経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 話力はコミュニケーションを助ける  627 二兎を追うブログ

2024-06-27 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントのひとり言06

 

  【経営コンサルタントの独り言】 話力はコミュニケーションを助ける  627 

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 話力はコミュニケーションを助ける  627

 経営コンサルタントを永年やってきていますが、人前で話すというのは難しいことであるといまだに感じています。
 誰かを誉めるとします。
 ところが、それが別の人を否定したり、低く見たりしてしまう現象が起こります。

 ある講演会で、成功事例として、ある村が産直で成功していることをお話しました。
 ところが、その会場にJAの人が来ていたことを後になって知ったのです。
 産直というのはJAを介さないでビジネスをすることになり、JA不要ということを暗に言っていることになるのです。

 講演テーマと内容のミスマッチというのは、他のコンサルタントの話を聞いていますとしばしば感じます。
 具体性ある事例と、その裏付けとをお話しますと、結構良い反応が返ってきます。
 具体的な事例は、プロコンサルタントであればいろいろと持っているでしょうが、それに対して、どうするとベターで、どの様にすると、どの様な懸念があるかなど、事例を参考にしようという聴講者の気持ちを無視すると失敗してしまいます。
「教えてあげよう」という姿勢も嫌われます。「上から目線」で話しているつもりはなくても、その様な気持ちがあると聴講者は敏感に感じ取るものです。
 配慮に配慮を重ね、誠意を持ってお話するように努力をしています。


(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第38段2 名利に使われて 名誉や利欲を求めることは? 

2024-06-27 12:03:00 | 【心 de 経営】 徒然なるままに
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第38段2 名利に使われて 名誉や利欲を求めることは? 
 
 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第38段2 名利に使われて 名誉や利欲を求めることは?
 第38段1に続きます。

【原文】 名利に使われて
 うづもれぬ名を長き世に残さんこそ、あらまほしかるべけれ。
 位高く、やんごとなきをしも、優れたる人とやは言ふべき。愚かにつたなき人も、家に生まれ時にあへば、高き位に上り、奢を窮むるもあり。
 いみじかりし賢人・聖人、自ら卑しき位にをり、時にあはずしてやみぬる、また多し。ひとへに高き官・位を望むも、次に愚かなり。

【用語】
 うづもれぬ名: 後世にまで残る、不朽の名声
 やんごとなし: 高貴である、尊い
 家: 名門の家柄
 いみじかり: 程度がはなはだしいことを意味する形容詞で、ここでは「大変立派である」の意
【要旨】 名利に使われて
 埋もれてしまうことない不朽の名声を長く後世に残すことは、誰もが願う望ましいことであります。
 しかし、そうは言いましても、位が高く、身分の尊い人ばかりが、優れた人であると言うことがてきるのでしょうか。いや、位が高く、身分が貴いからといって、その人が、必ずしも優れた人ということはできないでしょう。
 ところが、愚かでつまらない人でも、名門に生まれ、運良く時流に乗りさえすれば、高い位に上り、贅を極めた生活ができます。
 これとは逆に、優れた賢人や聖人でありましても、低い位にいて、時流に乗り切れずに一生を終えてしまう人も、また多いのです。ひたすら高位高官を望み、利欲に迷うことは、それに次いで愚かなことといえます。

【 コメント 】 名利に使われて
 伝統的な世界では、必ずしも実力主義とは言えなくて、自分が持てる実力を発揮しきれない企業が結構あります。
 人事採用などでは、有名大学であるというだけで、あるいは、親が社会的地位が高いからというだけで採用されることもまだまだ多いようです。
 一方で、就職氷河期に卒業した方に見られることですが、実力がありますのに、就職の機会を中々得られず、実力を発揮できることもなく埋もれてしまうことがあっては社会の損失です。

 ノーベル賞の受賞が続いてきました日本ですが、受章者が口を揃えて日本の将来を危惧していらっしゃいます。
 博士号をとった優秀な方が、大学や研究所・室などで、薄給や無給で上位研究者のアシスタントというより雑用係として働きながら、自分の研究を続けているのが現状のようです。それでは、研究者になろうという人の絶対数が減少してしまい、その結果日本の研究者層が薄くなってしまいます。そして、それが質の低下に繋がってしまうのではないかという懸念です。

 実力なり、希少性なりが認められ、それ相応の待遇がえられる社会でない限り、成長や発展の速度は低下してしまいます。公正な判断が為される世の中であって欲しいですね。
■ バックナンバー
 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月26日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-11 経営理念を簡潔に表現すると

2024-06-27 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 6月26日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-11 経営理念を簡潔に表現すると 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-2 経営理念とは何かを考える
 企業が、安定的に成長して行くためには、企業としての基礎がはっきりしていなければなりません。
 企業が目指すべき方向にそった「経営地図」が不可欠です。それが戦略であったり、経営計画であったりします。
 では、その戦略や経営計画は、どの様に構築すべきなのでしょうか。また、構築した戦略や経営計画が、それでよいのか確認する方法はあるのでしょうか。
 このような、企業の意思決定をするときの原点であり、「ものさし」であるのが「経営理念」です。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-11 経営理念を簡潔に表現すると
 「経営理念とは何か」という問いに対して、回答は十人十色、バラバラな答が返ってくるでしょう。多少の表現は異なっても、ニュアンスが同じであれば良いのですが、多様化の時代ですので、必ずしも同じ意味合いで、それぞれが表現されているとは限りません。
 このことが共通認識の難しさですが、一般的には、共通認識ということは、それほど重視されていません。筆者が、「共通目標・共通認識・共通行動」ということを強調しますのは、永年のコンサルティング経験から、「共通認識しているつもり」であって、必ずしも共通認識されていないというのが現実だからです。

 従って、ここでは、「経営理念」とは何かという言葉を、同じ土俵で考えるという共通認識するために、その本質を考えてみましょう。
 既述の通り、経営理念とは、経営活動の基本となる考え方で、企業の目的やその実現策の基本となる考え方、これを筆者は「経営思想」といっています。経営理念はまた、経営者の夢を実現するための信条であり、判断や行動の基準となる指針ともいえます。
 それでは、経営コンサルタント団体であります日本経営士協会の研修から、いくつかをご紹介します。

 「会社をどういう目的、やり方で経営していくのか」の基本となる経営の思想であるといえます。
 経営理念には、目的だけではなく、方法論といいますか、行動の基準となる考え方や方法というものも含まれることが多いのです。たとえば、「市場ニーズに即した商品を提供することにより」というように、その方法論・考え方を盛り込むことがあります。
 経営者として、どのような会社にしていきたいかという「思い」や「志」を明文化して、全社員に経営者の考え方を徹底しようという内容が盛り込まれています。
 経営者や管理者が、行動や判断をするときの指針としての信念として、身につけなければいけない信条ともいえます。
 企業活動における基礎となる、全体を包括する考え方と思想ともいえます。いうなれば、長期的な企業活動の哲学と表現しても良いでしょう。

 それでは、日本で最も伝統のある経営コンサルタント団体であります日本経営士協会では、どの様に定義づけしているのか、ご紹介します。

 日本経営士協会では、次のように定義づけしています。
  経営活動の基本となる考え方で、
  企業の目的やその実現策の基本となる経営思想として、
  経営者の夢を実現するための信条であり、
  判断や行動の基準となる指針
 戦略や経営計画、管理の仕組みやシステム、組織的に活動するときなどに、バックボーンとなる基本的な考え方であり、経営者を始めとする全員が、経営の判断をしたり、行動を起こしたりすときなど、経営活動の全てにおいて基準となる「ものさし」なのです。

 経営理念に類似した用語も多数あります。それらにつきましては後述いたします。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 6月27日 ■ ちらし寿司の日 ■ 演説の日 面白い記念日があるのですね  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 露天風呂に浸かってのんびりと 626
 日本人は温泉好きで知られていますが、ヨーロッパでも温泉があり、日本の湯治に似ているようです。
 病気治癒のための施設があり、そこにはお医者さんもいます。
 ローマ風呂は、日本の温泉地にも時々見かけますように、ローマ人は風呂好きだったようですね。
 最近は、海外からもお客さんが来るようになってきました。
 長い髪を温泉の湯につけたり、洗い水を飛ばしたり、タオルを湯船につけたりとマナー違反も多いようです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【今日は何の日】 6月27日 ■ ちらし寿司の日 ■ 演説の日 面白い記念日があるのですね  一年365日、毎日が何かの日

2024-06-27 00:03:00 | 【今日は何の日06月】

 

  【今日は何の日】 6月27日 ■ ちらし寿司の日 ■ 演説の日 面白い記念日があるのですね

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ ちらし寿司の日

 卵焼きなどの調理用食材を製造販売する広島県の株式会社あじかんが制定しました。

 岡山のちらし寿司「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった備前岡山藩主・池田光政の命日を選んで、設定されています。

 ちらし寿司は、酢飯に多種類の具材を合わせて作る寿司の一種であることは一般的です。
 語源は文字通り寿司飯の中、あるいは上に様々な具を「散らす」という意味で、単に「ちらし」と呼ばれる事もあります。

 江戸前寿司においては、白い酢飯の上に、にぎり寿司に用いる寿司種を並べたものを指します。

 関東周辺以外の地域では一般に、酢飯に調味した具材を混ぜ込み、錦糸卵や海苔などで飾り付けを施したものをちらし寿司というそうです。

 酢飯の中に何も混ざっていないのが「ちらし寿司」、酢飯に様々な具材を混ぜたものが「五目寿司」と、私達は区別しています。

 発祥は、鎌倉時代に起源を持つとされる「五目ちらし寿司」のほうが古く、「江戸前のちらし寿司」は江戸時代後期に寿司職人の賄い飯として誕生したと言われています。(【Wikipedia】を基に作成)

■ 演説の日 

 
 1874(明治7)年6月27日に、慶応義塾大学の三田演説館で日本初の演説会が行われたのを記念して、この日が「演説の日」と制定されました。三田の慶応大学をはじめて訪問したときに、南校舎と煉瓦校舎の間に古びた建物があるなと思って見たらそれが演説館でした 

 学問のすすめで知られる福沢諭吉翁が、慶應義塾を創設したことはよく知られています。海外の状況を説明するために、今日使われているいろいろな言葉を翁が作りました。

 その一つが「演説」という言葉と言われています。上述の日の演説で翁は「日本が欧米と対等の立場に立つ為には演説の力を附けることが必要」と説いたそうです。 

 アメリカでは子供の頃からディベート訓練で、他の人と対等にやり合える力を身につけます。日本が外交に弱いのは、このような訓練を受けず、「あうんの呼吸」とか「ツーと言えばカー」というように以心伝心をモットーとしているからでしょうか。 

 グローバルな時代、演説力をはじめ、ロジカル・シンキングなどなどいろいろなことを子供の頃から身につけておくことは必要な気がします。 

 手前味噌で嫌われそうですが、「ロジカル・シンキングがよ~くわかる本」(秀和システム)は、弊著のひとつです。 


■ 【今日は何の日】その他 
◇ 宗頤(そうい)寂

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