kenharuの日記

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発芽抑制剤

2016-02-09 | 食べ物
中国産の大玉ニンニクが1キロ298円で売られていた。

青森産に比べれば、実に10分の1の安さである。
同じ店頭に、同時に価格10倍の国産ニンニクが並んでいるという現実は、ほとんど驚異である。

ニンニクは10月頃になると芽が出始める。
去年の10月、買い溜めしたニンニクの発芽を遅らせようと冷蔵庫で保管したら、発芽は抑えられたものの、根が伸びてしまった。

球根は時期が来れば発芽発根するのが当たり前である。

10月以降に店頭に並んでいるニンニクは、何らかの発芽抑制処理が施されたものである。
青森産ニンニクについて言えば、以前は発芽抑制剤を使っていたが、最近その薬剤に発がん性が見つかったため、今では薬をやめて、複雑な温度処理を施すようになっているらしい。
この温度管理設備には、かなりの費用がかかるという。

中国産ニンニクは安いけれど、残留農薬が心配だから、手を出す気にはなれない。
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