名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

去り行く夏

2007年08月31日 | セカンドルーム
今日はトウモロコシと枝豆の収穫をした。
日にちをずらして種を蒔いたので、収穫も数回に分けて出来るけど、あと1~2回で夏野菜も終わる。
草いきれ、汗の匂い、夏野菜の香り・・・。 夏の匂いも、間もなく畑から消えていく。

秋雨前線がとどまって、雨が降ったり止んだりで肌寒い。
畑の作物も残り少なくなり、蝶やバッタも姿を消してしまった。
夏の終わりは、いつももの悲しい。
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猪のヌタバ

2007年08月30日 | セカンドルーム
猪の動きが活発になってきた。
先日も林道脇で、餌を掘っている親子連れを見かけた。
田畑の脇にはミミズや草の根を食べるために掘った跡が目立つし、猪わなにも掛かるようになった。
稲穂はまだ大きく垂れていないので、被害は出てないけど、収穫を控えて緊張感は日増しにつのって来る。

今日は崖下の湿地で、大きなヌタバを見つけた。
これは猪が仲間と相撲を取ったり、兄弟同士で遊んだ跡だと言う人もいるが、体に付いた寄生虫を落とすために泥浴びをした跡だ。
美容のために泥浴びをする人もいるようだけど、まさかお母さん猪がそんなつもりで・・・
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雨上がりの大八賀川

2007年08月29日 | セカンドルーム
家の向かいを流れている大八賀川は、乗鞍岳を源流に、宮川から神通川となって富山湾へ注いでいる。
岩魚が泳ぐ清流は、穏やかな瀬や岩を食む急流など、変化に富んでいるのでよく沢歩きをする。
今は両岸の木が谷を埋めるようにかぶさり、ススキやシダが茂って歩き難いし、虫も顔にまとわり付いて気分は良くない。
もう少し涼しくなれば、楽しく渓流の遡行が出来る。

午後になっていったん雨が止んだけど、山はまだ雨雲に覆われていて少し肌寒い。
雨が秋をつれてきたようだ。
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蜘蛛の巣

2007年08月28日 | セカンドルーム
今日は雨が降っていたので、2~3日出入りしなかった作業場へ行ったら、入り口や木工機械に蜘蛛の巣が張りめぐらされていた。
怠け職人のだらしない姿をさらす様だけど、今は昆虫が最も活動する時期なのか部屋の中や台所など、どこでも巣を張り、うっかりしていると顔にまとわり付いて気持ち悪い。
それだけ捕食する昆虫が、家の中に沢山居るのかもしれない。

この辺りの人たちは蜘蛛を大事にして、必要以上に巣を壊すことは無い。
農薬をまいて、蜘蛛までいなくなってしまった田んぼに、害虫が大発生したこともあるという。
蜘蛛は毎日数百匹の害虫を取る益虫である。

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薪作り

2007年08月27日 | セカンドルーム
去年の秋に伐採したナラの木を、チェンソーで玉切りし、斧で割って軒下に積む作業がようやく今日で終わった。
7月までは、本業の木工や畑仕事などが優先したり、腰を痛めたりして作業が遅れ、いつも丸太の山を見て憂鬱な気分になっていたけど、8月以降ピッチを上げて遅れを取り戻すことが出来た。
母屋と物置の軒下3ヶ所にびっしり積み上げたので、長くて寒い冬も暖かく過ごせそうだ。

1年のうち半年以上は暖房が必要なので、これくらいの薪が無いと安心できない。
毎年感じることであるが、大汗をかいた作業の苦労も、この薪の山を見た瞬間に吹き飛んでしまう。
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ペット

2007年08月26日 | セカンドルーム
集落には飼い犬が数匹いるけど、散歩をさせる習慣が無いので繋がれたままか、田畑の番をするため放し飼いにされていることが多い。
放し飼いは違反だけど、ここでは誰も気にする人はいないし、害獣が近寄らないので、むしろ歓迎しているようなところもある。
猫も牛舎や納屋のねずみを捕食しているので、丸々と太って逞しい。
ここではペットとして可愛がったり、癒してもらうというような飼い方はあまりしないようだ。

ユキ(柴犬)は、朝夕飼い主と一緒に散歩をする幸せな?犬である。
犬同士が触れ合う機会が無いまま育ってしまったので、名古屋へ行った時は歯を剥いて唸るので嫌われる。
フレンドリーな付き合いが出来るように仕付けておけばよかった・・・
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飛騨の風景

2007年08月25日 | セカンドルーム
私のいる集落から林道をしばらく登ったところに、サワグルミやミズナラの森の中を清流が流れている小さな平地がある。
いつもの散歩コースの一つであるそこは、山わさびが茂り、山野草も季節ごとに可憐な花を付け、岩魚が泳ぎ、瀬音にあわせて小鳥が囀っている。。
大きな滝は無いけど、植生や生態系、まわりの風景も、昨日トレッキングしてきた五色ヶ原とよく似ている。
乗鞍山麓は、どこでも集落から少し奥に入れば、こんな自然の風景がを随所で見られる。

五色ヶ原は手付かずの自然をうたっていたが、薪炭や用材の需要が多かった頃は、そこから暮らしの糧を得るために、多くの人たちが山へ入っていた。
生活様式が変化し、山との関わりがなくなった数十年の間に自然が回復し、その間、観光開発もされなかったので、植生も維持されてきたと思われる。
そうした山域を、純粋に自然保護のために入山規制をするのであれば納得できなくもないが、山里では日常親しんできた自然景観を楽しむ権利を奪ってまで規制する行政はちょっと大人気ない。
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乗鞍岳・五色ヶ原

2007年08月24日 | セカンドルーム
乗鞍岳の西麓、高山市丹生川町にある五色ヶ原は、開発の手から逃れた最後の秘境といわれ、最近はハイカーの間でも話題になっている。
3.000haに及ぶ溶岩台地には、数多くの滝や渓流によって木々や山野草が豊かに育まれ、美しい自然景観を作っている。
今日は、その五色ヶ原「滝めぐり・カモシカコース」をトレッキングしてきた。
ここは、高山市の条例によって、ガイド付きでグループ単位の入山しか認めていないので、他県から来た5名のパーティーの中に入れてもらった。
8時間のコースは、登山道や吊り橋が整備され、次から次へと見事な滝が現れ、深い森の中を清冽な水が流れている。
地元のガイドは、生態系や植生などを分かり易く説明してくれるので、いつもの登山と違う体験が出来た。

一人当たり8.800円から20.000円の入山料もちょっと高いし、ガイド付や事前の予約制も、一人でゆっくり山を楽しみたい人には、ちょっと煩わしい。
本来、自由に歩けた山域に突然ゲートを設けて、入山料を取るのは少し行き過ぎの気もしたけど・・・
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水浴び

2007年08月23日 | セカンドルーム
昨夜は雷鳴が轟き、明け方まで雨が激しく降っていた。
雨が上がって青空が広がったけど、今日一日は涼しかった。
いつもの散歩コースにある水路は、流れがそれ程速くないし深さも手ごろなので、犬はいつもここで水浴びをする。
水の中でしゃがみ込み、温泉にでも入っているような姿でしばらく休んでいく。

場所を覚えていて、ここへ来るといつも立ち止まって入ろうとする。
秋になれば素通りしてしまうので、犬にとってはまだ暑い夏なのだろう。
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山栗

2007年08月22日 | セカンドルーム
山栗のイガが少し大きくなって、針の先が薄茶色に染まってきた。
来月の末には、弾け落ちた実が拾えるので、散歩の楽しみが一つ増える。
山栗の実は小さいけど、炒って食べると甘味も強くて香ばしい。

甲子園の高校野球は、佐賀北高校が劇的な満塁ホームランで逆転初優勝した。
これで長くて暑かった夏に終わりを告げ、山里では秋色が少しずつ濃くなっていく。
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朝霧

2007年08月21日 | セカンドルーム
晴天続きのせいか、毎朝霧が立ち込めている。
夏の霧は仄かで淡いから、日が射し始めると直ぐに消えてしまう。
四方を山に囲まれ、放射冷却で霧が発生し易い地形になっているので、これから秋に向けて集落全体がすっぽりと濃い霧に覆われてしまう日が多くなる。

今朝はひんやりとした朝霧から、秋の訪れを感じたけど、日中の残暑は厳しかった。
よく働いてくれた助手は、霧に濡れたトウモロコシや枝豆などをいっぱい持って、暑い名古屋へ帰っていった。

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薪積み

2007年08月20日 | セカンドルーム
畑の脇で割った薪を、一輪車で運び、軒下に積む作業をした。
大小まちまちの薪は、バランスを取って積んでいかないと、後で崩れることがある。
薪ストーブを使う家が多いアメリカやヨーロッパでは、きれいにバランスよく薪を積み上げるコンテストがあるようだ。
力仕事を遊び心で楽しむ余裕を見習いたい。

今日は野良仕事も力仕事も苦手な助手が、日焼けと虫を気にしながら手伝ってくれた。
へっぴり腰でも猫の手よりは間に合うようで、八分通り積み上げることが出来た。


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日常の暮らしに

2007年08月19日 | セカンドルーム
賑やかだった我が家も、最後に次女一家4人が今日帰っていったので、再びもとの静けさに戻った。
お盆前にやり残してあった裏山の草を刈り、薪割などをして久し振りに仕事で汗をかいた。
婿3人で薪割をやっていってくれたので、丸太の山も半分ほどに減っていた。
夏の終わりまでには、残りを何とか終えられそうだ。

3人は、チェンソーや薪割り斧の扱い方も少しずつ慣れてきて、楽しそうに汗を流していた。
いずれも働き盛りの都会のサラリーマンだけど、何も無い不便な山里の暮らしが新鮮に映ったようだ。
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お盆休み

2007年08月18日 | セカンドルーム
3人の娘たちが、家族を連れて高山に遊びに来た。
それぞれの休みやスケジュールに合わせて集まり、都合のいい日に帰っていくけど、昨日は総勢12人が全員集合の賑やかな一日となった。
岩魚釣りや畑の収穫、薪割り、水遊びなどをした後は、庭でバーベキューを楽しんだ。
田舎の古い民家なので、部屋だけは広いので寝るのも遊ぶのもスペースだけは十分ある。
いつもは静かな我が家も、この3日間は臨時の保育園と民宿になった。

週明けからは、それぞれ残暑の厳しい中で忙しい仕事が始まるようだ。
都会のクーラーをつけた部屋より涼しい山里で、十分静養が出来たことだろう。
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昨日の雲

2007年08月17日 | セカンドルーム
昨日の夕方、秋によく見かけるいわし雲が茜色に染まって西の空に浮かんでいた。
今夏最高気温を記録した所も多く、多治見や熊谷では40.9℃になったとニュースがたびたび伝えていた。
暑いというより痛い感じと云っていたけど、体温より高い気温では、そんな表現がぴったりかも知れない。
秋を告げるいわし雲の下には、うなぎのように細長い雲が西から東にくっきりと連なっていた。
飛行機雲なら直ぐに消えてしまうけど、暗くなるまで残っていたので、地震雲かもしれない。
その後、ペルーに地震があったのは偶然だろうか。

今まで、雲や夜空の星をゆっくり見るような事は無かったけど、ここで暮らし始めてからは観天望気が生活の一部となった。
夕べは暑い夏の空で、小さな秋を見つけた。
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