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麺汁で作る山芋の一夜漬けとモツ蕎麦

2013年07月14日 | 田舎生活の衣食住
 豚モツが半額でした。大根、ニンジン、ゴボウと、モツ煮込みの材料も揃っていることだし、久し振りのモツ煮だ。生姜とニンニクを隠し味にした、砂糖と醤油の甘辛たれで煮込みます。
 美味しそうな匂いが広がりました。ネギを散らせてご飯が進みそう。ですが、まずは、卵も落として、モツ煮込み蕎麦にして頂きました。余りの美味しさに、替え玉しちゃいました(笑)。





 そして、山芋が半額で38円。掌くらいの大きさです。これを短冊に刻んで山葵醤油で食べるのも美味しいですが、今回は一夜漬けにしました。訳はね、このスーパーで開催している(しょぼい)京の漬け物市。そこで試食した、塩と出汁で漬けてあった山芋の一夜漬けが大層美味しかったのです。シャキシャキの歯ごたえも良い。
 でのねえ、お値段が。100g400円は、我が家の食卓では有り得ません。我慢、我慢。そこで自分で漬けてみる事にしました。塩麹が良いのだけれど、取り敢えず家にある麺汁で試しています。溜まり漬け風になるでしょうか。今夜漬けたので、明日が楽しみです。
 穫れたてキュウリも一緒に漬けました。





 今年は、昨年より10日も早くエアコンを使い出してしまいました。それだけ猛暑なのか、それとも我が身体がなまくらになったのか。それでも日中は、堪えていますが、やはり湯上がりから気温が下がるまでは欠かせません。
 昔はエアコンなどなかったのですがねえ。確か、中学生か高校生になってからだと記憶しています。それでも、夏を過ごしていたなんて思い出していたところ、昔は今程暑くもなかったと気が付きました。
 30度くらいで「暑い」なんて言っていた記憶があります。それに朝のラジオ体操の時間などは暑さを感じませんでした。夕涼みという言葉もあるくらい、夕方の屋外や、打ち水をすれば清涼感も得られたものです。
 それが今では風情も何もあったものではない。ちょっと外に出れば、他所の家のエアコンの室外機がグイングイン唸っている。
 やはり温暖化は進んでいるようですね。
 これは自然だけのものではなく、人による力も加わっているようです。何しろ、人が、便利を当たり前に受け止め、我慢弱くなりましたよね。
 私も18歳で上京し、働き出すまでの学生時代は、エアコンなしで過ごしましたよ。そりゃあ、寝苦しかったものです。若い頃何てそんなの当たり前じゃないですか。それが、今ではマンションにエアコンは常設。当たり前ですものね。
 エアコンだけではありません。昔は四畳半一間で、お情け程度の水道があり、トイレ共同、風呂なしが学生の基本でした。今の子にこんな生活は出来ないでしょうが、年を重ねて思い出した時に、妙に懐かしいものです。
 若い方には、椎名誠著の「哀愁の町に霧が降るのだ」を読んで頂きたい。正に我々の青春時代はこんな生活でした。懐かしいなあ。あの頃に戻りたい。でも、戻ってもあんな暮らしは出来ないだろう。
 椎名誠氏にも随分とはまり、著書を読みあさりましたが、大人に成るに連れ、椎名離れをしたのは何故だろう。今、改めて「哀愁の町に霧が降るのだ」や「怪しい探検隊」シリーズが読みたくなりました。





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