名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

円空仏彫刻教室の稽古日

2025年01月16日 | 趣味

今朝は西の空に少し欠け始めた残月が輝き、名駅のビル群が朝日に染まっていた。


毎週木曜日は円空仏彫刻「木端の会」の稽古日で、午前中は荒子観音寺の教室で過ごした。


2月2日に節分豆まき式が行われるので、本堂の扉に恵方年表が掲示されていた。

恵方は5年周期・4方位で巡り、尾張四観音の笠寺観音、龍泉寺、荒子観音寺、甚目寺観音の順に5年に一度恵方が回ってきて、荒子観音寺は今年が恵方に当たる。

昔から恵方の寺に参拝すると、ご利益が多いと言われていて、例年より多くの参拝者が予想される。


今日は真冬並みの寒さになり、教室内も冷え込みが強く、エアコンを入れても足元が冷えた。

材料庫から直径25センチほどのヒノキ丸太2本を出して、彫刻の素材作りをした。

金矢とクサビを使って半割りにして内部を調べたが、隠れ節や入り皮などの欠陥もなく、木目も素直に通っていた。




そのうちの2個を家に持ち帰り、三角柱に加工した。


先日完成した薬師如来の左右に祀られる日光菩薩と、月光菩薩を彫る予定。

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円空仏彫刻の稽古はじめ

2025年01月09日 | 趣味

今朝の冷え込みも厳しく、手袋をしていても指先がかじかみ、
鼻水や涙が盛んに出た。


毎週木曜日は、円空仏彫刻「木端の会」の教室が開かれる。
今年最初の稽古日で、荒子観音寺境内の教室に会員が集まり、
新年の挨拶を交わした後、それぞれの課題に取り組んだ。


家で作った小仏像の背面にゴム印を押し、新たな小仏像も
3個作って初稽古を終えた。


中川区のマスコットキャラクターが揃って、初詣に訪れた。



昨年はコロナ禍で中川区民祭りが中止になったので、
今年こそは無事開催が出来るよう祈願したとのこと。


テレビでは今季最強寒波接近中のニュースを伝えている。
今夜はОB会の会合があるが、防寒対策をしっかりしないと
風邪をひいてしまう。
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初仕事

2025年01月05日 | 趣味


今日も東海地方は高気圧に覆われて、朝から青空が広がっていた。


昨日は菜園の初仕事で鍬入れをし、今日は彫刻の初鑿入れをした。
作りだめしてあった小仏像を、クルミの殻に納まるように刃物で
微調整しながら入れ込んだ。


2センチほどの小仏像に、目鼻口を彫るを作る時は、明るい部屋で
拡大鏡眼鏡を使っている。

クルミの上部にヒートンをねじ込み紐を付ければ、ストラップが
完成する。


昨夜、NHKのEテレで、こころの時代「円空とともに歩む仏像
に宿るほほ笑みの秘密〜円空研究に捧げた人生〜長谷川公茂」
を視聴した。

氏は若い頃から円空研究と普及に尽力され、円空学会理事長を
30数年にわたって務められ、令和5年8月に91歳でご逝去された。

その間に全国に点在する円空仏をすべて訪ね、著書や写真集に
まとめられている。

度々、氏の講演を聴いたり著書を読んで、円空に関する知識を
広く吸収することができた。


氏が亡くなる2ヶ月前に講演を聴く機会があり、円空仏の微笑は
人々に安らぎと生きる喜びを与えると静かに語られた言葉が耳に
残っている。

  同番組は、1月6日Eテレで13:10分から再放送
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小仏像作り

2024年12月27日 | 趣味

朝から季節風が強く吹き、冷え込みが強かった。


堀川畔の四季桜は、風に散ることもなく咲き続いている。


今日は予定がないので、彫刻をしたり本を読んだりして家で
のんびり過ごした。

仏像彫刻が一段落したので、端材を利用して小仏像を
作っている。

2センチ未満の像はクルミの殻に入れ、それ以上のサイズは
紐を取り付けてストラップにする。

視力や指先の感覚が鈍ってきたので、小仏像作りは昼間の
明る部屋でしている。

紐の取り付けなどは集中力が要らないので、、日が暮れてから
居間でテレビを見ながらのんびりやっている。

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荒子観音寺の教室で円空仏彫刻

2024年12月19日 | 趣味


強い寒気が流れ込み、冷え込みの厳しい一日だった。
東京では初雪が降ったが、名古屋は木枯らしが吹きすさび
枯れ葉を散らしている。


荒子観音寺本堂前の雄松と雌松の剪定が終わり、真ん中で
仲良く手を繋いでいるような形に見える。 


毎週木曜日は円空仏彫刻教室の日で、午前中は荒子観音寺境内
の教室で、窓越しの景色を見ながら薬師如来像の彫刻をした。


ここ数日は気温差が大きく、夜間の急激な冷え込みで庭の
モミジが鮮やかに色づいていた。



来週は教室内外の大掃除と納会をして、今年の木端の会の
活動は終了する。
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円空仏彫刻の稽古で荒子観音寺へ

2024年12月12日 | 趣味

今朝はダウンを羽織って散歩に出かけたが、冷たい北風が
吹きつけ震える冷たさを感じた。


帰りに柳橋中央市場の練り物の店で、はんぺんやちくわ、厚揚げ
さつま揚げなどおでんの材料を仕入れた。

歳末大売り出しが始まると大混雑するが、まだ嵐の前の静けさ
だったが、数の子やエビ、カニ、タツクリ、紅白かまぼこなど
正月の人気食材がたくさん並んでいた。


木曜日は円空彫刻教室の日で、荒子観音寺の会場で練習をした。
正月を迎えるために、本堂前の松の木の剪定作業が始まっていた。

毎年目にする年末風景だが、無駄な松葉を1本1本を丁寧に切り
取り見事な姿に仕立てていく。



制作中の薬師如来像は、胴体は終わり、顔の部分の粗彫りに
取り掛かった。

これからは口角を上げたり目じりを下げたりしながら細部を
整えて、穏やかにほほ笑む仏さまに仕上げていく。


久しぶりに荒子観音北門前の吉田麺業荒子店で、きしめんセット
昼食をとった。

自慢のきしめんの上には、揚げたての天婦羅がのり、親子丼
付きでボリューム満点。

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荒子観音寺境内に円空仏模刻を設置

2024年12月05日 | 趣味

今日も朝から冬晴れで、北風が冷たく感じた。


木曜日は円空仏彫刻教室の日で、午前は荒子観音寺で過ごした。
教室の窓からは、ちょうど見ごろを迎えた客殿庭園のモミジが
青空に映えていた。


本堂東側のフェンスに取り付ける、円空仏諸像の模刻14体が
出揃いパネルに固定された。


教室の会員(木端の会)が、手分けして取付作業をした。


屋外用のペイントで表面保護をしてあるが、風雨や日光に
晒される屋外なので、どの程度もつか多少の不安はある。


会員は常に円空仏を作り続けているので、経年変化で腐朽した
像の入れ替えは今まで通りにできる。

円空と所縁の深い荒子観音寺境内に作品が設置されれば、会員に
とっても作像した甲斐があるし、仏像彫刻の意欲もわく。
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薬師観音像の粗彫り

2024年11月30日 | 趣味

早朝まで降っていた雨は上がったが、北からは灰色の雲が
流れ込む寒い一日だった。


クルーズ船が土日に運航されているが、風除けがないので
乗客は寒そうだった。


納屋橋ピアでは、元気な人たちが寒さに身をすくめながら
順番を待っている。


晴れたり曇ったりのすっきりしない天気だが、雲が去って
陽射しの暖かさにはほっとする。


薬師如来立像は、胴体の形を整えながら衣紋や足、蓮華座
薬壺などの形を作った。
もう少し胴体を細かく仕上げてから、顔に移っていく。

やや大きめの顔は小顔にするが、大きいのを小さくすることは
出来るが、その逆は出来ないので、どの部分も最初は大きめに作る。
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円空仏の塗装

2024年11月21日 | 趣味

朝は初冬の冷え込みだったが、昼間は陽射しがたっぷりの
小春日和となった。

週末には再び強烈な寒気が流入し師走並みの寒さになるようだ。
相変わらず寒暖差の大きい天気が続いている。


毎週木曜日は円空仏彫刻教室の日で、午前中は会場の荒子
観音寺で過ごした。


陽射しがあるのでエアコン無しで快適だった。


境内に設置する会員が作った円空仏の塗装をした。
屋外に置くため風雨や日光に晒されるので、少し厚めの
ラッカー塗装を施した。

12月上旬には、11体ほどが境内の一角に安置され、参拝者や
通行人の目を引くことだろう。
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小仏像を入れるクルミの加工

2024年11月15日 | 趣味

朝から雨雲に覆われて、午後には時々にわか雨が降った。



広小路通り街路樹のケヤキやイチョウが少し色づき、季節が
進んでいることを教えてくれる。


今日も強い冷え込みは無かったが、週明けには今シーズン1
番の寒気が南下すると報じていた。

いよいよ冬将軍の到来で、遅れていた紅葉も一挙に進むこと
だろう。


先日木曽三川公園で拾い集めたクルミの加工をした。


片面を横に鋸を入れ、縦からも入れて殻の一部を欠き取る。


実や殻の残りをさらい、小仏像が入るように加工する。
クルミの殻は意外に固くノコギリがなかなか進まない。

中味をかき出す工具は、器用な会員が作ってくれた特製
刃物を使っている。

↑おみやげ用ストラップ
これからの寒い日には、部屋に籠ってお金にならない
内職仕事を、しこしことする日が増える。
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尼僧像

2024年11月05日 | 趣味

今日は晴れ間もあったが、雲の多い一日だった。


暑くもなく寒くもなく過ごしやすかった。


先日作り始めた、謎の多い円空作尼僧像の形が出来た。
関市不動堂近くに住んでいた尼僧がモデルと言われている。

諸説が色々あって、不動明王の脇侍を務める「矜羯羅童子」
であるとの説が、有力通説となっている。


通説はともかくとして、円空さんが思いを寄せた美形の
尼僧を想像しながら、優しく美しい表情を作ってみたい。


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尼僧像

2024年11月02日 | 趣味


今日も低気圧の影響で、朝から雨が降り続いていた。
時折激しく降り、午後には大雨注意報が出た。


かつて岐阜・関市の不動堂に祀ってあった、円空作矜羯羅童子
(こんがらどうじ)の模刻を始めた。



残念ながら、この像を含む21体の円空仏が盗難に遭い、
未だに所在がわからない。


像に関する諸説は様々で、艶やかで優しい姿かたちは、
不動明王脇侍の矜羯羅童子ではなく、円空さんが想い
寄せた尼僧がモデルとも言われる。


今は幻の円空像になってしまったが、残された写真を参考に、
円空さんの心情を探りながら作像してみたい。

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円空仏彫刻教室

2024年10月31日 | 趣味

朝のうちは晴れ間が広がり、空気がひんやりとしていた。


毎週木曜日は円空仏彫刻教室の日で、会場の荒子観音寺へ行く
途中にあるささしまライブに立ち寄った。

中川運河船止め周辺の整備が進み、水辺を巡る遊歩道も少しずつ
伸びている。


教室は、午前のクラスに出席して帰る頃は、すっかり雲に
覆われていた。


昼食を大名古屋卸売センター内の「まぐろや」まぐろ丼
を食べた。


まぐろ卸を営む目利きの選んだまぐろは、新鮮で脂がのり
とても美味しかった。


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竜頭観音立像

2024年10月24日 | 趣味

朝のうちは青空が広がり、雨上がりの空気が爽やかだった。


上空をスジ雲が幾筋も流れていた。
この雲が現れると天気が下り坂に向かうと言われる。


木曜日は円空仏彫刻教室の日で、午前中を荒子観音寺の
教室で過ごした。


制作中の竜頭観音像は、数か所の手直しをしてほぼ完成した。


顔を小さくしたため鼻や唇も彫り直した。
像を見つめていると、手を加えたい箇所が次々に出てくる。

その都度手を加えて、前より悪くなることもあるので、どこかで
妥協しないと次の制作に入れない。

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竜頭観音像の模刻

2024年10月03日 | 趣味

今朝は東の空が茜色に染まっていた。
朝焼けの鮮やかさがなく、少し不気味さを感じた。




下園公園で毎年同じ場所で咲く彼岸花は数が少なく、
萎れ始めていた。

桔梗は夏の盛りのころから咲き続け、今も元気に
次々と開花している。

↑荒子観音寺
今日は低気圧や前線の影響で、昼前から本降りの雨となった。
気温は久しぶりに30度を切ったが、湿度が高くて蒸し暑い。


毎週木曜日は円空仏彫刻教室の日で、会場の荒子観音寺で
竜頭観音像の制作をした。


顔の粗彫りをし、頭上に戴く竜の形を作った。
観音様の優しく微笑む姿と、竜が髪を逆立て眼光鋭く
睨みつける対照的な姿を表現したい。
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