kenharuの日記

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珍風景

2013-03-21 | 旅行記
香南市にある道の駅「やす」で朝を迎えた。

昨日、この道の駅に着く直前に、国道からこんな珍風景が見えた。

助手席に居たボクは、「なんだあれは!」と望遠レンズを向けた。

今朝は、この珍風景について、駅の売店で尋ねてみた。
「手結可動橋」と言うものらしい。
歩いて行ける距離にあるので、早速見物に出かけた。

橋がそびえたっている。

橋のたもとには、開閉の時刻表が掲示されている。
1時間ごとに開閉を繰り返すようだ。

橋の上がる様子を撮影してみた。
予定時刻になると、線路の踏み切りみたいな遮断機が下りる。


橋が上がり、橋げたが見え始める。


どんどん上がる。


水路を船が通れるようになった。


可動橋があるのは、この小さな船溜まりにある漁船たちを海へ通すためである。


しかし不思議なことに、橋が上がれば橋の向こうに渡れなくなるというわけではない。
この小さな船溜まりの周囲を迂回すれば、人も車も、橋の向こう側に出られるのである。

魚網を繕っている漁師さんに尋ねてみると、
「橋がなければ大型車は通れないだろうけど、無くても困らない」
「観光客? ほとんど来ないね」
「維持管理だけで、大きな費用がかかるだろうに、馬鹿なものを作ったもんだ」
と吐き捨てた。

ここらの桜は3分咲き。
道の駅ではツバメが繁殖を始めている。
今日は車窓から田植え作業を見た。

今夜のねぐらは、道の駅「南国風良里」。
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室戸岬から香南市へ

2013-03-20 | 旅行記
室戸岬に近い、道の駅「宍喰温泉」の朝。
カミさんの足が不調なので、今朝は1人で海岸を散歩した。


一緒に遊んでくれた友人と別れると、ボクらは室戸岬へ向かった。
室戸岬の先端に立つのは今回が初めてである。
岬看板の前で記念撮影。


岬の売店前で、巨大なミミズを発見。
巻尺を持ち出して測ると、縮んだ時の長さが30センチもある。

店のおばさんが「かんたろうミミズです」と教えてくれた。
このミミズは、一斉に生まれて、2年経つと一斉に死ぬのだそうで、新旧の世代が重なることのない、変わった生態を持っているらしい。

室戸のレストラン数軒が、キンメ丼というのをPRしている。


1軒の食堂を選んで昼食にした。
ボクはキンメ丼を頼み、

カミさんはカツオ叩き定食を頼んだ。

違うものを頼んでいるが、食べるのは半分ずつだ。
キンメ丼が旨かった。

食堂に貼っている、ビールのポスターが気になった。

意味不明。

食堂のテレビも印象に残った。

地震対策だろうな。

55号線を高知方面へ向かう。
道沿いにある二十三士温泉で入浴してから、今夜のねぐらである香南市の道の駅「やす」に到着。

駅の魚屋が「カツオを店の前でワラ焼きする」というので頼んでみた。
昔ながらのワラ焼きは、数年前に「カワウソの里すさき」で食べたことがある。

魚屋はバケツに大量のダンボールを入れ、真ん中の底に新聞紙を埋め込んで、その上に一掴みのワラを載せた。
新聞紙に着火すると、次にワラが燃え、すぐにダンボールに燃え移る。


火勢が十分に強くなり、カツオを焼き始める頃には、燃えているのはダンボールだけだ。


「これはダンボール焼きだ」と笑ったら、「ワラはすぐに無くなるんですよね」だって。


こんなわけで、晩飯のオカズは、またしてもカツオ叩き。
ダンボール焼きも美味しかった。
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アオリイカ釣り

2013-03-19 | 旅行記
徳島の友人宅駐車場で朝を迎えた。
今日の予定はアオリイカ釣り。

朝食後に室戸岬方面に向かって55号線を南下した。
途中で道の駅「日和佐」に立ち寄り、売店で昼食の弁当を買う。
道の駅にしては珍しく、美味しそうな弁当が多い。


無料の足湯もあった。


さらに20キロほど南下し、県境のすぐ手前にある海陽町に到着。
釣り場は写真中央の突端。白服の釣り人が見えている。


友人の手ほどきで、生きた鯵を針につける。

鼻先に針を引っ掛け、背びれにイカ釣り針を仕掛ける。

ウキをつけて海に投げる。
鯵を泳がせながら、潮の流れに乗せて、アタリを待つ。
何度か投げ直すと、鯵は弱って動かなくなる。
死んだ鯵を針からはずして、元気なのに取り替える。

釣果のないままに、生きた鯵がどんどん減って、死んだ鯵が増えた。

死んだのは唐揚げにでもするのかと思っていたら、カモメに食べさせるという。もったいない。

イカ釣りの本番は暗くなってからなのだが、夕刻の5時に納竿。
ボウズのまま終わるのは心残りだったが、今日は初めてのアオリイカ釣りを教わって面白かった。
友人には何から何まで、すっかりお世話になった。
次回は必ず釣り上げて、恩返しをしよう。

高知県との県境にある道の駅「宍喰温泉」まで走り、「ホテル・リビエラししくい」で温泉に浸かった。
建物は立派だし、泉質はヌルヌル。
今夜はここにP泊である。
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徳島

2013-03-18 | 旅行記
勝浦町の道の駅「ひなの里かつうら」の朝。
今日は予報どおりに風雨が強く、テレビニュースが和歌山~徳島間のフェリー欠航を報じていた。
予定を前倒しして、一日早く徳島に渡ったのは正解だったことになる。
徳島の友人宅を訪問する約束が守れて良かった。

勝浦町では、ビッグ雛祭りという一大イベントが開催されていた。
これが千葉県勝浦市の雛祭りにそっくりなので、道の駅の係員に尋ねてみた。

徳島県勝浦町と和歌山県那智勝浦町と千葉県勝浦市は、互いに提携して、勝浦ネットワークというのを作っているのだという。
そして、係員は「雛人形をピラミッドのように高く積み上げるのは、わが町が最初にやったのです」と胸を張った。

午前中は直売所を覗いたり、勝浦川の河原を散歩して遊んだ。

沈下橋風の橋があった。
後の鉄塔上でハヤブサが獲物を食べていたし、川の上空をミサゴが飛び回っていたから、バードウォッチングにもなった。

昼食はお気に入りの徳島ラーメン。

徳島に来れば必ず食べる、巽屋の肉玉入り。

午後は友人ご夫妻の別荘を訪問し、すっかりお世話になった。
内容には触れないが、ご夫妻に感謝感謝・・・
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墓参

2013-03-17 | 旅行記
道の駅「愛彩ランド」の朝。
広くて無人の駐車場・・・もしかしたらと心配していたら案の定で、真夜中に空ぶかしで遊ぶバイクが出現した。
だから今朝は少し寝不足。

朝食後、阪和道で和歌山まで走り、カミさんのご両親の墓へ。
今日はちょうど彼岸の入りで、親戚の方と一緒に、献花焼香して手を合わせることが出来た。
こうやって墓参りが出来、親戚の人たちと会う機会が持てているのは、クルマ旅を趣味にしたおかげだ。

今夜は和歌山市内でP泊するつもりでいたが、明日の天気予報はあいにくの「暴風雨」。
風が強ければ船が揺れるし、淡路島経由の陸路をとれば高速走行が怖い。
予定を変えて、夕方のフェリーで徳島に渡った。

徳島港から夜道をひとっ走りして、道の駅「ひなの里かつうら」に入った。
初めての駅に暗くなってから到着すると、そこがどんな場所なのか把握できない。
どうして「ひなの里」なのかも、明日にならないとわからない。

早速、車内で遅い夕食。
和歌山で買った、サバの「なれずし」が旨かった。

手前が「はやなれ」で、奥が「ほんなれ」。
昔の「ほんなれ」は、カビが生え、ネバネバの糸が引いていた。それをガマンして口に入れて、吐き気に襲われた経験がある。
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移動日

2013-03-16 | 旅行記
新東名の浜松saで朝を迎えた。
昨日に続き、今日も移動日である。
NHKの朝ドラを見終えると、再び西に向かった。
三ケ日JCTで東名高速に合流し、伊勢湾岸道の刈谷サービスエリアに到着した。

売店で好物の煎餅を買っていると、「東名阪道で14キロの渋滞」というアナウンスが聞こえた。
急いで刈谷を出発した。
東名阪道をあきらめて、四日市JCTの二つ手前のインターチェンジで一般道に下りたのだが、これが裏目に出た。
一般道は高速道以上に渋滞しており、おまけに、手前で下りた分だけ、渋滞の後に並ぶことになってしまった。
すっかりあきらめて、亀山までノロノロと進んだ。

亀山からは一般道を快調に走り、伊賀市で温泉博士を使って入浴。

渋滞のストレスを温泉で癒した。

すぐ先にある、道の駅「針TRS」でP泊したかったが、明日のお墓参りに備えて、もう少し走ることにした。
天理から高速に乗り、阪和道の岸和田和泉で一般道に下りて、道の駅「愛彩ランド」に到着。


ここは新しい道の駅だが、もともとは農産物直売所だったらしい。

土地柄、かんきつ類が充実している。

通行量が少ないのか、客のほとんどが地元の買い物客のようで、駐車場はすいている。


道の駅の裏手には池があって、その向こうにも広い駐車場が見える。


いずれの駐車場も、直売所の営業時間が終わると、誰も居なくなった。
今夜は静かに眠れそうだが、クルマの外は広くて真っ暗で、かなり不気味である。
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出発

2013-03-15 | 旅行記
今日は生ゴミの収集日。
出発日は、出来る限り、ゴミ収集日にしている。
留守宅にゴミを置いて行きたくないし、ゴミを持って出かけたくもない。

朝食を済ませると集積所にゴミを出して、最後の積み込みをした。
忘れ物はないか、し忘れた事はないか・・・チェックリストで再確認して、午前11時前に家を出た。
このところ、数日置きに春の嵐が吹き荒れたが、幸い今日は穏やかである。
横風に滅法弱いキャブコンだが、快適なドライブになるだろう。

安行インターチェンジから首都高速道路に乗ると、いきなり渋滞が始まった。
掲示板の首都高は、渋滞色でまっかっか。

今日は年度末の15日で、しかも金曜日だった。

まずは板橋ジャンクションで渋滞し、大橋ジャンクションの手前の地下道では、新宿付近からの大渋滞に巻き込まれ、およそ5キロの区間が歩行速度なみのノロノロ。
大橋ジャンクションで地上に出ると、今度は用賀までの渋滞。
40kmを2時間以上かけて走り、ようやく港北PAに到着した。

出掛けに積んだ、残り食材を簡単にチンして、車内で昼食。
満車状態のパーキングだが、とめたキャンピングカー内には、狭いながらも寛ぎの食卓がある。

カロリー控えめのヘルシーランチ。

午後はカミさんが運転し、御殿場ジャンクションから新東名に入る。
長距離走行は、いつも、およそ1時間で運転を交替する決まりだ。

途中の藤枝PAで大休憩。
お茶をした後は、PAから一般道へ出て、茶畑を眺めながらウォーキングをした。

さらに50キロほど走り、新東名が旧東名に合流する寸前にある浜松SAに入り、ここを今日のねぐらと決めた。
浜松SAは、小型車ゾーンと大型車ゾーンとが、建物で隔てられているから、新東名の中でも特に静かに眠ることが出来る。
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コルクボードを設置

2013-03-14 | 快適化
出発前日だというのに、今日はチョイと快適化工作。

100均で210円のコルクボードを2枚買ってきた。
それを分解し、2枚を付き合わせて、60×58センチの大型ボードに改造。
キャンピングカー内の壁に取り付けた。


この壁には、カレンダーや写真などを雑然と貼っていた。
写真のように何も貼っていないと、スッキリときれいだが、あった物を貼り戻したら、もと通りの雑然さに戻った。
快適化された点は、画鋲が使えるようになったこと。

キャンピングカーへの積み込みは90%完了した。
明朝、冷蔵庫に食料品を移したら、「出発前チェックリスト」で最終点検をする。
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温泉博士で入浴

2013-03-13 | その他
今日は春の嵐が吹き荒れた。
このところ何日も雨が降っていないから、外はホコリだらけ。
屋外に出ると、黄砂や杉花粉入りの砂塵が顔に当たって、眼も開けられない。

朝のうちはキャンピングカーの出発準備をしていたが、あまりの強風に、昼前に中止。午後は近所の日帰り温泉へ出かけた。
自宅から16キロほどの、蕨(わらび)市にある「やまとの湯」。
首都圏の温泉だから、入浴料金は750円もするが、買ったばかりの「温泉博士」を使っての無料入浴である。


地下1200メートルから汲み上げたという湯は、少しぬるぬるするコーヒー色の重曹泉だった。
わが越谷にもコーヒー色の日帰り温泉があるが、それよりもずっと色濃い。
人差し指を湯に垂直に入れると、指先が見えなくなるから、透明度は6cmぐらい。
珍しいほどの色の濃さである。

東京とその周辺には、モール泉に似たコーヒー色の温泉が多い。
そのどれもが、大深度のボーリングで汲み上げたものだ。
首都圏は建設工事が多いので、工事に付随したボーリングによる地質データが大量にあって、地下構造が詳細に分かっており、従って温泉を掘り当てるのが簡単なのだという。

今日はクルマ旅の出発前なのに、早くも温泉博士(450円)のモトをとってしまった。
明日は強風が収まるらしいから、最後の積み込みをしよう。
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近所に珍鳥

2013-03-12 | 野鳥
「朝日新聞に、越谷に珍鳥出現というニュースが載った」とキャンピングカー仲間からメールが入った。
ネット検索すると、珍鳥というのはヒクイナ。
確かに越谷では珍しい鳥だが、ボクは1昨年に四国で出会っている。

情報通の鳥見仲間に出現場所を尋ねると、自宅のすぐ近くなので、今日はカミさんとウォーキングがてらに立ち寄ってみた。
カメラマンが3人居たので、珍鳥はすぐに見つかった。

緋色のクイナだから、ヒクイナ。

採餌の様子を暫く撮影してから、周辺の田んぼ道をウォーキングした。
再び戻ってきたら、今度は見物人が誰も居ない。
警戒を解いたヒクイナは、すっかり寛いで、用水のど真ん中で水浴びを始めた。

ヒクイナの入浴シーンを見るのは初めての体験である。

今日は無風で暖かかったし、散歩がてらの鳥見は良い気分だった。
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