ごっとさんのブログ

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赤い梅酒を作りました

2019-07-22 10:17:15 | グルメ
3年ほど前ですが、細い梅の苗木を買ってきて庭に植えていました。

何か理由があったはずですが、なんで植えようとしたのかは忘れてしまいました。次の年から小さな白い花をつけ、あまり派手な花ではないのですがそれなりに楽しんでいました。ただかなり遅咲きの梅で、近所の梅が終わったころに咲き始めていました。

育ち方もやや特徴があり、上に枝を伸ばすのではなく横に広がる形で大きくなっていきました。その梅の木に今年初めて実が5個つきました。気が付いたのは青梅になってからでしたが、どんな風に変わっていくのか楽しみにしていました。

この青い実がだんだん色づいてきて、黄色から赤みを帯びてきたのです。そのうち1個が自然に木から落ちましたが、オレンジ色から赤みがつき良い香りがしていました。

かみさんに言わせると梅ではなく杏子という事でしたが、確か買った時のタグには梅と有ったような気がしていました。落ちてから数日でかなり熟れてきて、良い果物の香りがしてきたので、食べてみることにしました。

皮をむいてみると果実も濃い赤色となっていました。私も杏子かと思って食べたのですが、それほど甘くなく酸味もあるまさに梅の実の味がしました(昔のことなので怪しいですが)。

そこでネットでこの梅の木を調べたところ、1999年ごろ開発された「露茜(つゆあかね)」という種類の梅であることが分かりました。この種類の特徴が記載されていましたが、枝の張り方や開花時期、花の形などが一致し、まずこの種類に間違いないようです。

この品種は赤い梅酒用に改良されたという事でしたので、私も梅酒を作ってみることにしました。レシピによると35度のホワイトリカーが適しているようですが、私が行ったスーパーの酒売り場にはそのような焼酎は無かったので、25度のやや安い焼酎を買ってきました。

ちょうど500mlぐらいの広口の密閉できる容器がありましたので、そこに色づいた梅を3個入れ、氷砂糖の代わりにスティックを数本入れ密閉しました。

すると2,3日で焼酎がピンクから赤くなってきました。本来梅酒は3,4カ月熟成するようですが、どういう味の変化がするのか10日ほどで半分ほどを出してみました。

赤ワイン程濃くは無いのですが、ロゼよりは赤い酒となっていました。比較のため残っていた焼酎とロックで飲み比べてみました。すると梅酒の方は良い香りと非常にまろやかな口当たりの酒となっていました。

ただ後味にやや酸味が残る味となりましたが、十分ロックで楽しめる焼酎となっていました。容器には残っていた焼酎を足して、今度は長めに熟成させるつもりですが、どんな風味に変わっていくのか楽しみです。


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