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お節料理の下拵えが出来ました/カウントダウン

2014年12月31日 | 田舎生活の衣食住
 未だ途中ですが、早朝から拵え始めたお節料理。下拵えの済んだものを、ひと休みついでにご紹介(来年の自分のレシピにする為でもあります)。

 紅白なます。





 煮染め。




 海老の鬼焼き。ああっ、焼き過ぎた。




 レンコンのキンピラ。




 巾着キントン。茹でて裏ごししたさつま芋に砂糖を加えて粘りが出る迄日にかけたら、一口大をラップに取り、中に甘栗(栗の水煮が手に入らなかったので)を中に包んで、巾着状にラップを絞るだけ。簡単。口なしをミカンで代用しましたが、きちんと黄色くなりました。
 毎年、芋だけだったので、くすんだキントンになっていたのです。






 後は、午後にしよう。

 到来物の、切り胡麻昆布。函館の物です。旨味が凝縮されていて凄く美味しい。今朝、納豆に混ぜてご飯に乗っけて頂きました。お茶漬けも良さそう。我が家は、お茶漬け、おかゆ、雑炊といった類いは食べないのですが、この昆布はお茶漬けでも食べてみたい美味しさです。





 ついに晦日。今日いち日で2014年もお仕舞いになりました。早いですねえ。
 昨日は、珍しく青天。そして風もなく穏やかな日とあって、片付けやら正月の食器や着物やらを出したり、なんやかやと用事に明け暮れました。
 そして爆発的にお腹が空いていた昼食に、おおよそ2人前をどか食いです。「どうしてお腹が減るのかな」という子どもの歌が頭の中でぐるぐる回っていました。
 心無しか頬がふっくらしてきたので要注意なのですが、食欲が爆発すると押さえ切れない意志の弱いわたくしです。
 そうそう、今年初頭の正月番組(録画)は未だ観ていません。本日はお節料理作りなので、観ている暇もないし、観ぬままに年越しです。
 
 何時だったか忘れましたが、香港での旧正月の大晦日に年越しライブに行きました(ひとりでです)。香港のライブってねえ、開始時間から大凡45分は遅れて始まるのが常なのです。何故か、時間道理に来れないからなのです。それが分かっていても几帳面な日本人(わたしのこと)は、開始時間30分前には会場に入り、15分前には着席しています。
 そして待つのですから、1時間は待つ計算になりますよね。
 それが普通であるかの如く始まるステージ。その日、大晦日のライブもそうでした。ライブ後には花市に行く約束があったので、気が気ではありません。
 そして、通常ライブって3時間弱くらいなのですが、何故だか、一向に終わりません。多分、いえ恐らく説明書きよ読んでいなかったのでしょう。いえ、読めなかったのでしょう。
 既に深夜0時に及ぼうかといった時刻にも関わらず、終わる気配のないライブ。花市を待っている知人への連絡も出来ず、焦り始めた頃、なんと、それまでのストーリーには関係なく(ミュージカルでした)、カウントダウンが始まったのです。
 ああっ、ほかの人は知っていたのだろうか? カウントダウンのライブだったのでした。
 そしてまたストーリーが展開し、終了したのは翌日の2時近く。
 そこで、約束したのだから電話した方が良いのか? それとも時間も時間だから別の機会に連絡した方が良いのか? こういう時、律儀な日本人(わたしのことだけど)は大いに悩みます。
 香港人なら、約束があっても後からもっと楽しい約束が入れば、最初の予定は平気で保護するのですが、日本人にはそれは出来ません。
 悩んだ結果、「ここは眠らない町・香港だ」。で、電話しました。それから何処で合流したのかは忘れましたが、香港人家族に混じって花市に出掛けました。今思いと、先方にとっては迷惑な話ですよね。
 因に、そこまでして出掛けた花市なので、何だか良く分からない花を購入し、我が海外生活で唯一の花のある正月になりました。
 ニューヨークのビッグアップルでのカウントダウンも経験したことがあります。深夜など危なくて出歩けないニューヨークですが、この日だけは別。人通りが多いので、「大丈夫」とホテルマンも太鼓判を押していました。
 行ってみて驚いたのが、集まっている人のほとんどがユダヤ系だったこと。ユダヤ系の人ってこんなに居るのか? と興味津々で、カウントダウンどころではありませんでした。
 そして、通りすがる見知らぬ人同士でも、「ハッピーニューイヤー・トゥ・ユー」と挨拶を交わします。こんなところがアメリカを好きなひとつでもあるのです。


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