内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

世田谷区立中学校の夏期プール開放 ― 夏休み日記(3)

2015-08-04 13:28:10 | 雑感

 一昨年昨年と、実家から徒歩で二分もかからない坂下にある区立中学校の夏期プール開放に八月前半の約二週間通うのを楽しみとしていた。その中学校は母校でもある。お世辞にも綺麗なプールとは言えないが、一回二時間220円と安い。午前十時の開場と同時に入れば、一時間ばかりは数人しか利用客がおらず、二階建て校舎の屋上にあるプールで青空の下照りつける太陽の熱を感じながらまだ冷たい水の中で泳ぐのは快適そのものであった。
 ところが、大変残念なことに、今年は開放されていないのである。ネットで調べると、世田谷区の他のいくつかの公立中学校では例年通り開放が行われているから、工事か何かその学校のプールに固有の事情で開放されないのであろう。それらの他の中学校は実家からかなり遠く、バスか電車を利用しないと行けない。
 そこで昨日は比較的近い目黒区民センターの屋内プールにバスに乗って行った。九時の開場を前にして、数人のお年寄りたちが待っていた。彼らは泳ぐというよりも水中ウォーキングが中心なので同じコースになることはなく、最初の十五分ほどは往復コースを独占することができた。その後一人二人同じコースに入ってきたが、皆泳ぎが達者な人たちばかりで、コースが詰まるということはまったくなく、快適に泳げた。屋内プールのすぐ脇に屋外の大プールがあり、こちらは十時開場で、料金は屋内の半額の200円。人気はこちらの方が圧倒的にある。私が屋内プールを出た十時半頃、すでに沢山の親子連れで混雑していた。屋内プールに来る人たちは、水泳や水中ウォーキングを目的として来る少数派なのであろう。
 今日は自由が丘駅から歩いて十分ほどのところにある八幡中学校のプール開放に行って来た。体育館の屋上にあり、地上四階の高さに相当する。母校のプールより綺麗だ。周囲に高い建物がなく、自由が丘の街が見渡せる。最初の十分間ほどは私一人だった。ハイピッチで泳いでは、合間に背泳ぎでゆっくりと空を見上げながら流す。その繰り返しで2キロ泳いだ。水温は最初から高めで、水から上がった後、しばらく汗が止まらなかった。しかし、そのおかげですっかり体がリフレッシュされた感じ。
 これから午睡して、夕方友人に会いに二子玉川まで出かける。