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牛筋の煮込み弁当/強制退出

2018年04月19日 | 田舎生活の衣食住
 牛筋の煮込み(牛筋肉、ロールキャベツ“キャベツ、がんもどき”、ニンジン、玉コンニャク、セロリ)
 ネギ入り卵焼き(棒ネギ、卵)
 金柑の甘煮
 野菜サラダ(セロリ、キャベツ)












 時間を掛けて煮込むので、前日から仕込んでおいて、当日の朝は火を通して冷ましてから盛り付け。
 牛肉の部位では、牛タンの次に好きな筋肉なのだ。箸でホロホロと崩れるくらいまで煮込むと、噛み締める度に、ジュワーッと、肉の旨味が続き、んっまい(美味い)のだ。
 さすがに牛筋は、白出汁で煮込むだけではいけないので、出汁、醤油、ミリン、豆板醤で味付け。
 今回はコンニャクとのジョイント用の調味料で、牛筋と焼き豆腐で煮込む時は、砂糖で甘くするのさ。大根も牛筋と合うよな。大根の時は、ちょい辛目か、薄目と決めているのだ。
 そんな訳で(どんな訳だい)、ひと品てんこ盛りお菜は、かなりの高順位で美味かった。どっ、見ても二人前の煮込みを、瞬時に食べ切ってしまった。
 そんな訳で(こんどはの訳は意味有り)後は「卵焼き」だけだった。オーソドックスにネギ入りな。そういやあ、最近の人って、刻んだネギと溶き卵を混ぜた、「ネギ入り卵焼き」って食べているのかなあ。昔は割りかし定番だったような気がするけれど、我が家だけか? そして子どもにはこれはキツかったあ(笑)。幼い舌には、美味さがひとつも伝わってこなかったのだよ。

 朝っぱらから珍しく栗男がグズっていた。朝食(何故か早朝4時と決められた)にすっ飛んで来たまでは良かったのだが、ムシャムシャひたすら喰って、腹が満ちてからがいけない。フードが気に入らなくて、グズるグズる。今更なのに。
 張り裂けんばかりの大きな鳴き声(意外に声は可愛いのだが、幾ら可愛くても、幾ら田舎でも、近所迷惑に成り兼ねないくらいの雄叫び)。
 そして足下に擦り寄りながら、大いに甘えて鳴く。だが、ここで負けたら舐められるので、こちとらも引けねえのだよ。最初は鳴き声に返答していたけれど、段々面倒になって無視していたら、いつの間にか眠っとった。子どもと同じだなあと、微笑ましく見る。「眠っている時は天使」も、子どもと同じ。だは。かなりの猫馬鹿だああああ、自分。
 だが、そんなほんわりとした気持ちも直ぐにすっ飛んだ。昼飯後(第一なんで昼飯を喰うんだよ)も、また朝のリフレイン。
 今度は昼食をつかる我が足下に、スリスリ。無視されると、猫が入ってはならない部屋に入ろうとバリバリ。コヤツも戸を開けられる猫だったのと、ぐー猫みたいに聞き分けが良くないので、我が家はあちゃこちゃに変な鍵が取り付けられ、増々怪しくなっている。
 猫のオペラ(おっさんなのに、ソプラノ)を聞きながら、飯を喰う習慣はないので、強制退去と相成った次第。





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