私は基本的に階段が嫌いで、エスカレーターやエレベーターがあれば必ずそちらを利用します。
下りは別に気にしませんので普通に階段を使いますが、どうも登りは面倒な感じがしています。若干右膝が痛いというのはあるのですが、そのためというよりは単に体に負担をかけるのが嫌いだけという理由です。
国立循環器病センターの研究チームが、階段で3階以上の階まで上がる機会が多いと、心房細動にかかるリスクが約3割低下することを明らかにしました。死亡や寝たきりに直結する脳梗塞の原因にもなる心房細動を予防することができれば、脳梗塞のリスク低減にもつながります。
心房細動は心臓にある「心房」に起こる不整脈の一種で、心房が細かく震えることで血液が滞留して心房内に血栓ができ、それが血流に乗って脳の血管に飛ぶと脳梗塞を引き起こす恐れがあります。
このようなタイプの脳梗塞は心原性脳塞栓症と呼ばれ、その死亡率は約12%程度で、約40%に重い後遺症が残ると言われています。
心房細動の予防には、健康障害を引き起こさない程度の「適度な」運動が有効とされ、身体活動量が増えると心房細動など循環器病の罹患リスクが低下します。
激しい運動はかえって健康障害を引き起こすことが研究で示されており、アスリートと心房細動の罹患率を比較した論文の解析では、アスリートの方が5.29倍心房細動に罹るリスクが高いことが分かっています。
研究チームは日常生活における簡単な身体活動の指標として、階段の利用率に着目しました。研究には1989年から同センターが実施しているコホート研究である「吹田研究」を用いました。
コホート研究とは対象集団を仮説として考えられる要因を持つ集団(暴露群)と持たない集団(非爆露群)に分け、一定期間の観察後に両群の病気の有無を調べるものです。
調査の対象は吹田研究の参加者である都市部にすむ30〜84歳の一般市民で、調査開始時に心房細動の既往の無かった6575人のうち、追跡期間(平均14.7年)中に新規で心房細動を発症した295人となっています。
対象者に「3階まで階段をどのくらい利用しているか」を質問して、2割未満、2〜3割、4〜5割、6〜7割、8割以上、の5択で回答を求めました。
利用率が2割未満の群を基準とした場合、6割以上階段を利用する群では心房細動のリスクが3割低下し、性別、年齢、運動習慣の有無を考慮しても結果はほぼ変わりませんでした。
日ごろよく階段を利用する人は、それ以外のシーンでも積極的に運動している可能性があり、日常的に体を動かすことが心房細動の予防につながると考えられます。
私は日常生活を暮らしていれば、適度な運動になっているという説ですが、現在やっている週1回のテニスレッスンは続けようと思っています。
下りは別に気にしませんので普通に階段を使いますが、どうも登りは面倒な感じがしています。若干右膝が痛いというのはあるのですが、そのためというよりは単に体に負担をかけるのが嫌いだけという理由です。
国立循環器病センターの研究チームが、階段で3階以上の階まで上がる機会が多いと、心房細動にかかるリスクが約3割低下することを明らかにしました。死亡や寝たきりに直結する脳梗塞の原因にもなる心房細動を予防することができれば、脳梗塞のリスク低減にもつながります。
心房細動は心臓にある「心房」に起こる不整脈の一種で、心房が細かく震えることで血液が滞留して心房内に血栓ができ、それが血流に乗って脳の血管に飛ぶと脳梗塞を引き起こす恐れがあります。
このようなタイプの脳梗塞は心原性脳塞栓症と呼ばれ、その死亡率は約12%程度で、約40%に重い後遺症が残ると言われています。
心房細動の予防には、健康障害を引き起こさない程度の「適度な」運動が有効とされ、身体活動量が増えると心房細動など循環器病の罹患リスクが低下します。
激しい運動はかえって健康障害を引き起こすことが研究で示されており、アスリートと心房細動の罹患率を比較した論文の解析では、アスリートの方が5.29倍心房細動に罹るリスクが高いことが分かっています。
研究チームは日常生活における簡単な身体活動の指標として、階段の利用率に着目しました。研究には1989年から同センターが実施しているコホート研究である「吹田研究」を用いました。
コホート研究とは対象集団を仮説として考えられる要因を持つ集団(暴露群)と持たない集団(非爆露群)に分け、一定期間の観察後に両群の病気の有無を調べるものです。
調査の対象は吹田研究の参加者である都市部にすむ30〜84歳の一般市民で、調査開始時に心房細動の既往の無かった6575人のうち、追跡期間(平均14.7年)中に新規で心房細動を発症した295人となっています。
対象者に「3階まで階段をどのくらい利用しているか」を質問して、2割未満、2〜3割、4〜5割、6〜7割、8割以上、の5択で回答を求めました。
利用率が2割未満の群を基準とした場合、6割以上階段を利用する群では心房細動のリスクが3割低下し、性別、年齢、運動習慣の有無を考慮しても結果はほぼ変わりませんでした。
日ごろよく階段を利用する人は、それ以外のシーンでも積極的に運動している可能性があり、日常的に体を動かすことが心房細動の予防につながると考えられます。
私は日常生活を暮らしていれば、適度な運動になっているという説ですが、現在やっている週1回のテニスレッスンは続けようと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます