こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2013年2月6日 水曜日 「防災」不可能を証明した東京の一日

2013-02-06 23:13:01 | 雑記帳
正直、キチガイじゃあないのか?という事態の連続の一日だった。
天気予報は「先日の雪程度になる【可能性】がある」とは言ったが、予測や予報が100%現実化する、という盲信を持つこと自体、キチガイじみている。

まずは、ネットとラジオで、前夜の段階で、多くの交通機関が一方的に「間引き運転しま~す」と知って「はあ~っ( ̄○ ̄)!?」。
今朝、窓を開けるとじゅうぶんに暖かいので、容易に溶ける程度の単なる「みぞれ」。
それを昨夜の間に決定した、各種交通機関の根拠に疑問符。
そして、難儀な一日が始まった。

***

傘を差して駅へ向かう。
ホームに立つと、元々不親切で適当でいい加減経営の東武鉄道は「ええーっ、本日は雪の影響を受けまして、5分から10分の遅れを持って走ってえ、おりやす。」との放送。
今まで言わずにいたが、つい「バカ言え。東武線なんか365日遅れているじゃないか。」と独り言を吐く。

東武鉄道とは、1981年草加に引っ越して以来「乗らざるを得ないで乗っていた」鉄道。
大阪時代を抜いても、約四半世紀乗っているので、重々理解しているが、東武グループというのは、元からローカルでゆるゆる経営のグループ。
むしろ「東武鉄道の味」とは、関東近郊の「イナカ電車」である点のみ。
まあ、そう思えるのも、この地・向島に来てから芽生えた感覚であるが。

浅草ー北千住間のゆったりした感じは、駅舎も含めてとても好きである。
しかし、東武の引き込み線であった土地に、東京スカイツリーを誘致したあたりから図に乗り出した。もしくは、三流広告代理店の言うなりだったか?

西新井破壊・再開発に絡み「オール電化」マンションを建て、売り文句は「マンションからスカイツリーが見える」。
スカイツリーくらいデッカイ塔が立ったら、何も西新井じゃなくても、東京どっからでも見えまんがな。
その後3・11発生。急遽「オール電化」を語らなくなったものの、何度も宣伝広告費を投入して新しいポスターを作り・マンションの販売値段を下げ続けるが、いっこうに売れない。
そんなザマである。たぶん、あのマンションは締めれば赤字だろう。

さらに、歴史あった業平橋駅を破壊。名称変更。住民が反対する中の決行。
そして、伊勢崎線も「東京スカイツリーライン」なる恥ずかしい名称に変更。(JRの消えた名称「E電(いーでん)」を思い出す)
東武は背伸びをしたつもりだろうが、その「東京スカイツリーライン」とやらの横文字電車は、あいも変わらず365日毎日遅延状態。
それが常態化しているから、少々遅れても、誰も東武鉄道の社員はなんの説明もしない。
グループとしての風土は、何一つ変わっちゃいない。

霧や豪雨と言った明らかに仕方の無いことならまだしも、整備不良だのお客様混雑の影響だの(なんだ、そりゃ?)365日言い訳ざんまいであり、今日は雪もロクに降っていない中なのに「雪のせいにしておこう」という算段。
ちゃんちゃらおかぴー音頭である。

***

まあ交通機関が、そういった何も起きていないのに勝手に対応する中、そこに悪い方向の相乗効果をもたらすは、おやぢたちの暴走。
北千住に着いて、日比谷線に乗ろうと思えば、ホームは人の渦に・電車はあるのに出発しない。
先が詰まっているからだと言う。
そうして止まった電車は、止まる時間が長くなればなるほど、もうこれ以上乗れる訳も無いのに、そこに無理矢理乗ろうとするおやぢ。
結果、ドアを開閉しても、このおやぢが原因でドアは閉まらない。そうして、悪循環をおやぢが加速させる形で、どんどんどんどん遅れはさらにひどくなる。3・11の頃の「人災パニック」の再来。
中国や朝鮮のことを笑えないような光景。

上野で無理矢理乗り込む軍団

***


なんとか仕事場に着き、仕事の合間、昼だけ映っている地上波テレビ。
たいてい「ひるおび」がかかっている。理由は、何もせず相づちを打つだけが仕事のホステス、枡田 絵理奈(ますだ えりな)ちゃんと江藤愛ちゃんが、見た目可愛いくて・なごむだけのこと。

しかし、これまた「えっ( ̄○ ̄)!」となったのが、約1時間の枠の大半を「東京に雪!」とぐだぐだ時間を割いている事態。
想像するに、昨夜の間に、翌日の番組内容と企画を決めて、制作会社に下請丸投げしたクリップや映像等々が変更できないので、無理矢理「雪!雪!雪!」と押して時間稼ぎしながら、しのごうとする様。

3・11以降、防災だのなんだのかんだの言っているが、単なる「みぞれ」が少し降った程度で、こんな混乱する都市は、なんの反省もその気も無いことが手に取るように分かった。
たぶんというか絶対同じあやまちを繰り返すだろう。
そういう連中に引きずり込まれて、不慮の「人災」に遭うのはゴメンである。

やはり、集団から距離を置いて、自己防衛しかないな、と改めて思った一日だった。

そーゆーことで、普段は激しい音を聴く習慣から離れていたじぶんだが、内にこもった憤怒から、帰宅後、久々に激しい音を聴いて、ケガレを払おうとしている。
■Sex Pistols 「My Way」■






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2013年2月5日 火曜日 「明日は雪?」

2013-02-06 00:18:36 | 写真日和
 
今朝も暖かかったが、その中に吹くは北風だった。空は晴天の中、スジ雲がたくさん流れている朝だった。
 
今夜から明日に掛けて雪、というのは「どうだかねぇ~」と思っていた。
夜7時ごろ、外に出るタイミングがあって、空を見上げると雲が覆い尽くしていて、赤い空をしていた。
「雪ならずとも、雨は近づいているのかも」と感じる。

気象庁は、先日の雪並みになる可能性があると言うが、先日まったく空振りに終わったように、今回も「どうだかねぇ~」。
決して気象庁が、どうのこうの言うつもりは毛頭ない。過去の蓄積データがありながらも当たらない、というのは、もはや予測不能な段階に入ったのであろう。
 

 
根っこがペシミストの自分が「希望」などというと、じぶんを知る人は笑う。
そういう中だが、今夜はそんな言葉が入る、エンヤの「Hope Has A Place」を掛けたい。
 
■Enya 「Hope Has a Place」■


「・・・声を潜める世の中 嘆息がもらす嘆息 引いては満ちる海原の潮

呼吸ひとつ コトバひとつ それで終わりも始まりもする
それが、恋する者のムネに宿る、希望というもの

希望には、恋する者のムネに、居場所がある

恋を見やれ 夢見るもよし
去るべき恋ならば、つばさをくれておやり

けれどその恋が運命であるならば、それは希望の訪れ
これで、ココロは自由

天空の元 ヒトは、はるか旅に出る
人生という路上の、わたしたちはさまよいビト

だからこそ恋を目覚めさせ、恋を旅に出そう
恋する者のムネに、希望に、居場所を持たせよう
希望には、恋する者のムネに、居場所がある」

2月3日・向島某所 幸福が宿る、なかまの居場所にて
 

 

 

 

L=LUMIX・P=POWERSHOTにて撮影。
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