今日の飛騨は曇り時々晴れで、相変わらず蒸し暑い。
この陽気で、裏山の笹ゆりも残っていた蕾が、いっせいに開花して良い香りを放っている。
モリアオガエルの産卵は終わったと思っていたが、新しい卵塊が田んぼの水際に点々と産み落とされていた。
粟粒ほどの卵は、あと1週間ほどで孵化して、おたまじゃくしになる。
天敵のイモリは水中に潜んで、落下してくるおたまじゃくしを待っている。
イモリの体は泥と同じ黒の保護色だが、お腹は鮮やかな鮮紅色をしているので、このあたりの人は「あか腹」と呼んでいる。
先週、名古屋へ行く前に、残っていた丸太を切ったり割ったりして薪置き場へ積み上げ、今シーズンの薪作りは終わった。
真夏になる前に終えようとピッチを上げたので、予想したより早く出来上がった。
既に来シーズンの薪は作ってあるので、これはその次の冬に使う分である。
名古屋から戻ってきたら、作業場の前に丸太が積んであった。
薪が出来上がったのを見た近所の人が、間伐した楢の木を、軽トラ1杯分を置いていってくれたのだった。
家にいたら積み下ろしなど手伝えたのだが、今回は好意に甘えるしかなかった。
今日も暑くなりそうなので、朝の間にチェンソーを使って玉切りをした。
野良仕事も薪作りもかなり力仕事なので、水分の補給だけは十分にしている。
仕事をする日は、水以外にスポーツドリンクを1リットルほど飲んでいる。
田んぼへ行くときは、ボトルとおやつなどを持っていって、湧き水に冷やしておく。
今日のおやつはキュウリであるが、取り立ての冷えたキュウリは、そのまま食べても結構おいしいし、体を冷やす効果もあるようだ。
市販のペットボトルでは糖分や塩分を摂り過ぎるので、粉末を規定量の2~3倍に薄めている。
水に比べて、生理食塩水に近いので体の細胞に浸透していくと思いながら、熱中症を予防するため、せっせと飲んでいる。