旅をする、ホテルでレストランでトイレのロゴマーが気になる。
INAXを見つけるとうれしくなってくる。
日本の衛生陶器はTOTOが60パーセントとINAXが35パーセントであるが、
そのINAXの主力工場を見学させてもらった。
中部国際空港が建設されているやきものの町、常滑市は日本6大古窯のひとつ
であり、その技術は、古く室町末期から900年以上の長い時代を経て現代の製品に
引き継がれています。
INAXの前身伊奈製陶が住宅建材タイルメーカーから衛生陶器をはじめた主力工場
が今日見学した榎戸工場である。
榎戸プレゼンテーションルーム館長 久田さんの説明は微にいり、細にいり丁寧に
スライド説明をしてくれた。
TOTOに対しても剥き出しの闘志を燃やしていたし、近い内にINAXトステムグループで
逆転できるはずだと・・・・・
室温30度 湿度50パーセントの工場内は真夏に逆戻りした気分だが、
窯業工場とは思えないような清潔感と整頓が行き届いている。
男性従業員はスカイブルーのシャツ、女性はピンクの作業着で身なりも美しい。
(これは男女共同参画社会推進論者には苦虫か?)
話によると正社員は半分ぐらい、半分は協力会社社員のようであるし、南米系外国人の
姿が多く見られる。
ロボット君(kawasaki製)も5台が1チームで 仲良く話し合おう様に、
まるで人間が楽しく便器を作っているような
動作で仕上げていくさまは、まさにロボットの時代を感じさせる。
原料の粘土・石なども70パーセントは海外からの輸入だそうだ。
INAXの他の工場で微粉砕し土泥化した物をタンクローリーで運び入れている。
想像していた作業工程とはちょっと違っていました。
http://photos.yahoo.co.jp/h4750083