名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

春の高山祭「山王祭」

2012年04月15日 | セカンドルーム

 

高山祭りの二日目は天気も回復して、大勢の見物客で賑わった。


12台の祭屋台のうち3台はからくり奉納のためお旅所前に、9台は町筋に曳き揃えられ観光客が盛んに写真を撮っている。

 

龍神台、石橋台、三番叟の「からくり奉納」は祭りの目玉にもなっているので、見物客も多く身動きが取れない状態だった。

お旅所前の広場では、獅子舞や闘鶏楽も日枝神社の氏子たちによって奉納される。


奉納が終わると、お旅所の神様は神輿に乗り移り、各町内を回って神社に戻る「御巡幸」が始まる。


数百人からなる祭行列は、獅子舞、闘鶏楽や警護役など衣装をこらしさながら時代絵巻のようである。


祭りの見物が終わった観光客で、古い町並みや陣屋などの観光スポットは人で溢れていた。
今年の飛騨は春の訪れが遅く、中橋あたりの桜は蕾のままで、柳もようやく芽吹きが始まったばかりだ。

高山祭

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高山祭りは花冷え

2012年04月14日 | セカンドルーム

 

今日は朝から雨が降ったり止んだりの薄ら寒い一日だった。
飛騨に春を告げる高山祭りの初日であるが、あいにくの雨で祭りの行事も中止になって、遠くから訪れた観光客はお気の毒だ。

去年は天気が良かった


桜の花は咲いていないが、花冷えに加えて冷え込みも強く、雨上がりの夜祭も寒さに震えることだろう。

話は変わるが、昨日から新聞やテレビのニュースがかしましい。
たちの悪い隣国が、大見得を切って打ち上げ花火が途中で弾けて、満座の中で大恥をかいた。
未熟な花火師は、核実験で汚名を挽回するとか。
恥の上塗りだけならいいが、どこへ飛んで行くか分からないレベルの国なので、暴発して放射能でも撒き散らされたらかなわない。
このドタバタ劇に紛れて、政府は大飯原発の再稼動方針を決めてしまった。
福島の決着が付かないまま、何をそんなに急ぐのだろう。
国民の安全より利権や既得権益を守るために、反省することも無く次の一手を指すのは、未熟な国の核実験と同じだ。
天気が悪くて祭り見物も出来ず、野良仕事もお預けで家に閉じこもっていると、つい言いたくも無い愚痴が出てしまう。

 

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今日は家庭菜園の仕事始め

2012年04月13日 | セカンドルーム

 

今日も春の陽射しが降りそそぎ、朝の散歩が気持ち良かった。
4月も半ばになり、強い冷え込みや積もるほどの雪も降らないので、水道管の凍結防止ヒーターを切り、車の冬用タイヤを交換した。
朝晩の暖房は欠かせないが、天気の良い昼間はもう使うことは無い。
天気の良い日は、野良仕事をする人の姿を見かけるようになった。


近所の老夫婦が苗代作りの準備をしていた。
これは米作りの最初の一歩で、田の一角を起こし種籾を撒いて苗を作る作業である。
最近は農協から苗を買う人が増えて、この集落でも苗代作りをする農家は数軒しかない。
温度や水を管理しながら、籾を発芽させ苗に育てる作業は、天候に左右されるし手間隙も掛かるので、人手の少ない兼業農家では難しいようだ。

山すその畑の雪が無くなったので、野菜の植え付けの準備をした。
落ち葉と干草で作った堆肥を漉き込み、手押しの耕運機で耕した。
未だ霜が降りるので、植え付けは出来ないが、耕して畝立てまですることにした。
今年も3面の畑を使って、多品種少量の野菜を時期をずらしながら植えていく予定である。
去年に比べると10日ほど早いが、春の陽気に誘われて、今日が家庭菜園の仕事始めとなった。

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椎茸とナメコの植菌

2012年04月12日 | セカンドルーム

 

昨日の雨と打って変わって、今朝は晴れ渡って清々しかった。
つい先日までは雪で覆われていた田んぼが、雨水を湛えてまわりの山を映していた。

 

裏山のホダ木を見に行ったら、小指の先ほどの椎茸が出ていた。
まだ数本ほどであるが、これから雨が降るごとに次々と出てくる。

畑の雪も下半分が消えたので、春野菜の準備も間もなく始まる。

去年の秋にナラの木を伐採して、太い幹や枝は薪材にし、直径10センチほどの丸太はキノコ栽培用のホダ木にするため寝かせておいた。

ヨシノ桜が開花する前に植菌するのがよいと言われているので、今日は椎茸とナメコの菌を打った。


専用のビットで丸太に穴を開け、菌が付着している駒を打ち込む作業である。


椎茸用とナメコ用の丸太各5本に、計400個の駒を打った。
春うららかな陽気で、裏山のウグイスのさえずりに合わせて、木槌でトントントーンとリズムを取りながら打っていると汗ばむほどだった。


打ち終わったホダ木は、キノコの菌が全体に回るように藁で覆いをして入梅まで寝かせておく。
6月に入ったら裏山の木陰に、椎茸は支柱を介して斜めに立て、ナメコは地面に直接伏せておく。
順調に行けば、椎茸は来年の春から、ナメコは来年の秋から収穫できる。
ホダ木はキノコが養分を吸い取るので、3~5年で腐朽して土に還っていく。
毎年一定量を収穫するため、この時期にホダ木を補充している。
こぶしの花が咲くと遅霜の心配も少なくなり、苗代作りや種蒔きが始まる。
山里にも遅ればせながら春がやってきたようだ。

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高山市岩滝小学校の絵本 「こぐまのコロちゃん」

2012年04月11日 | セカンドルーム

 

今日は朝から雨が本降りとなり、夕方まで止むことはなかった。
全国的に荒れ模様のようで、満開の桜を散らし、山里の名残雪も融かす無情の雨だ。


高山市岩滝小学校の全児童24人が挿絵を描いた絵本「こぐまのコロちゃん」が、校下の家庭に配られた。
乗鞍岳の山麓で熊を仕留めた猟師が、そばにいたヨチヨチ歩きの子熊をもち帰り、校内で児童たちが育てるストーリーである。
作者は同校の卒業生で、昨年63歳で亡くなった農家の方が、「子ぐまのコロ 飛騨の猟師の思い出」という一文をもとに、先生方がまとめられて絵本が完成した。
子熊を校内で育てたことや、当時の授業、遊び、暮らしの様子などの思い出もつづられ、今では想像も出来ないような、ほのぼのとして温もりのある話である。
給食用のミルクを子供たちが飲ませようとしても飲まない子熊を見て、給食のおばさんが口移しで飲ませたり、お尻の周りをさするとオシッコを出すことをおばさんに教わったりと、真剣に子育てに取り組む姿がほほ笑ましい。
子熊のミルクをもらいに行って、隙を見て自分の腹にも入れてしまういたずらに、昔を思い出して思わず笑ってしまう。
元気になったコロは学校中の人気者になり、女の子たちは「可愛いから抱かせて」と奪い合った。
大きくなったコロは校内を走り回り、戸を閉めているとキューキュー鳴いて空けてくれと言う。
やがて子熊が校内にいることが珍しくなくなり、生徒たちとの自然な関係が芽生えていく。
学校へ来て半年ほど経ったコロは、爪も牙も鋭くなり時おり野生の姿を見せるようになり、先生方は「これ以上学校に置くことは、子供たちにもコロのためにも良くない」と判断した。
そしてある日、コロちゃんの卒業お別れ会が校庭で行われた。
コロちゃんは給食のおばさんが作った晴れ着の白いシャツを着て、全校生徒の手拍子に送られて、名古屋の動物園へ巣立っていった。
絵本の内容は以上のようだが、制約の多い現在の学校では考えられないような触れ合いが、ごく自然な関係で行われていた。


絵本のあとがきで校長先生は「50年前の栄坊やマサやイクちゃんと同様、現在の岩滝小学校の24人の子どもたちは、時々わるさをしますが、素直で温かい心を持ち、元気にすくすくと育ってまいす。岩滝小は昔も今もかわりません」と記されている。
まさに言葉通りで、今も豊かな自然に抱かれて、自然や人との触れ合いを大切にする子供たちが育っていることを、しばしば垣間見ている。

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うぐいすの初鳴き

2012年04月10日 | セカンドルーム

 

今朝は、あたり一面が霧に覆われていた。
耳を澄ますと、裏山から鶯の鳴き声が聞こえてきた。
まだ鳴きはじめで、ホーホケキョのホーが抜けていて拙い鳴き方だ。
競い合って練習するので、間もなくあちこちで自慢の喉を聞かせてくれるだろう。


日が高くなると霧が消え、田んぼの氷が溶けて湯気が立ち上っていた。


柔らかい陽射しが暖かく、屋根や畑の雪が勢いよく溶け、朝に比べるとずいぶん少なくなっていた。

 
雪の消えた庭からは、真っ先に蕗のとうが顔を出す。


わさびも小さな芽をたくさん付けはじめたので、白い花が咲くのも間もなくだ。
ようやく我が家の庭にも遅い春がやってきた。

小屋の中に居ることが多かったユキも、暖かい陽射しに誘われて板の上で昼寝をしている。


体が温まると地面に下りて、冷たい土の感触も楽しんでいる。
どちらも、つい先日までは雪を被っていたので、ユキも驚いていることだろう。

久しぶりに気温が10度を越し、スギ花粉の飛散は「非常に多い」と顔クシャマークが出ていた。


試しに枝を揺すったら、花粉がパッと散った。
心待ちしていた春も、一つ二つは嫌な客が付いてくる。

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早春の上高地 風景

2012年04月09日 | セカンドルーム

 4月8日の午前8時に中の湯から釜トンネルに入り、上高地へ向かった。
冬季閉鎖中のトンネルは、なだらかな上り坂を30分程歩いて通り抜けられる。
最小限の照明はあるが、足元は暗く凍結部分や障害物があっても見落としてしまう。
前方が明るくなって、上高地の陽光が差し込んでくるとほっとする。
県道上高地線は、大正池の手前まで砂防工事車両の通行のため除雪はされていたが、路面が凍結して滑りやすかった。
程なく一部凍結した大正池が、眼前に飛び込んでくる。

池の前方には穂高連峰が、左から西穂、奥穂、前穂、明神岳へと屏風のように連なっていた。

 


左手にはお椀を伏せたような焼岳が、噴煙をたなびかせている。


池のほとりで小休止をして、雪が積もって不安定な木の桟道を渡り、シラカバやミズナラの林を抜けて田代池へと向かった。


シーズン中は遊歩道以外を歩くことは出来ないが、この時期はロープを張った湿原などの植生保護地域を除いて自由に歩くことが出来る。


六百山や霞沢岳の伏流水を集めた田代池は、透明度が高く冬枯れの茶色の藻が湖底で揺らいでいた。

田代湿原越しに望む穂高は、紺碧の空と対照的な白さが際立って美しい。


田代橋を渡って、梓川の右岸を溯って河童橋へ向かった。


川岸に降り立つと、澄んだ流れを泳ぐ岩魚の姿がよく見えた。

猿の大小の群れにも遭遇したが、子供や赤ちゃん猿も多く、厳しい冬を無事に越したようだ。
親猿は高い木に登って、わずかに出始めた芽や木の皮を盛んに食べていた。

お昼ごろに河童橋に着いたが、前方の穂高も後方の焼岳も雲一つかかることなく美しいままであった。
シーズン中は混み合って写真も思うように撮れない人気スポットも、数組のハイカーと除雪作業をするわずかの人しかいなかった。
風をよけた陽だまりで持参の弁当を食べ、小梨平あたりを散策した後、帰りは左岸にコースを取って釜トンネルに向かった。
バスターミナルは4月27日の開山を控えて除雪してあったが、人影は見当たらない。
ウエストン祭など、様々なイベントが企画されており、上高地もこの日を境に冬の眠りから覚めて、再び賑わいを取り戻す。

途中で穂高を振り返ると、西穂と奥穂に雲が掛かり始めた。
どうやら好天は今日一日だけだったようだ。


大正池では、水鏡に映る穂高に別れを告げて、7時間のトレッキングを終えた。


帰途、平湯バスターミナルの展望露天風呂から笠が岳を眺めながら疲れを癒した。      (写真が重複してますが、スライドショーもご覧ください)

 

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残雪の上高地トレッキング

2012年04月08日 | セカンドルーム
快晴の上高地でスノートレッキングをしてきた。
冬季閉鎖中の釜トンネルを歩いて抜けると、焼岳が噴煙を上げている。
大正池の湖面には純白な穂高が浮かんでていた。
田代池を経て梓川左岸を上って河童橋にはお昼頃に着いた。
けしょう柳が少し赤みを帯び、その向こうに真っ白い穂高連峰が連なっていた。
好天に恵まれ、絵に描いたような見事な風景を堪能して中の湯まで下って来た。
これから温泉に入って帰ります。
午後4時 携帯で投稿
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飛騨地方は今日も雪模様

2012年04月07日 | セカンドルーム

 

今朝起きたら雪が盛んに降っていて、あたりは一面の雪景色に変わっていた。


昨日の夕方は雲も切れて青い空が広がり、夜は月が雪原を照らして明るかった。

山里は、一夜にして天気も景色も変わってしまう。
高山の最高気温は5℃と伝えていたが、このあたりではやっとプラスになる程度だろう。

ユキは、真冬の間は家の中のダンボールで寝ていたが、3月からは外の本宅になった。
毎朝一緒に散歩に出かけるが、気配を感じると小屋から出てきてウォーミングアップを始める。


犬は体感だけで寒さを感じるようで、真冬に足を上げて冷たさに耐えるポーズをとることもなくなり、平気で水の中へも入っていく。
一度春を感じた人間にとって、4月の雪は視覚的にも寒さをより強く感じる。

 


テレビでは東京や名古屋、福岡などの満開の桜を伝えていたが、このあたりの桜の蕾は固く閉じたままだ。


今日一日は雪模様だが、明日は天気が回復して春の陽射しが期待できそう。
犬は体で春を感じているようだが、人は目で確かめないと春の訪れを感じることが出来ない。

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「飛騨農園街道」を走って美女峠へ

2012年04月06日 | セカンドルーム

 

 

昨夜は降るような星が煌めいていたが、今朝は天気が一変して厚い雲に覆われていた。


凍えた北風と一緒に雪雲が流れ込み、激しく雪を降らせる。


相変わらず気温は低く、田んぼに張った氷は昼ごろまで解けなかった。
その一方で時おり覗く陽光は、春そのものの力強さで、南斜面の雪を溶かしていく。

春と冬が同居する中で、福寿草は度々の雪や霜にも負けずに健気に咲いている。

 

一面に出ていた蕗のとうは、既に開いているのも多いが、雪の薄いところからは新しい芽が次々と出てくる。


水仙も開花寸前であったが、陽射しが少ないのか未だ咲いてくれない。

せめて春を味わおうと、今夜の味噌汁の具に蕗のとうを2個摘み取ってきた。


午後には雪も止んだので、美女峠までドライブをしてきた。


丹生川町を起点に、岩井町を経由して朝日町に至る16キロの山岳道路は、「飛騨農園街道」と呼ばれる農道である。
尾根伝いに2車線の舗装路が走っていて、白山や乗鞍岳、御岳などが眺望が出来るちょっとしたドライブウエイだが、通行車両は少なくカモシカやイノシシなどにもよく出遭う。


日陰に残る雪も間もなく溶けると思うが、現状では冬用タイヤが必要である。
茶店も冬季休業中で、池の畔の桜の蕾も固かった。


帰り道で白山方面から黒い雲が流れてきたかと思う間もなく、ふたたび雪が降り始めた。
本格的な天気の回復も春の訪れも、もう暫くはお預けのようだ。

 

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春の名古屋から冬の飛騨へ

2012年04月05日 | セカンドルーム

 

今朝名古屋を出て飛騨に向かった。
東海北陸道の岐阜大和を過ぎた辺りから、みぞれが雪に変わった。
ひるがの高原SAは、降りしきる雪と霧に閉ざされて見通しが悪かった。

ここで高速を下りて、158号線を通って高山に向かったが、荘川を過ぎたら雪が雨に変わった。
お昼前に高山に着き、町のスーパーで買い物と食事を済ませる頃には、雨も止んで薄日も差していた。


市街地の雪はほとんど消えていたが、集落はまだ雪景色だった。


先日の春の嵐のせいなのか、ビニールハウスが壊れたり、家の脇にある農具小屋が倒壊して道路を半分塞いでいた。

家の内外の点検をしたが異常はなく、気になっていた水道や湯沸かし器も正常に動いた。
1週間留守にした部屋は、氷点下の冷気が家に閉じ込められて、真冬のように寒かった。

部屋を暖める間に散歩に出かけたが、ユキも広々とした雪原で久しぶりに開放感を味わっていた。


夕日が、空や道路を茜色に染めて西の空へ沈んでいったが、天気は回復しないようで明日も雪模様だ。
花冷えの名古屋も風が冷たかったが、鈍った体に山里の寒さは厳しすぎる。

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アサヒビール名古屋工場の見学

2012年04月04日 | セカンドルーム

 

今日も風が強く気温も低めで、花冷えの一日だった。
近くに住む小学生の孫たちを連れて、ビール工場の見学に行ってきた。

巨大なタンクやパイプが並ぶ中で、仕込から発酵熟成などの工程をガラス越しに見ることが出来る。
最終工程は、アルミ缶に詰められたビールが蓋をされ、ダンボールにパッケージされて、次々と出荷場へコンベアで運ばれていく。
製造プラントとロボットが活躍する工場内は、作業する人の姿はほとんど見かけなかった。
高山の冬のイベント「酒蔵めぐり」でも工場を公開しているが、大きな杉樽や搾り器など古色蒼然とした道具や設備と比べると、同じ酒造りでもずいぶん違うものだと感心してしまった。

ゲストホールでは、できたての生ビールの試飲ができるが、子供たちと一緒に甘いジュースを味わった。

帰途、名城公園に立ち寄ったが、桜は五分咲き程度で風も冷たく、花見客も少なかった。

名古屋城も咲き始めで、週末には満開の桜が楽しめそうだ。
おじいちゃんの春休みも今日で終わり、明日は山里へ戻る予定。

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春の嵐

2012年04月03日 | セカンドルーム

 

台風並みの暴風は爆弾低気圧と云うそうだが、名古屋も朝から激しい風雨に見舞われた。
お昼ごろ名古屋駅まで出かけたが、強風で傘が差せないほどだった。


ビルの谷間の桜は、強風にあおられて小枝が引きちぎられていた。
ぼんぼりや幟も片付けられて、咲いたばかりの花びらも地面に撒かれている。
夕方には雨も風もいくらかおさまり、峠は越えたようだ。
最大風速は28メートルを超え、これは4月の観測史上初めてであると伝えていた。
午後7時のニュースによると、北上中の低気圧は首都圏を暴風雨に巻き込み、交通網に大混乱をもたらしているようだ。
早めの一斉帰宅など対策は取られているようだが、被害が少ないことを願いたい。

わが家に二日間留まった豆台風達も、ようやく雨の中を去って行った。
こんな台風ならいつ来てくれても構わないが、本物は願い下げたい。
台風一過、二人だけの夕食で、楽しい置き土産も一緒に噛みしめたりしている。

昨日行った名古屋港水族館のイワシのトルネードの動画をご覧ください。

2012_04020101.AVI

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名古屋港水族館へ行ってきた

2012年04月02日 | セカンドルーム

 

昨夜、我が家に泊まった孫たちを連れて、名古屋港水族館へ行ってきた。
折からの春休みと、新しく加わったシャチ一家の人気で、館内は親子連れの見物客で溢れていた。

イルカのパフォーマンスは、輪くぐりやフリスビー、ダイビングなど多彩で、観客席からは拍手や歓声が沸いていた。


シャチの一家は、演技のトレーニング中で、大きなプールで悠々と泳ぐ姿が美しい。

ベルーガの優雅な泳ぎや人懐っこい表情や鳴き声がかわいらしい。


数え切れないほどのいわしの群泳やカラフルな熱帯のプールなど、見とれて孫を見失いそうになってしまう。


たくさんの展示物や標本も興味を引き、時間をかけて見たいところだが、人気の場所は人込みで近づけない。


隣接の遊園地でもひとしきり遊び、うららかな春の一日をフルに楽しんできた。

nagoya aquarium

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花冷えの名古屋

2012年04月01日 | セカンドルーム
 
今日から新年度が始まり、新しく社会へ巣立つ人たちが、キラキラと輝いて見える。
夢のもてない時代であるが、希望を失わないで前に進んでもらいたいと切に思う。
今日の名古屋は、晴れ時々曇りで風が冷たかった。
堀川端の桜は咲いていたが、川面を過ぎる風が強く花冷えの風情だった。
 
今日も孫たちが来て、掃除の手伝いをしたり、ユキと一緒に散歩をしたりして一日過ごした。
 
夜にはもう一家族が合流して、にぎやかな夕食になった。
節目を迎えても世の中は混沌としているが、せめて孫たちの成長に目を細める程度の幸せはかみ締めたいと思ったりしている。
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