知多半島最南端にある羽豆岬へ行ってきた。
岬の頂にある羽豆神社へは二か所の登り口がある。
天然記念物に指定されているウバメガシの原生林の
小径を登っていく。
途中の展望スポットからは、伊勢湾を挟んで三重県の
海岸線が連なっている。
林間から伊勢湾に浮かぶ神島が見える。
眼下の師崎港と三河湾の向こうは渥美半島。
羽豆岬一帯に広がる原生林は「羽豆神社の社叢」として、
国の天然記念物に指定されている。
神社参道の途中に羽豆崎城址があり、伊勢湾の要衝として
中世の頃の城と言われている。
尾張藩船奉行の千賀氏は城を解体し、その古材で
千賀屋敷を建てたと言われる。
往きと別の参道を下って海岸へ出た。
三河湾の篠島、日間賀島の向こうには渥美半島が連なっている。
↑師崎港
潮風を浴びながら岬を一周し、沖を通る巨大船を眺めたり、
渥美半島や志摩半島の眺望を楽しんだ。
帰りに「魚太郎」に立ち寄って刺身定食。
店内で鮮魚や干物などを物色し、夕食用のアジの開きを買って
名古屋へ向かう。
風は冷たかったが、新鮮な空気がいっぱい吸えたのは何よりだった。