ABCのファーストLPはきらびやかで多くのシングルヒットを生んだが、メロディアスで出来すぎた嫌いが、「売れ線」とか「ロキシーそのままのコピー」と多くのバカな音楽評論家に酷評されたABC。私は、ロキシーそのままとは思いながらも、それでも大好きだったし、「旧ロック派 打倒!」を掲げたニューウェイヴ少年だったので、「もっと、もっと、挑発したれや!」と思っていた。
このシングル「そして、今は・・(That Was Then But This Is Now)」は、そんな、'82年のファーストLPからインターバルを置いて、発表されたものだった。
(この間に、ドラムのデヴィッド・パーマーくんがABCを脱退、そして、YMOの'83年散会ラストツアーのドラムをつとめることになった。)
だが、ファーストの酷評ゆえか、全くの方向転換というか、おもむきを変え、生真面目さ・真剣さが明らかに窺える、ハードな音のものとなった。
最初聞いたときは、その音のハードさ、ドラムはバシャバシャいい、ギターがキューンキューン言っているのにぶったまげたが、次第に、メチャメチャカッコイイ曲へと心象が変わった。
初めて聴いたのは、'83年10月25日の幸宏のオールナイトニッポンでだった。
今でもシングル盤を探すと案外容易に見つかると思います。これも秋にオススメの1枚。【写真】のジャケット探して、是非、レコード屋さんのエサ箱をあさって欲しい。
このシングル「そして、今は・・(That Was Then But This Is Now)」は、そんな、'82年のファーストLPからインターバルを置いて、発表されたものだった。
(この間に、ドラムのデヴィッド・パーマーくんがABCを脱退、そして、YMOの'83年散会ラストツアーのドラムをつとめることになった。)
だが、ファーストの酷評ゆえか、全くの方向転換というか、おもむきを変え、生真面目さ・真剣さが明らかに窺える、ハードな音のものとなった。
最初聞いたときは、その音のハードさ、ドラムはバシャバシャいい、ギターがキューンキューン言っているのにぶったまげたが、次第に、メチャメチャカッコイイ曲へと心象が変わった。
初めて聴いたのは、'83年10月25日の幸宏のオールナイトニッポンでだった。
今でもシングル盤を探すと案外容易に見つかると思います。これも秋にオススメの1枚。【写真】のジャケット探して、是非、レコード屋さんのエサ箱をあさって欲しい。