赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
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7.水牛車で渡る油布島へ

2009年03月03日 07時32分49秒 | デジカメ旅日記
7.水牛車で渡る油布島へ

由布島は周囲2.15キロ、海抜は1mの小さな離れ島で、全島が亜熱帯植物園になっている。
だから由布島へ徒歩(干潮時には歩いて渡れる)で渡るなら入園料500円で良いらしい。水牛車で往復するには1300円必要のようだ。
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白砂の上に10cmぐらいの海水がある中を水牛車で由布島へ渡る。
私たちの乗った水牛車は定員16人御者はかなり年輩のおばあさん、サンシンを奏でながら民謡を唄いながらゆったり、のんびり由布島目指して進む!
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我々の車を引いている水牛は、昭和58年生まれのおばちゃん牛で、もう隠居の身分だという。今日は忙しくて刈り出されたそうだ。
名前が夏子 なッちゃんと呼んでいるそうだ。
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なっちゃんはベテランらしく御者のおばあさんが「行くよ!とか、止まって!」というだけでなっちゃん自らが車を引いてくれるそうだ。
そうそう! 
他の牛たちに比べると少し歩みが遅いようだ、それにどうもヨタヨタしている様にも見える。
島への一直線ではなく斜めに進んでいるようでもある。

少し小さな体の牛が急ぎ足で近付いてきた。
おばあさんが言うには今日初めてデビューした牛だという!
見るからに初々しい毛並みの牛だ、一生懸命歩いている。
我々の車を追い抜いていく・・・・

我々の車から、オイオイ「頑張りすぎだよ」 
「力を抜くことも必要だよ!」と声がかかる。

今度は、追い越されたなっちゃんに、

なっちゃン頑張れ! 
もう少しだ!
と応援する。

島の砂場に着くとなっちゃんは何の命令もなくても帰り方向へ車を向けて止まる。
帰りのお客さんを迎えるためだ。

由布島の亜熱帯植物園を自由散策して、再び水牛車で西表島の方へ帰る。
水深が1m近くになってもこの渡しは行き来するそうだ。水牛だから水の中は得意らしい。