明日から明後日にかけて行われる日仏合同ゼミは、村上靖彦の『ケアとは何か』(中公新書)を課題図書として学生たちが前期を通じてケアをめぐる問題を考えてきた成果を発表する機会である。
7月末から8月はじめにかけて日本で行われる集中講義では、その成果も前提としつつ、ケアをめぐる問題について哲学的に考察する。その講義のシラバスはすでに一月前に提出済なのだが、その後大学側から何も言ってこないから第三者チェックも無事通過したのであろう。以下がそのうちの「講義の内容と目的」である。
「ケア」という言葉が日常語化してすでに久しく、ケア関連書籍の近年の夥しい出版にもかかわらず、専門職としてケアに携わる人たち及びその分野の研究者たち以外にケアの現場での実践的課題と理論的考察がよく知られているとは言いがたい。
しかし、哲学研究者としてケアの現場に長年関わってきた村上靖彦は『ケアとは何か』(2021年)の「まえがき」のなかで、「ケアとは人間の本質そのもの」であり、「弱い存在であること、誰かに依存しなくては生きていけないということ、支援を必要とするということは人間の出発点であり、すべての人に共通する基本的な性質である」と述べている。
本演習は、村上靖彦の上掲書の精読を通じて、「ケアとは何か」という問いを現代社会において提起されている哲学・倫理の現在の問題として考察することを目的としている。
同書には、著者が長年行ってきたケア専門職に携わる人たちへのインタビューが多数引用されているが、それらは著者の他の著作に拠っていることが多いので、それらの著書も随時参照しながら、ケアとは何かという問いついて、現場の経験に即した基礎的考察をまず行う。これが本演習の1つ目の目的である。
同書では、他方、他の著者からの引用も多岐に亘っており、それらすべてを参照することは演習時間内では難しいが、特に重要と思われる著書(とりわけ参考書として挙げた西村ユミの二著『看護実践の語り 言葉にならない営みを言葉にする』新曜社、2016年、『語りかける身体 看護ケアの現象学』講談社学術文庫、2018年)はできるかぎり参照することによって、村上書で提起されている諸問題をさらに広いパースペクティブのなかに位置づけることを試みる。これが本演習の2つ目の目的である。
村上は「あとがき」で、「本書の内容そのものが現象学的な他者論であり、身体論であり、自我論となっている。その意味で、本書は哲学者の名前がほとんど登場しない哲学書」であると述べている。この哲学研究の基礎になっているのがインタビューデータの現象学にもとづいた読み込み作業である。その方法論を詳述している村上の他の論考(『摘便とお花見 看護の語りの現象学』付章「インタビューを使った現象学の方法)を参照することで、ケアの現場以外にも適用可能な一つの哲学の方法を学ぶこと、これが本演習の3つ目の目的である。
テキストは平易な日本語で書かれており、読解に困難を覚えることはないはずであるから、最初から考察と議論を中心に演習を展開してく。
“[哲学][研究者]として[ケア]の現場に長年関わってきた村上靖彦は『ケアとは何か』(2021年)の「まえがき」のなかで、
「ケアとは人間の本質そのもの」であり、「弱い存在であること、誰かに依存しなくては生きていけないということ、支援を必要とするということは人間の出発点であり、すべての人に共通する基本的な性質である」と述べている。”
という事ならば、
Q:ケアとは何か?
A:こころのケア
そして
ttps://franoma.jugem.jp/?eid=2
[状況]を変える機会(複数)があるにもかかわらず、他者に搾取・虐待・利用される関係に自発的に留まる”(©︎ 末田耕一イシ)状態像は、[社会病理]です。
Einblickと写生
日本政府は
日本銀行
日本赤十字社
を手放してはレーゾンデートルを失うので、それだけは何としても守り抜くよう[学問の自由]と[日本語表現]を
今までのように蹂躙し続けては困りますね。
トラウマの再演を認識できないimmorality
科学者の社会的責任とはliability考察
抵抗権はILOも認める基本的人権
漁撈は縄文人も行使していた自然権
理系センスのロシア人は自然権を守りWHOを許さない
どうも、お邪魔しました。
自己レス、失礼します。
[h]だけ抜けば、通る鴨と思い直して再投稿です。
フランス人は[h]読みませんので。
と思いましたがダメでした。
fr….info も抜かないと通らないのかも知れません。
やはり、そうでした。
いつも記事を有難うございます。
“[哲学][研究者]として[ケア]の現場に長年関わってきた村上靖彦は『ケアとは何か』(2021年)の「まえがき」のなかで、
「ケアとは人間の本質そのもの」であり、「弱い存在であること、誰かに依存しなくては生きていけないということ、支援を必要とするということは人間の出発点であり、すべての人に共通する基本的な性質である」と述べている。”
という事ならば、
Q:ケアとは何か?
A:こころのケア
そして
ttps://franoma.jugem.jp/?eid=2
[状況]を変える機会(複数)があるにもかかわらず、他者に搾取・虐待・利用される関係に自発的に留まる”(©︎ 末田耕一イシ)状態像は、[社会病理]です。
info/Einblickと写生
日本政府は
日本銀行
日本赤十字社
を手放してはレーゾンデートルを失うので、それだけは何としても守り抜くよう[学問の自由]と[日本語表現]を
今までのように蹂躙し続けては困りますね。
info/トラウマの再演を認識できないimmorality
info/科学者の社会的責任とはliability考察
info/抵抗権はILOも認める基本的人権
info/漁撈は縄文人も行使していた自然権
info/理系センスのロシア人は自然権を守りWHOを許さない
どうも、お邪魔しました。