【経営コンサルタントの独り言】 臭う、匂う、香る、薫る?? 日本語は繊細 201
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■ 臭う、匂う、香る、薫る?? ニオイの日に思う 201
2月1日は「ニオイの日」の日でした。
「臭いの日」としないで、「ニオイの日」としたことに素晴らしさを感じます。
もし、その意味がお解りの方は、すばらしい日本語の語感をお持ちだと思います。
「悪臭」「変な臭い」「臭い」「臭い飯を食う」「面倒臭い」という表現から、「臭」という字は、あまりよいイメージを感じません。
広辞苑第六版を見ますと、トップに「いやなにおい」が表記されています。
そのほかの意味も芳しくありません。
おなじ「におい」でも「匂い」となると、広辞苑でも好感度のある意味が表記されています。
そのものから ただよってきて、鼻に感じられるもの。
それらしい感じ。おもむき。「下町の━がする」
〔雅〕美しい色つや。「━めでたき桜花(サクラバナ)」
うなぎ屋さんの前を通るとき漂ってくる薫りはなんとも言えませんね。
これも「良い臭い」と書かず「良い匂い」と書くべきでしょう。
日本語に詳しい私ではありませんが、最近の日本人は、語感が低下していると思います。
「生足」
私は生首を連想してしまいますので・・・
「生き様」
「ざまーみろ」という言葉がありますが「様を見ろ」から来ていますが、この場合の「様」は決して良いニュアンスではありません。
「生き方」と表現するだけで、私のように違和感を感じる人が少なくなると思います。
私が、このような話をしますと、大半の方が、「なぜ、あんたはそんなことにこだわるの?」と疑問を持たれます。
これも感覚のずれなのでしょうね。
【経営コンサルタントの独り言】 日本語力の低下
TVを見ていても、講演会などを聴いていても、日本語のイントネーションがおかしいのが気になります。
イントネーションとともに気になるのが語彙不足といいますか、言葉が本来持つ語感に対する意識・知識の低下です。
先日TVを視ていましたら、「梅のニオイが気になる時期になりました」とアナウンサーが言っていました。
梅は「匂う」ことはありますが「臭う」のではないのです。
アナウンサーといえば、言葉のプロです。
そのプロが、語感を持っていないのではプロといえませんね。
(ドアノブ)
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