朝のうちは青空が広がっていたが、寒気の影響で雲の多い一日だった。
白川公園の紅葉は、ケヤキが赤茶けて盛んに葉を落とし、イチョウは
黄金色に輝いている。
園内の小径は落ち葉の絨毯が敷き詰められている。
ツワブキの花が咲きそろい、公園の季節も一歩進み、久しぶりに
底冷えがする寒さを感じた。
若宮大通りのトウカエデの赤とイチョウの黄のコントラストが
美しい。
木曜日は円空仏彫刻教室の日で、会場の荒子観音寺で稽古をした。
庭師さんが本堂前の松の木を剪定していたが、松は年2回剪定して
いて、冬は古い葉を一本一本取り、形を整えて下枝に陽が当たる
ようにしていく。
選定が進んでいる右の松は、左に比べて枝ぶりが良く見え、樹形も
きれいの整っている。
何気なく見ている松も、手入れされた松は、まるで盆栽のように
美しい。