名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

春の福地山

2007年04月30日 | セカンドルーム
奥飛騨の福地山(1.671m)に登ってきた。
去年の7月に登ったときは、あいにくの天気で山頂からの眺望が出来なかった。
心残りになっていたので、雪解けを待って登ることにした。
山頂からは笠が岳、槍・穂高連峰、焼岳、乗鞍岳など北アルプスの主役が眼前に勢揃いして出迎えてくれた。
往復6時間かけて登った甲斐があった。

奥飛騨温泉郷は150箇所以上の源泉があるといわれていて、そこへ寄るのが下山後の楽しみだ。
今日寄った平湯民俗園の中にある露天風呂は穴場で、連休にもかかわらづ随分すいていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍てる田んぼ

2007年04月29日 | セカンドルーム
今朝は、代かきが終わった田んぼに薄氷が張り、朝日でキラキラと輝いていた。
まだ朝夕は冬だけど、日が射せば春の陽気になる。
山里の田んぼは動物の被害が多いので、どこも周囲を柵で囲っている。
それでも猪は柵を蹴破って入るので、毎年の被害は少なくない。
動物除けの効果がある電気柵で集落全体を囲む計画が持ち上がったけど、今年は見送られたようだ。
その費用や管理などの問題があって、一部の反対意見で棚上げになっている。

狭い集落で何か事を決めるときは、全会一致が基本になっている。
多数決で反対意見を封じないことが、狭い集落を事無く維持してきた長年の知恵かもしれない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の乗鞍岳

2007年04月28日 | セカンドルーム
所々で黒い地肌を見せていた乗鞍岳が、先日の雪で化粧をしなおしたように美しく輝いている。
除雪作業が吹雪の中で、急ピッチに行われている様子が、地元の新聞に出ていたけど、まるで真冬のような風景だった。
5月15日の開通日が決まっているので、少々の天候悪化で作業を中断することは許されないようだ。

かつての軍用道路は、日本一高い所を走るドライブウエイとして、年間数十万人の観光客を迎えている。
すでにキャパを超えてしまった人や車の受け入れ議論が、自然保護と観光客誘致のはざ間で揺れ動いている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩霜

2007年04月27日 | セカンドルーム
今朝は寒かった。
霜が降り、薄氷も張っていた。
桜もようやく開花したから、この時期でも花冷えというのだろうか?
発芽した豆や野菜は霜に弱いので、このあたりの農家は霜除けをしたりハウスなどで栽培している。

飛騨では5月上旬までおそ霜があるので、家庭菜園をする人たちは、連休明けからする人が多い。
ぼつぼつ畑を耕し、畝を打って植え付けの準備をする時期が近づいてきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水芭蕉

2007年04月26日 | セカンドルーム
新しく出来た農道を利用すると、家から10分ほどで美女高原へ行ける。
そこの湿原に水芭蕉が自生しているので見に行ってきた。
売店のおばさんが、まだ少し早いようだと言っていたけど、結構たくさん開いていた。
連休には、もっと多くの白い妖精たちが、見物客を出迎えることだろう。

このあたりを旧江戸街道が通っていて、往時は木曽や信州を経て江戸へ行く重要な街道であった。
八百比丘尼や大蛇の伝説、史跡・旧跡なども残っていて、水芭蕉以外にも埋もれた見所がある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カモシカ

2007年04月25日 | セカンドルーム
麓では草木の芽吹きが始まったので、それを食べに山奥からやって来るカモシカをよく見かけるようになった。
干からびた木の皮より、みずみずしい新芽のほうが、きっと美味しいのだろう。
今日も近くの林道を散歩していて、曲がり角で出会い頭に2頭のカモシカに会った。
お互いにびっくりして、一瞬見合って後ずさりした。
カモシカは5mほど距離を置いたあと、警戒する様子も無くこちらの気配をうかがっている。
写真を撮ろうと構えたら、カメラ目線でポーズをとり協力してくれた。

親子か夫婦か分からないけど、表情があどけないので幼い兄弟かも知れない。
このあたりで、牛のように逞しいカモシカをよく見かけるので、その子供だろうか。
野生動物も春になって、活発に動き始めたようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンガルーチェア

2007年04月24日 | セカンドルーム
製作中の椅子2脚が完成した。
スツールが椅子本体の下へスライドして入る構造なので、軽量化を図るために座は布テープとペーパーコードで編んでいる。
椅子から引き出したスツールは、補助椅子やフットレスト、手荷物置きなどに利用できる。

朝日新聞主催の「暮らしの中の木の椅子展」に入選した椅子で、私の定番家具の一つになっている。
軽量化と強度のバランスをとりながら作っているけど、ここが一番難しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こぶしの花

2007年04月23日 | セカンドルーム
名古屋へ行くときには気が付かなかったけど、高山へ戻ってきたら山の斜面に点々とこぶしの白い花が咲いていた。
昔からこぶしが咲くと、農家では苗代作りをし、木々の若葉が出始めると田植えをすると言われている。
兼業農家が多い今は、山の雪形や草木の変化を読みながら農作業をする人は少なくなった。
本業のスケジュールが優先するので、自然の動きに合わせる余裕がなくなってしまったようだ。

それでも田起こしや苗代作りを始めるところもボツボツ出てきて、静かだった田畑も賑やかになっていく。
ようやく飛騨の山里にも春がやってきた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OB会

2007年04月21日 | セカンドルーム
 名古屋のホテルで、もと会社OB会の支部総会があったので出席して来た。
毎年春に開催され、前年の行事やサークル活動を報告したり、新しい年度の活動計画などをそこで決めている。 
その後の懇親会を楽しみに出席する人も多く、旧交を温めながら思い出話に花を咲かせた。
スピーチや会話の中から、それぞれの暮らし振りが垣間見えて、セカンドライフを楽しむ姿も伝わってくる。

最近では、かつての職場で接点が無かった人たちの入会も増えてきたけど、共通の話題があるので、お互いに場の雰囲気にすぐ解け込める。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椎茸のむかで伏せ

2007年04月20日 | セカンドルーム
先日椎茸の植菌をして、菌糸が活着するように寝かせておいた「ほだ木」を裏山へ運んだ。
吉野桜が咲く頃にこの作業をするといわれているが、少し早いけど天気が良いのでやることにした。
木陰で風通しの良い平地を選び、下草を刈り取り、簡単な小道を作るなど、準備は前以ってしておいたので、今日はほだ木を運んで並べるだけだったが、急斜面の30往復は結構こたえた。

ほだ木の伏せ方は、井桁に積んだり、丸太を横に通して交互に立てかけるむかで伏せや、よろい伏せなどの方法があるが、管理のし易いむかで伏せにした。
秋に少し走り子が発生して、翌年の春から本格的に椎茸の収穫できる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名残り雪

2007年04月19日 | セカンドルーム
 昨日は桜を見て春を感じたけど、今朝はうっすらと雪が積もって冬のように寒かった。
低気圧が寒気と一緒に、雪まで連れてきたようだ。
思わぬ名残り雪で、出番を迎えたばかりの鶯も水仙も心なし寒そう。

青空が見えてきたら、あっけなく消えていった。
これが、今年最後の淡雪だろうか・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の開花

2007年04月18日 | セカンドルーム
今日、高山の町に出たら、ちょうど桜が満開で見頃だった。
高山祭りのときは大混雑で近寄れなかった赤い中橋から、ゆっくりと花見が出来た。
今日は花冷えで寒かったけど、淡い柳の若葉と桜の花が川面に映える姿は暖かかった。

町の桜が咲いて、1週間もすれば我が家の近所も開花する。
飛騨にも遅い春がもようやくやって来た。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行者にんにく

2007年04月17日 | セカンドルーム
裏山の岩陰に群生している行者にんにくが、10センチほどに伸びていた。
山で修行をする行者が、栄養補給のために食べたといわれるように、強烈なにんにく臭はいかにも元気が出そうな山菜だ。
以前、裏山で草刈りをしているときに、刈り取った草の中から突然にんにくの臭いがしてきて、そこに行者にんにくが自生していること見つけた。
料理は油いため、和え物、酢の物、卵とじ、お浸しなど、好みによって数多く楽しめる。

今日は若葉を数枚摘み取って、細かく刻んで卵とじを作ってみよう。
これからしばらくは色々な山菜が食べごろをむかえるので、夕食も少しは賑やかになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タラの芽

2007年04月16日 | セカンドルーム
山で自生しているタラの芽が少し膨らみ始めた。
まだ芽が堅いけど、成長が早いので暖かい日が続くとすぐに大きくなる。
タラの芽の天ぷらは、独特な香味と濃厚な食感が好まれて、人気のある山菜料理に一つだ。
それが災いして、タラの木を見つけると芽を全て取り尽くして木を枯らしたり、挿し木栽培のため木を切り取る人が増えている。
遠からず、天然のタラの芽も幻の味になってしまうかも知れない。

最近は水耕栽培や密集栽培のタラの芽が市場に出回るようになった。
肥料や農薬に頼らず自然の味を楽しむためには、乱獲を慎まなければならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の陽気

2007年04月15日 | セカンドルーム
 暖かい日が2~3日続いたので、水仙が一斉に開花し鶯も鳴き始めた。
ここは毎朝散歩するコースで、林道沿いに廃田や昔の桑畑や草刈場の跡が残っている。
跡を継ぐ人が居ないので、山里のなつかしい風景が少しずつ草や木に埋もれて消えていく。

今は緑も少なくちょっとさびしい風景だけど、間もなく桜や桃の花も咲き、春色が濃くなっていく。
早朝の散歩も、山から下りてくる冷気がようやく心地いい陽気になってきた。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする