
【新御茶ノ水駅 地下1階のツリーたち】
私は、宗教は嫌いだし、クリスチャンでもない。
しかし、師走のライトアップされたツリーを見ると、宗教観とは関係なくうっとりしてしまう。
秋~冬の境目の中、街を彩る電飾たちには、こんなやさぐれこげぱんでも、多少は優しい気分になる。
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山下達郎さんは歴史に残る音楽家であり、敬意を抱いているし、達郎さんのクリスマスの曲も後世に残る名曲で素晴らしいと思っている。
しかし、「あの曲」とJRのCMを繋げたバカ広告代理店により、それ以降、日本のクリスマスはなぜか「カップルの性的な日」に「制定」されてしまった。
44の私なぞは、幼い頃、クリスマスは「家」であり、「住まうところ」でささやかに送る日であったが・・・。
達郎さんの曲が「一人きりのクリスマス・イブ・・・」と言っているのに、なぜカップルの性的な日のオ下劣BGMなのか!?
また、ワムの「ラスト・クリスマス」という高校生の頃、すぐ好きになったこの曲も「去年のクリスマスは楽しかったよね・・・」という内容も「最期のクリスマス」と勘違いしているヒトも多い。
理解に苦しむ人々が多いのは、いまさらのことだが。
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今年も、私は一人きりでクリスマスを過ごすことになるが、寂しくはない。
それは強がりでもない。
吉田美奈子さんの大好きな曲「頬に街の灯」のように、寒く暗い中にともる電飾の灯さえあれば、私はそれで十分しあわせになれるのだ。
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PS:今週も、何とか病人でありながら、1週間を乗り越えられた。
支えてくれた同僚、後輩、上司、友人たち、くもおさん、さくりんさん、森下礼さん、そして、お袋さんとまみちゃんに深く感謝。
