もう少しすれば、桜が咲く。すでにもくれんは、咲く手前まで膨らんでいた。
チャイナ・クライシスの1989年作品「デイリー・オブ・ア・ホーロー・ホース」より1曲。「シンギング・ザ・プレイズ・オブ・ファイナー・シングス」。
当時、大学生のじぶん。時代は空虚で、音楽も空虚な中、クロスオーバーイレブンで、このアルバムより「デイ・アフター・デイ」という曲を聴いた。
そのゆったりした流れに、熱気を持った時代が遠くになり、じぶんが愛したチャイナ・クライシスも遠くなったものだなあ。。。と目が遠くになった記憶。
このアルバムは、昨日話した通りのウォルター・ベッカーがプロデュース。
時代と切り離して、このアルバムの良さが分かったのは、大阪に行った90年代以降のことだった。
YOUTUBEの映像は、2005年のライヴより。目頭が熱くなる。「私」の中の蒼き青春は、歳とは無縁に、生きている限り永遠である。
「私」は音楽等アートの中では、タイム「WARP」することが、未だ可能である。
■China Crisis 「Singing the praises of finer things」1989■