赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

3.冬の風物詩!ずらりと並ぶ柿すだれ

2021年12月09日 07時26分09秒 | 南信州冬の味覚約3キロ
3.冬の風物詩!ずらりと並ぶ柿すだれ
昼食を済ませた後ツアーバスは、恵那山トンネル通り抜け、信濃路へ進んできます。
収穫もすっかり終わったリンゴ畑を車窓から眺めながら高森町出原の
農産物直売所「旬彩館」にやって来ました。
この地区は市田柿発祥の地で昔は各農家の軒先に
特産の「市田柿」を天日で干す「柿すだれ」が有名でしたが、
今では製造方法の変更により滅多に見ることができなくなりました。


旬彩館では観光用に昔ながらの柿すだれが吊るされていました。
私は今年の年賀状用にとアングルを替えて何枚もカメラに納めました。

館長さんが市田柿誕生話をしてくれました。
「500年以上前から高森町の市田地域で栽培されていた市田柿は,
剥いた柿の美しさを保つために、硫黄で燻すそうです。
その後昔は手で揉んでいたものを今では機械で行い
天日干しをして美味しい市田柿に仕上げるそうです。」

因みに観光用に展示されたこの市田柿は飯田動物園のサルに進呈するそうです。
動物園の猿たちは豪華な贈り物にこの時期が待ちどうしいでしょうね。