ここ一週間ほど、早朝ウォーキング・ジョギングの割合が逆転し、後者が主体になり、前者はその合間の小休止という位置づけになっている。さらに、これはその日の気分と体調によるが、二、三百メートルの全力疾走を何本か交えることもある。
これらの変化は、意識して取り入れようとしたというよりも、体が自然にそれを要求するようになったと言ったほうがいい。だから、無理に数値的な設定はせずに、走り出したくなったら走り、もういいかと思ったら歩きに切り替える。それを繰り返している間に、目の前に数百メートルの直線コースが現われると、ときに猛然とダッシュしたくなる。そのときはその衝動に身を任せる。
とはいえ、全体の運動量が過度になれば逆効果だから、余力を残して上がるようにしている。それでも、毎日一時間半はこのように運動することが習慣化してから体調はとてもいいから、私にとってはこのあたりがちょうど頃合いなのかもしれない。
もともと寝付きも目覚めもすこぶるいいほうだが、睡眠時間は短めだった。ところが、これくらい運動するようになってから、睡眠時間が少し長くなった。これは素人の単なる推測に過ぎないが、運動に因る疲労回復のために体がそれだけ睡眠を必要としているのではないかと思う。それに、よく眠れるようになった分、起床直後に計測する体組成計の数値も向上した。運動と睡眠との間には、相互に質を高め合うという相関関係があるのではないかと思われる。
身体の健康状態には、運動と睡眠の他に食事がさらに重要なファクターとして関与していることは間違いない。ただ、これまでのところ、食事内容は以前と変えてはいないので、食事内容を変えることで身体にどんな変化が起こるかは、今後の考察課題である。この夏の自主的自由課題のテーマにしようかな。