SIDEWALK TALK

逃亡者たち

Ijime大津いじめ自殺事件のニュースには、いちいち反吐がでる。
いじめの内容がネットで飛び交っているけど、
これは「いじめ」という範疇に収まりきれるものじゃない。
「暴行」であり、「傷害」であり、「恐喝」であり、
広義の意味での「殺人」に相当する。


数日前、僕は Facebook のウォールに、
加害者側の実名がネット上で拡散していることについて、
「この拡散も別種のいじめだ?」ときれい事を書いた。
しかし、京都に転校(逃亡)した首謀者の糞ガキが
GREE に書き込んだ余裕をこいたコメントを目の当たりにすると、
怒りの持って行き場がない。
ネットで晒す人たちの気持ちも理解できる。


情報ソースの確度や精度はある程度差し引きしても、
加害者側の親、学校、市教委、行政の事件後の対応は目に余るものがある。
隠蔽体質と事なかれ主義。
コイツらも、現実(真実)や責任から逃亡している輩だ。
薄っぺらい価値観、まことしやかな常識で行動している。


警察が、ようやく重い腰を上げた。
泣きべそ市長も、コミットしはじめた。
遅すぎるよ。
けど、このまま教育委員会に調査を委ねていたら、真実は闇に葬られる。
ここは警察の捜査能力に期待したい。


法務省のウェブサイトには、
  この問題(いじめ)を解決するためには、
  学校を始めとする教育機関、家庭、地域社会が一体となって子どもを人間として尊重し、
  豊かな心を育てていこうとするみんなの意識が必要です。
と、書かれている。


もっともなご意見だけど、
その肝心の「学校を始めとする教育機関、家庭、地域社会」が腐っていたのが今回のケース。
真実を明らかにして、再発を防いでほしい。
もうこんな陰惨な事件はこりごりだよ。

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コメント一覧

mf >> ウィンドウさん
http://kiribako.net
ウィンドウさん、はじめまして!
コメント、ありがとうございました、

人ひとりが、それもまだ中学生が自殺したというのに、
大人たちが取り返しのつかないその事実に目を背け、
事なかれ主義と保身で行動している。
今もこの事件についての速報が日々つたえられていますが、
まったくその態度は変わっていません。

この事件報道を目の当たりにした子どもたちには、
この腐った大人たちを反面教師として、
せめて「つまらない大人にはなりたくない」という気持ちだけは持ってほしいです。
ウィンドウ
まったく同感です。同じように感じ同じように思い...
まったく同感です。同じように感じ同じように思います。何かの方法で悪人には対抗しなければと思うのです。それが社会の善良な一員として必要なことだとつくづくおもいます。
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