八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

毒をもって毒を制す

2013年07月14日 18時14分56秒 | 日常
◇今朝はマヒ肘から先の手のひら・指、およびマヒ膝から下のふくらはぎ・足甲の、シミシミ感と脱皮感が結構強かった。
  手のひらをシーツに擦りつけて触感探しをしてみたけど、サランラップ1枚のほんの気持ちぶん鋭さがあったかな。
  でも、基本的には今までと変わりなしだろうな。

  枝葉を落として今のマヒ感を直感的に言うと、手足の芯近くのスジがつまって動きが渋くなっているみたい、こんな感じかな。
  だから両手で手すりを持って足踏みをする限りは大丈夫なのだけど、
  手離しで上半身を支えながらバランスをとって歩くとなると、瞬時の筋肉動作で身体のバランスがとれないのでバタンと倒れてしまう。
  でも運動し過ぎて足が『つる』のとは違い、痛いとか苦しいとかではないので心配は無用。
  肩と尻を除けば、今はもうマヒした身体が重過ぎる感じはなくなっている。

  今日は日曜でリハビリは休むけど、さて、どんな一日が待っているべーかな?

    風のささやき

   ps:つまる:息がつまってしまうの意味ではなくて、並んでいる前の人との距離をつめる(縮める)の意味。

◇倒れて数年は手足全体の『つまった』感が強く、この頃は足踏みを20歩もやろうものなら筋肉が硬直して全然リハビリにならなかった。
  筋肉が硬直してしまうのは痙性マヒの特徴なのだが、この硬直してしまう痙性マヒを乗り越えて行かない限り永遠に歩けないので、
  以降は足踏みを通して、硬直しがちな痙性マヒの肉体改造に取り組んできた。
  早く動かすと硬直する痙性マヒ(毒)を、一見無茶な足踏み(毒)で肉体改造しようと考えた事は、毒をもって毒を制すと見れなくもない。
  よーし、自分の身体から『回復』を目一杯引き出してやる!、と考えたからこそ、こんな無茶ができたのだろうね。
コメント
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