 アンネのために祈りを捧げる人もいれば、恋人と愛を確認しあう人もいます。
 時代や場所が異なると、大きな違いがあるのですね。

 かつて、ある人が、街の中を歩いていると、皆、幸せそうに見えたそうです。
 その人は、会社が倒産してしまい、不安のどん底にいたのです。
 その人から見れば、周囲の人が皆幸せに見えて当然であったかもしれません。
 その人に私がかけられた言葉は「万事塞翁が馬」でした。
 その人は、今、小さいながら自分の会社を持ち、充実した日々を送っていると聞いています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【今日は何の日】 6月13日 ■ はやぶさの日 ■ 小さな親切運動スタートの日  一年365日、毎日が何かの日

2024-06-13 00:03:00 | 【今日は何の日06月】

 

  【今日は何の日】 6月13日 ■ はやぶさの日 ■ 小さな親切運動スタートの日 

 *

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ はやぶさの日

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所がある神奈川県相模原市が、2012年に制定しました。

 2010年6月13日に、小惑星探査機初代「はやぶさ」が、小惑星「イトカワ」までの7年間の旅を終えて地球に帰還した。

 初代はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)は、2003年5月9日に科学研究所(ISAS)が打ち上げた小惑星探査機です。

 イオンエンジンの実証試験を行いながら、2005年夏にアポロ群の小惑星 イトカワに到達しました。

 その表面を詳しく観測して。サンプル採集を試みた後、2010年6月13日、60億 kmの旅を終え、帰還し、オーストラリアで回収されました。地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンに、世界で初めて成功しました。

 最後は、はやぶさ本体を赤く染めたシーンは多くの人の記憶に残っているでしょう。

■ 小さな親切運動スタートの日

 6月13日は、「小さな親切運動スタートの日」です。1963年に「小さな親切」運動本部が発足したことを記念しています。

 1963年の東大卒業式で、茅誠司総長が「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけとなりました。 “できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように”、“人を信じ、人を愛し、人に尽くす”をスローガンに運動が進められています。http://www.kindness.or.jp/

 近年は、親切な行為を行うどころか、人に迷惑をかけることを何とも思わない人が多いように思えます。人に対する思いやりがない以前の問題もありそうです。世の中は自分を中心に廻っていると思っているのか、人が目にとまらないのか・・・・・

 道を横に並んで歩いている人は、他の人が目に入らないのでしょうか。それが迷惑になっていることに気がついているのでしょうか。

「人様の直前を歩くことは失礼になる」と教えてくれたのは、祖母でした。子供の頃、おばあちゃん子であった私の記憶に残っています。

 ちあきなおみの喝采ではないですが「今日もブログを書いています」。親切を押し売りしているつもりはないのですが、ご迷惑でしたらごめんなさい。


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