飛騨地方は、朝から本格的な雨が降っている。
気温も高めで、早春の雨が、まわりの雪をあわただしく解かしていく。
去年の年末に作った雪だるまの残骸が、哀れな姿をとどめている。
田んぼの雪も一部が消え始めて、黒い土や水溜りが目立つようになってきた。
天気予報によると、暖かい日も今日迄で、また寒気が流れ込んで雪の日が続くようだ。
今日も、未明に起こった震度3で目が覚めた。
ちょっと早い目覚ましで、2度寝をしようとしたが、次の揺れが気になって寝付けない。
余震がいつまで続くか不安だが、気象庁は、「だんだん地震の数は少なくなっているが、本震か前震かの見極めはまだつかず、この先大きい地震が来る例もある。数日程度で見極めたい。」との見解だ。
岐阜大の地震工学の先生は、「内陸型地震で、これほど同じ地域で短期間に集中した揺れは近年になく、注目している。大きな揺れが来る前の「前震」か、「群発地震」か、調べる必要がある。」と述べている。
「古い建物は、この程度の地震でも被害が出る」と注意を呼びかけていた。
耐震構造?の犬小屋にいるユキは、未明の揺れで飛び出していたようだ。
古家の飼い主は、布団を被って震えていたが、どちらが良いのか分からない。
地震の見極めや予知は難しいようだが、仮に大きな揺れが来る前の「前震」で、これから「本震」が来ると言われたらパニックになるだろう。
「本震」を予告されるのも嫌だし、突然襲われるのも怖いし、やっぱりどちらも来ない方がいい。