内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

雨降る春の憂鬱なる心模様

2019-04-04 23:59:59 | 雑感

 今日は朝からずっと雨がそぼ降る一日だった。
 ここのところ、家でも大学でもどういうわけかミスが続き、それぞれはそれほど大したことでなくても、気分が沈みがちである。四月に入ったのに春らしからぬ雨模様の寒い日が続いていることも気持ちをさらに暗くする要因になっていると思う。これから先に待っている仕事のことが重く心にのしかかってくる。それに、毎春決まってとまではいかないが、いわゆる季節の変わり目というのだろうか、この時期、精神的に不安定になりがちである。表向きは、人から気取られるほどの変化はないと思うが、そうであるからこそ、本人としてはその状態を独りでかかえこむことになり、かえって苦しい。何か特定の原因があるというよりも、もっと深いところから、空虚感でも呼べそうな何かによって絶えず心が侵食されているような感じである。これがいわゆる鬱状態ということなのだろうが、日常生活に支障をきたすほどでもなく、一過性であることもわかってはいる。
 まあ仕方ありませんね。そういうどうしようもない自分ともうしばらく付き合っていくほかはありませんから。












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