kenharuの日記

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外壁タイルの割れ

2019-11-22 | 一条の家
久しぶりに「一条の家」カテゴリーで書いている。

先日、外壁タイルの割れに気がついた。
テープを貼ったのが割れたタイル。


一条の家は、フィリピンの工場で作った部材を持ってきて、それをプラモデルみたいに組み立てて作る。
この壁は、わが家専用に作られたタイル付きのパネル(サイデング)を貼ったものである。
タイルの大部分はフィリピンで貼られたものだが、パネルとパネルの接合部分を覆うタイルだけは、現場で手貼りされる。
その手貼りタイルが割れたのである。

この2年間に大きな地震は起きていない。
一条の家は耐震性能が高いし、わが家はちっぽけな家なのに地盤改良の杭(ソイルセメント)を33本も打ち込んである。
基礎コンクリにも亀裂は生じていないから、割れは部材の膨張収縮によるものではないかと思う。
壁面の防水性能にも問題は無さそうである。

このままでも構わないと思ったが、念のため一条工務店に連絡すると、無償修理をしてもらえることになった。
今日、工務店の人がやってきて、割れたタイルに取替指示のテープを貼って帰った。


縦に12枚、割れたタイルにテープが貼られている。
絆創膏を貼って済ませたかのように見えて、少々情けない眺めである。
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手作りサーキュレーター

2019-08-03 | 一条の家
エアコン1台を24時間稼働させることで全館冷房をしている。
しかし、ボクの部屋だけは少々暑い。
冷気が各室に行き渡るようにと、ドアは全部開けっ放しにしているが、空気の流れが悪いようでボクの部屋はいつも0.5度~1.0度高いのである。

そこで、廃品である12ボルトファンをサーキュレーターにしてみた。

開けっ放しのドア枠上部に取り付けて、ボクの部屋の熱気をダイニングに送り込もうというもの。

やはり廃品の12ボルトアダプターを電源に使って、サーキュレーションを開始。

1ワット未満のファンだから、静かで電気代も安い。
一ヶ月回し続けても、たぶん20円未満で済む筈だ。
同じファンがあと3つあるから、その気になれば最大4つまで並べることが出来る。

稼働させて1時間後に調べると、ダイニングとの温度差は0.2度まで縮小した。
どうやら、これ1個で良さそうである。



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夏支度

2019-06-06 | 一条の家
今日は30度超えの暑さになるらしい。
これに備えて、昨日は自宅の暑さ対策をした。

日没寸前まで西日の入り続ける窓には、手作りの外付けルーバーを取り付けた。


南の窓には、これも室外で日射を遮るための、ブラインドを張った。


右の窓は、午後になっても日が当たるので、二枚重ねにしてある。
窓の上部に滑車を取り付けてあるから、簡単なロープ操作で上げ下げが出来る。
脚立に乗るのが危うい歳になってきたからである。


リビングのエアコンは、既に5月末から稼働させている。


風向き制御板の効果で、屋内のどこに居ても肌に冷風を感じることがない。
設定温度は27度で24時間稼働。
家中のドアを開け放してあり、これ1台で全館冷房をしている。
夏の暑さが去る9月末まで、4ヶ月間は稼働させ放しになる。

しかし考えてみれば、床暖房のスイッチを切ったのが5月の連休明けだったから、今年になって自然な気温のままに暮らしたのは僅か20日間ほど。過去1年間を振り返ると、実に10ヶ月以上を、人工的な空気の中で暮らしたことになる。
宇宙船暮らしでもないのに、これで良いのだろうかという気がする。
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異音

2019-01-09 | 一条の家
築一年のわが家。
新築当時から、時々異音が聞こえるという問題を抱えている。
場所はボクのベッドの枕元。
発生頻度は月に数回程度。
かすかな音なので、音源の方向が上下左右どちらからなのか分からない。

「コト、コト、コトコト・・・」
不規則音なので、いったん気にし始めると、場所が枕元だけに結構気になって眠りを妨げる。
何かが風に揺れて衝突しているようでもあるし、配管内で気泡が動く時の「ポコ、ポコ」という音ではないかとも思える。
工務店が床下に潜って調べたり、床暖房の業者に配管内の気泡をチェックしてもらったりしたが、調べた日には異音が出ていなかったこともあって、未だに原因がつかめていない。

今日は珍しく、朝からずっと異音が出続けている。
犯人を現行犯逮捕するには絶好のチャンスである。
床下に潜って、ベッド下あたりで耳をすませたが、何の音も聞こえない。
しかし、寝室に戻ってみると相変わらず異音は続いている。
床下ではないから、犯人は壁裏か天井裏に居るに違いない。

壁裏は屋外で、道路に面している。
今まで何度も、異音の出ている時に外に出てみたが、何も聞こえなかった。
音源になりそうな物品なども置いていない。

今日は根性を入れて丁寧に捜査した。
ちょうどベッドの頭位置の真裏に電気のメーターがある。


これをそっと撫で回してみると、メーターの窓枠にはめ込んだプラスチックにガタがあることに気づいた。
脚立に乗って耳を近づけてみると、僅かな風を受けて「コトコト・・」という微音を出していることを発見!
ちょっと離れただけで、もう聞こえなくなる、ごく小さな音である。
どういうカラクリか分からないが、この微音が増幅されて壁裏に伝わるのだろう。

プラスチック枠を外し、上下を逆さにして嵌め戻したら、ガタつきが無くなった。


寝室に戻ってみると、もう異音は聞こえない。
丸一年もかかったが、ようやく今日、犯人を現行犯逮捕出来た。
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乾燥の季節

2018-12-16 | 一条の家
北風が吹き始めると、関東平野は冬晴れの続く乾季を迎える。
昔は毎日のように気象庁が「異常乾燥注意報」を出していたが、「毎日なら異常とは言えないだろう」という理由から、今はただの「乾燥注意報」に変更されたらしい。

屋外が乾燥注意報でも、床暖房のわが家は毎日が異常乾燥になる。
加湿器を稼働させないと、たちまち湿度は30%台に下がる。
風邪ウィルスは、湿度が50%以上になると激減するが、乾燥状態では元気に飛び回るという。

これはリビングの加湿器。



こいつを稼働させると、1時間ほどで40%台に上がる。

室温は常時21~22度にしている。

寝室には気休め的な自然蒸発式加湿器があるだけ。

実際は、室温を低めの19度にすることで湿度40%を確保している。

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テーブルをコタツ化

2018-11-12 | 一条の家
カミさんが「コタツが欲しい」と言い出した。

11月から床暖房のスイッチを入れたので、屋内に寒い場所などは無い。
しかし全館床暖房の家というのは、寒い場所は無いが、身体を暖められる場所も無いのである。
床は、裸足でも冷たくはないが、ポカポカと暖かいわけではない。
高気密高断熱&床暖房は、家中どこもが生ぬるい暖房システムなのである。

寒けを感じたり手足が冷たい時は、コタツのような、暖まれる拠り所が欲しくなる。
しかし、狭い家だから家具は増やしたくない。
テレビ前のテーブルをコタツ化することにした。

このテーブルは高さが変えられるので、正月には食堂で臨時の食卓にもなる。
さらにコタツになれば、一脚が三役になる。

で、今日届いたのがこれ。

輻射式の足温器300ワット。
足を載せて使うもので木製である。

これをテーブルの下に置いて、


ベッドカバーを被せる。


テーブルを低くすれば、床に座っても使える。


テーブルの脚が邪魔になると思ったが、使ってみると、鉄製の脚全部が手頃に暖まって、足で触れれば心地よい。
どうかなと思いながらの試みだったが、結果は大成功。
これで、寒けを感じた時の拠り所が出来た。
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エアコンつけっぱなしの電気代

2018-08-16 | 一条の家
気になっていた「真夏の電気代」が判明した。
13,380円也。

猛暑日が続く中で、全室を常時27度台に維持させた実績である。
期間は7月8日から8月7日。


(4~6月はクルマ旅による留守日がある)

思ったよりも安かったのでホッとした。
オール電化での実績だから、ガスや灯油の料金を合わせた全光熱費相当ということになる。
冬場は、24時間全館暖房をしても、平均で2万円程度に収まることが既にわかっている。


総務省による「2人世帯」データを見ると、光熱費がかさむのはやはり冬場である。
1~3月の家計調査とわが家を比べてみた。


うちの方が少し高くなっているが、総務省データには灯油代などが入っていないようである。
いずれにせよ、初めての全館24時間暖房&冷房は、費用的にたち行くことがわかって安心した。
(なお、わが家はソーラー発電はしていない)
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一条工務店

2018-08-04 | 一条の家
一条工務店は、全くマスメディア広告をしないから、知名度が低い。
にもかかわらず、注文住宅分野の販売棟数で日本一になった、興味深い会社である。
企業広告ではなく、インターネットの口コミを力にして、業績を伸ばしたのではないかと思う。

一条の家にはユニークな話題が多いから、その住み心地などをブログ発信するユーザーがとても多い。
トップレベルの高断熱高気密、24時間全館床暖房、特殊な海外生産(開発も部材生産も海外で、国内には営業しか居ない)・・・など。
ウェブ上には一条ブロガー同士のネットワークが自然発生していて、家の評価や長所欠点がよく分かる。
実際に住んでみての、外気温と室温の実測値、光熱費の月別データ、ソーラー発電の経済性、高気密高断熱の長所と欠点、住宅の不具合やアフターサービスの問題・・・など。
これを見て「一条工務店にしよう」という気になるのだろう。

神戸の震災で欠陥を露呈しまくった某マンションメーカーが、テレビで「マンションのことなら分かるんだ~♪」というコマーシャルを流している。
企業広告が信用できないことは常識だが、判断材料となる事実情報を持たなければ、イメージ広告に影響されざるをえない。
しかし、インターネットで情勢が変わった。
住宅は高い買い物だから、たいていの人がネット検索をする。
そして、ネット上で一条ブロガーに遭遇する。
実際に住んでいる人の体験談を読んでから、住宅メーカーを選べるようになった。

一条の家に関する口コミは好意的なものが多く、不思議なほどに悪評が少ない。
それは何らかの操作を疑いたくなるほどだが、口コミを重視した政策をとっているのだろうと思う。
少なくとも、購入者の満足度が高いことと、アフターサービスがしっかりしていることが、最大の要因になっていることは間違いなさそうである。
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換気装置のメンテ

2018-07-23 | 一条の家
わが家の換気装置。


押入れの半分ほどを占拠する邪魔者だが、給排気間の熱交換効率を上げるにはどうしても大型になるという。
冬場の効率は90%で、夏場は80%程度らしい。
新しい空気は矢印のダクトから各室へ送られ、約1時間で屋内空気の半分が入れ替わるという計画換気になっている。
高気密住宅では、人が住んでいる限り、これを稼働させ続けなければならない。

今日は換気装置のフィルターと虫袋の掃除。

屋外からの空気は、虫袋に入ってから、フィルターを通り、熱交換器へ行く。

虫袋には細かな羽虫とゴミが溜まっていた。


花粉やPM2.5はこのフィルターで取り除かれる。


考えてみれば、「計画換気と24時間冷暖房」の家は、全く人工的な空間である。
昨年11月に入居してから、桜の咲く4月までは床暖房が付けっぱなしだった。
そして6月にスイッチ入れたエアコンは、9月後半まで回しっぱなしになるだろう。
ボクらは、1年のうち9~10ヶ月間も、機械でコントロールされた空気の中で暮らすことになる。
連想するのは、水槽で飼われる熱帯魚だ。
住めば快適とは言っても、不自然な暮らしという気がしてならない。
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お試し・24時間全館冷房

2018-07-13 | 一条の家

今日も猛暑。
午後2時現在の観測点気温は35度を超えている。



一条工務店の家で「24時間全館冷房」をお試し中である。
猛暑が続く中で、その結果が見えてきた。

まず、お試しの条件は以下のようなものである。
①2LDKの平屋。
②リビングのエアコン1台を、毎日24時間つけっぱなしにする。泊りがけの外出でなければエアコンは止めない。
③隣室は、ドアを一日中開けっ放しにして、リビングから漏れ出す冷気だけで冷やす。

24時間全館冷房と言うのは、人のいる空間の空気だけでなく、屋内の全部を冷やすという発想である。
家の断熱材の内側の全てを(壁や床はもちろん、食器棚の中の茶碗や、押し入れの中の布団も)冷やして快適な温度に維持する。
だから、屋内の隅々までの温度が安定するのには、かなりの時間がかかる。
床暖房の場合は、屋内全部が暖まって室温が安定するまで3日かかるというから、冷房でも似たようなものだと思う。


体感温度=(室温+輻射温度)÷2

この計算式は平均輻射温度(MRT)と呼ばれるもので、これを体感温度とする考え方がある。
人は空気の温度だけでなく、壁や天井などからの輻射熱をも併せて感じ取っている。
この輻射温度も適正にしないと、居住空間は快適にならないと言うのである。


さて、お試しの結果。
エアコンのスイッチを入れてから既に一月ほど経過したし、今は33度超えが続いているから、そろそろ結果を評価して良い頃合いだろうと思う。
①リビングのエアコンの設定温度は27度。
②リビングの室温は常時26.5~27.5度の範囲に収まっている。
③ドアを開いたままの隣室の室温は、夜も昼も、リビングより1度ほど高い。
④壁や押し入れの表面温度は、ほぼその部屋の気温と同じ。
⑤午前中は東南の窓からの輻射を、午後は南西からの輻射を、こまめに防いでいる。

体感温度が安定しているおかげだと思うが、毎晩快適に眠れている。
寝室にもエアコンはあるのだが、このぶんでは、永遠に出番が無いだろうと思う。
という状況なので、試していた「24時間全館冷房」は、こと「快適さ」に関しては成功のようである。
そして、最後に確かめなければならないのは「東京電力の請求書」ということになる。
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