朝から雲一つない快晴で、一日早く五月晴れがやってきた。
白川公園を周回したが空気がひんやりとして心地いい。
突然茂みからつがいのカルガモが出てきた。
ツワブキやツタなどが茂っているので、産卵場所を探していたのだろうか。
噴水池でもカルガモカップルが泳いでいる。
先ほどのが飛んで来たのかどうかは分からない。
少し離れた美術館裏の池へ行ったら、またカップルが泳いでいた。
雌雄の見分けはつくが、同じカップルかどうかは全く分からない。
もし3カップルが別々で、それぞれにヒナが生まれたら、縄張り争いで
騒動が起こりそう。
今日も朝の散歩以外は終日部屋にこもって、一木三尊像の彫刻をした。
三体並行に彫っていて、すべての粗彫りが終わった。
十一面観音菩薩は、観音菩薩が衆生を救うために変身する
変化観音の一尊で、頭上に11の顔を戴いている。
それぞれの顔は、人々をなだめたり怒ったり、励ましたりするため
違った表情をしている。
11の顔で、全方向を見守り、現世の功徳を与えてくれる仏として
奈良時代より信仰されている。
高賀神社の2メートルを超す長身の十一面観音像の摸刻だが、25センチ程に
縮尺して彫っているので、化仏は1センチ足らずになる。
表情を変えようと何度か試みたが無理だった。
今回はこれで妥協をして、明日から他の2体の仕上げ彫りをする。
昨日(5/30日)のブログが、どういう理由か投稿できなかったので
今朝再度アップしました。