八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

歩行時の体重移動が恐い理由

2013年07月23日 18時00分03秒 | リハビリ・ADL
昨日のブログ(参考)に関連して、ADLリハビリの核になっている『手すり伝い歩き』について書いてみる。
  リビングのソファに座っているところから、トイレに行くまでの手すり伝い歩きの内訳はこうなる。
    ①ソファ端に尻を滑らせて移動(1m)
    ②良い手で手すりを掴み立ち上がる。
    ③すぐL字クランクのため、進行方向を90度姿勢を曲げる。
    ④手すりと柱・壁を両手で支えに使って、L字クランクを伝い歩く。(3m)
    ⑤手すりだけの直線区間を伝い歩く(5,6m)
    ⑥両手で手すりと柱・壁を使って、L字クランクを曲がりトイレに着く。(3m)

     ps:ソファに座っている状態から、立ち上がってすぐにL字クランクを安定的に立って歩くのが非常に難しいけど、
        逆にその難しさが回復程度を推し量るバロメータにもなるのだから、難しさに感謝しなくっちゃね。
        この病気では身体マヒが深いほど、『静』から『動』へ瞬時に切替るのが非常に難しい。

  洗面所はトイレの途中にあるから、この伝い歩きを毎日12,13回はやっていることになる。
  月曜日~土曜日のリハビリとしてはこれ以外に、両手で手すりを掴んでの足踏みを、午前/午後の30分づつやっている。

◇今朝は昨日のようなドクドク感はなく、いつものシミシミ感だけだったけど、マヒ濃度が薄れて行く回復感をたっぷりと味わえた。
  さて、今日はどんな一日が待っているべーかな?

  午前のリハビリを終えたけど、倒れて15年ではじめて、マヒ足の神経とマヒ手の神経とが1本に繋がったような気がした。
  今まで股関節や肩まで手足の神経は伸びているんだけど、肩と股関節の間の体幹で途切れていた。
  マヒ足と体幹とがまるでダルマ落としのようで本能的に恐くて、歩く時に骨盤のマヒ側に体重移動ができなかった理由は実にここにあった。
  今までは体幹マヒが深かったから、どうしようもなかったんだけどね。
  腹筋・背筋による体重移動制御には今後も長く時間かかるだろうけど、付添なし自立歩行に向けて1つの大きな1里塚を得た気がする。

  早朝からのシミシミ感が昼前から脱皮感となって続いていて、
  午後のリハビリ後の今も、マヒ手のひらをシートに擦りつけて触感を試しているけど、
  ヒジ・ヒザから先のマヒ手足の触感がどうも皮膚表面に出つつあるようだけど、今度はどうかな?
  まあ、楽しみながら焦らず冷静に観察を続けるね。

   君を乗せて
     遥かな目標に向かって、『さぁ、行くぞっ!』と鼓舞するかの歌詞が好いね。
コメント
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