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【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  日本の宇宙ビジネスのすそ野を広げる 3531-4b12

2024-11-12 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  日本の宇宙ビジネスのすそ野を広げる 3531-4b12

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   日本の宇宙ビジネスのすそ野を広げる 3531-4b12
 東京大学と東京工業大学(大学名変更前)の学生たちが「CubeSat(キューブ・サット)」と 呼ばれる超小型衛星の打ち上げに世界で初めて成功したのは2003年のことだ。 1辺10センチの立方体で重さはわずか1キロ。東京・秋葉原の電気街で市販の 部品を買い集め、300万円ほどの費用で作りあげた。打ち上げられた衛星は4、 5日のペースで1枚の画像を地上に送信。登録した一般の人向けに無料で画像 を配信したところ、多くの応援メッセージが寄せられたそうだ。

 小型衛星の製造・開発、衛星関連の幅広いサービスを提供するA社代表取締役CEOのN氏は、このプロジェクトに携わった学生の一人だ。当時、衛星に搭載するカメラの開発を担当し、無料配信を提案したという。 応援メッセージが届くことまでは考えていなかったそうで、「自分たちが作っ たものが第三者に評価されることに新鮮な発見があった」と語る。

 その後2008年、恩師の後押しを受けて大学発ベンチャーとしてA社を起業。これまでに9機の小型衛星を製造・運用する。学生時代よりも手掛ける衛星は大きくなったが、それでも重さは100キロクラス。国や大手企業 が手掛ける大型衛星に比べればコンパクトで製造費用も安く、製造期間も短い。リーズナブルかつスピーディーに利活用できるメリットがあり、衛星利用を模索する世界中の企業から多くのオファーが寄せられている。

 世界に目を転じると、宇宙産業の市場規模は2040年に100兆円にのぼると予 測されている。巨大市場を日本がどれだけ囲い込めるのかは日本の未来を占う テーマだ。その中で、A社は衛星の開発から運用まで利活用を支援するサービスを新たにスタートさせた。「打ち上げの煩雑な手続きや衛星の運用を信頼性高くサポートする。後進の宇宙ベンチャーが目的・ミッションに 集中できる環境を整えたい」とN氏。宇宙産業のすそ野を広げる取り組みで、 今後の事業展開に大きな期待が寄せられている。

【 コメント 】
 学生時代に培った技術や知識を活かして、宇宙ビジネスに参画するという発想が、私のような凡人にはできないことです。
 これから、小型衛星が次々と打ち上げられる時代になってゆくでしょう。
 夢のあるビジネスです。
 しかし、大企業でも尻込みをする宇宙ビジネスです。
 その分野に果敢に挑戦するA社にエールを送りたいです。
  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

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