江戸時代にはやっぱ大奥でしょう。山本博文の大奥列伝は、歴代将軍の愛妾と子どもを網羅。そして、将軍や大奥の日常も紹介し、かつ江戸城内の見取り図や季節のしきたり等、この1冊で徳川の日常が分かる。結構高額だったが、歴代将軍とその奥方、側室の写真や絵が掲載されているので購入。
奥方、側室そして子どもを覚えようとしたが、これは、キャパを越えた。完全に無理。
その時代、大奥を巻き込んだスキャンダルも記されている。その最大が江島生島事件。江島とは高遠に流されてからで大奥時代は絵島。その高遠の内藤藩囲み屋敷を観に行ったが、こんな所で一歩も外にも出られず、何を考えて行きていたのだろう? 30年以上も…と思うと哀れで成らなく涙が出そうになったが、本人は読経や写経をして穏やかに過ごされたらしい。
今も昔も大きな会社では(幕府)政治に長けた者が勝ち残るのさ。自分の様に、一直な曲がったことを見逃せないタイプは損をする、分かっていても変えられないのが性格だけど。。