甲斐路から高尾山へ

旅の二日目も爽やかな秋晴れに恵まれ、石和温泉を後に高尾山へ向かった。


↑薬王院本堂


ケーブルカーに乗って薬王院に参拝し、山頂からの眺望を楽しんだ。



石段の連続を登り切った先の山頂からは、富士山や相模湾、房総半島まで遠望できた。



帰りはリフトで、のんびり景色を楽しみながら山を下った。



ツアーバスは白糸の滝や河口湖を訪れ、新東名経由で名古屋へ帰るが、高尾山でグループと別れ、別行動で東京へ向かった。



京王線新宿駅で下車し、ホテルのある新宿御苑あたりまで、繁華街をぶらぶら歩いた。



ことある毎に訪れた街は、大きく様変わりして、往時の面影を偲ぶべくもない。
明日は学生時代の仲間と母校で落ち合い、伊香保温泉へ行く予定。

甲州路の一泊旅行

↑諏訪湖
もと会社OB会の親睦旅行で「昇仙峡.石和温泉」の旅を楽しんでいます。

今朝、名鉄バスセンターを出発したツアーバスは、中央高速道をひた走り、小淵沢で昼食後昇仙峡を訪ねました。


ロープウェイ眺望を楽しみ、仙が滝を散策し、マイナスイオンをたっぷり浴びて、車室からの解放感を満喫しました。

ワイナリーで、甲州ワインの試飲などをして夕方には今夜の宿、石和温泉「慶山」に着きました。

これからゆっくり湯につかって、長旅の疲れを癒してきます。

信州旅行2日目・上高地散策

↑ すずむし荘

宿の朝湯に入った後、朝露を踏みながら近所を散策した。



りんごが真っ赤に実り、栗もはぜてたくさん落ちている。





ちひろ美術館園庭からは、眼前の有明山から、後立山連峰の白馬岳、唐松岳、鹿島槍ヶ岳が一望できた。
宿を後に、コスモスの咲き乱れる安曇野の田園風景を楽しみながら、上高地へと走った。



沢渡駐車場でタクシーに乗り換え、大正池で下車し河童橋を目指した。


↑ 穂高連峰

↑ 焼岳

雲一つない穂高連峰と、噴煙たなびく焼岳の風景を楽しみながら林間コースに入った。


↑ 田代湿原

↑田代池

田代湿原からの穂高の勇姿も、田代池の清冽な流れも昔と変わらない。


↑ 田代橋から上流を見る

↑ ウエストン碑
田代橋を渡り、梓川右岸を遡って河童橋に出たが、ここだけは相変わらずの賑やかさだ。





喧騒を避けて、小梨平あたりを散策し、バスターミナルへ戻った。




↑ 清水川

さすがに明神や徳沢まで、足を伸ばそうという人はなく、上高地を後にした。


↑安房峠から穂高を眺望
帰路は安房峠越えの旧道を通って、穂高や焼岳に別れを告げた。
中部縦貫道高山インターから東海北陸道経由で、名古屋へ無事に着いた。

安曇野旅行

高校山岳部のOB仲間と、信州安曇野へ来ている。

↑大王わさび園


大王わさび園や山岳写真家田渕行男山岳記念館、大町山岳博物館どを見物したり、かつて登った北アルプスの山々を、麓の安曇野から眺めて、思出話に花が咲いた。

オールドアルピニストたちは、足で山に登れなくなったが、達者な口で峻険を登ってしまう。

古民家の蕎麦屋「穂高城」で十割そばをやお焼きを食べ、予定通りに宿についた。

今夜は信州松川村のすずむし荘に泊まり、山の話で盛り上がりそう。

にわか板前の賄い料理

朝のうちは残っていた厚い雲も切れて、日が高くなる とともに暑さが戻ってきた。





堀川河畔で毎月最終金曜日に行われる「なやばし夜イチ」が、今月は土曜日も開かれていた。





クラフトビールに焼きそばや天ぷら、ニジマスの塩焼きなどの店と、手作り雑貨や農産物などのテントが並び、狭い遊歩道が人で埋まっていた。



柳橋市場で仕入れたみる貝と鯛で、晩のおかずを作った。
貝から外した大きな水管部分を刺身にして、ワタはバター焼きにし、鯛は皮目に熱湯をかけて松皮造りにした。



みる貝のコリコリ食感と、潮の香りが漂う風味がたまらない。
松皮造りは身と皮の間の旨みが味わえ、これも美味かった。

にわか板前の包丁捌きは、身がたくさん残るが、潮汁にするので構わない。
市場通いで、自画自賛の賄い料理にはまりそう。

雨模様の散歩コース

今朝は激しい雨音で目が覚めた。
久しぶりの本降りであったが、お昼前には小雨になった。
この時期は一雨ごとに季節が進むと言われているが、今日は10月中旬から下旬の陽気とか。





まだ空模様が不安定だったので、名駅辺りを歩いてきた。
ここなら急な雨でも、地下街やビルに逃げ込める。


↑ トヨタ水素自動車MIRAI

東急ハンズや三省堂、ミッドランドスクエアのショールームなどを覗き、チカマチラウンジで昼食をとった。



雨模様の昼歩きは、こんなコースも楽しめる。

柳橋卸売市場で買い物

秋の大型連休が終わり、街が動き始めた。
静かだった広小路通は、早朝から人や車の流れで活気がある。



柳橋市場も今日から始まり、大勢の仕入れ客で賑わいを取り戻していた。





昨日見たテレビのグルメ番組に刺激されて、ワタリガニを仕入れ、松茸は横目で眺めるだけにした。



生きている間に15分ほど塩ゆですると、甲羅や足が赤く染まり、みそや純白な身がこぼれるように詰まっていた。



午後は円空彫刻の稽古があり、荒子観音寺の教室で過ごした。
先輩に、完成間近の薬師如来立像を見てもらい、制作中の十一面観音像の彫るポイントなどを教わった。


↑ 荒子観音寺
勘所をいろいろ教わるが、いざ彫ってみると思い通りの形にならない。
どの世界も同じだが、根気良く練習をする以外に、上達の道はなさそうだ。

秋のお彼岸参り

今日はお彼岸の中日。
例年通り瑞穂区の菩提寺と、平和公園へお彼岸参りに行ってきた。



古い住宅街に建つお寺は、名古屋では珍しく境内にお墓があり、大きな保存木が自然景観を引き立てている。



平和公園は戦後復興のため、市内のお寺の墓地が、集団移転して出来た共同墓苑である。



数万基の墓石が林立する光景は異様でなじめず、都心の程よい空間と緑を奪った当時の都市計画に疑問を感じる。

古くからの慣わしで、祖先を敬い亡くなった人々を偲ぶ秋の風物詩も、年々訪れる人が少なくなり、往時の渋滞や混雑が嘘のようである。



墓終いや無縁墓が増え、整理された空き地も目立ち、お彼岸参りも様変わりしていく。

休日の街歩き

↑ 名古屋城天守閣

シルバーウィークの中日も、秋晴れの穏やかな1日だった。
今朝は栄の繁華街を抜けて、官庁街から名古屋城を一周してきた。







住吉町や錦三はカラスの天国で、ゴミをあさった残骸が散乱して相変わらず汚い。


↑ 名古屋市役所

↑ 桜通り
官庁街やオフィス街は車も人影も少なく、日頃の喧騒が嘘のような静けさだった。



お堀端や名城公園では、ジョギングや散歩を楽しむ人と、たまにすれ違うぐらいだった。


↑ 名城公園

↑ 景雲橋から五条橋方面

↑ 四間道

↑ 納屋橋
堀川端を下って納屋橋に出たが、幹線道路のトラックも少なく、久しぶりに静かな町歩きが楽しめた。

敬老の日に思う

今日は敬老の日。


↑ 白川公園

陽射しが柔らかい穏やかな1日となった。


↑ 久屋大通り

総務省は日本の高齢者人口の推計を発表し、６５歳以上の高齢者は３３８４万人で、総人口の２６.7％を占め、８０歳以上は１００２万人とのことだ。
また１００歳以上は６万１５６８人となり、いずれも過去の記録を更新している。
少子高齢化の現実を知ると、医療や年金など社会保障制度の破綻が、現実味を帯びてくる。



100歳の高齢者急増に備え、厚労省は銀盃授与を止めて、値段の安い銀メッキ製に変更するとか。
役所のみみっちさに笑えるが、敬老とか長寿を喜べない本音も見え隠れする。

家篭りでワールドラグビーテレビ観戦

↑ ささしまライブ駅から鈴鹿山脈遠望

お彼岸の入りは、爽やかな秋晴れとなった。
朝の散歩では、空気がひんやりと冷たかったが、昼間の残暑はまだまだ続いている。


↑ 名駅方面眺望

名駅から「ささしまライブ」あたりを歩いてきたが、工事がかなり進んでいた。



中京テレビの電波塔は組み上がり、青い空に突き出すガラス面が輝いている。



複合施設「グローバルゲート」は、巨大なクレーンが林立し、一部鉄骨が組み上げられている。
プリンスホテルの入居が決まり、このエリアでもホテルの新築ラッシュが続いている。



午前中は久しぶりに、十一面観音像の粗彫りをした。
2時間ほど部屋にこもり、写真を見ながら鑿で檜材を削っていく。
檜の独特の香りが漂い、山里で暮らしていた頃の、伐採や薪割りを思い出す。



午後はワールドラグビーの、テレビ観戦をした。

すでに結果は分かっていたが、世界ランク第3位の強豪南アフリカと、一進一退の試合展開に興奮した。
前半を10対12の僅差で折り返し、後半も体格で大きく上回る相手に一歩も引けを取らず、互角の戦いが繰り広げた。



弱いチームが、世界の強豪との真っ向勝負に挑み、残り五分の死闘で逆転トライで緒戦を手にした。



試合後、五郎丸選手は「世界中が勝つと信じていない試合に、選手全員は勝ちを信じていた」と、クールにインタビューに答えていた。
監督はベスト8が目標と言っていたが、もっと上を期待したい。

安保関連法案が成立した

↑名東区 神丘公園

今日も秋晴れで、故郷や行楽地へ向かう人たちの姿を、ニュースが伝えている。
毎日がシルバーの身にとって、秋の大型連休も余り縁がない。



安保法案が今日の未明に、参議院で可決成立した。
これで集団的自衛権の行使が可能になり、戦後70年間守ってきた平和憲法が危うくなる。

明らかに憲法9条に反する法案に、多くの国民も憲法学者も違をとなえ、反対を訴えてきたが、自公が強引に押し切った。


↑ 中日新聞より

平和を党是とする公明党がアクセルを踏み込むようでは情けない。
憲法改正のハードルの高さを嫌って、閣議で勝手に憲法解釈を変えられてはたまらない。

誤った政治を正すには、民意を結集した選挙をし、憲法違反の法律は無効であることを、司法の場で決めるしかない。

「円空仏に挑戦」講座が終わった

↑ すいとぴあ江南

天気が回復して、爽やかな秋の1日になった。
明日からシルバーウィークだが、雨の心配もなく行楽日和になりそうだ。


↑ すいとぴあ展望タワー


↑ タワーから木曽川下流方面眺望


↑ 上流の犬山方面

すいとぴあ江南の研修室で行われていた「円空仏に挑戦」講座の最終回を迎えた。



受講者は、5回の講座で千面仏と迦楼羅、小観音像をものにし、大きめの聖観音像と千面仏にも挑戦した。





木っ端の会の指導で、ほぼ完成に近いところまで進んだ。



像2体を荒子観音寺の教室に持ち帰り、手直しをして10月に行われる江南市の円空イベントで披露される。
高齢の受講者が多かったが、怪我もなく無事に終了したのは何よりだった。

十一面観音坐像の模刻

↑ 雲に隠れた名駅ビル群(中川運河長良橋から)

朝から冷たい雨が降り続き、時折激しく雨音を立てていた。
最高気温が20度で、10月下旬の陽気とのことだ。


↑ 中川運河下流方面(長良橋から)

暑さに音を上げていたのが、つい先日と思っていたのに、一気に秋が深まった感じだ。
近頃の気まぐれ天気には、戸惑うことが多すぎる。



今日も半日を円空彫刻の稽古で、荒子観音寺で過ごし、十一面観音坐像の模刻に取りかかった。


↑ 先輩に頂いた手本

この仏様は、頭上に11の顔を持って全方向を見守り、一切の憂苦から救ってくれるという。
ありがたい仏様だが、小さな顔をたくさん彫るので、根気を求められそうだ。

スマホで投稿

↑今朝の納屋橋
ブログの投稿はiPadを使うことが多く、たまにパソコンも利用する。

↑納屋橋再開発工事現場
スマホを使えば、もっと手軽にタイムリーな記事が投稿できると思うのだが、小さな画面で文字入力が手早く出来ず、スマホカメラもまだデジカメほど使いこなせない。

↑御園座新築工事
しばらく併用しながら、スマホ中心で記事のupをしたい。
今日の記事と写真はスマホからです。