名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

なめこの栽培

2007年03月31日 | セカンドルーム
 なめこの植菌をしたほだ木を、裏山の雑木林の中へ本伏せした。
茸の原木栽培は植菌後、活着を促すためしばらく仮伏せした後に本伏せをする。
なめこはそれをしない方が菌の回りが速いと聞いたので、今年はその方法をとることにした。
木陰で風通しがよく、水はけもよくて適度に湿気がある所でないと発生しないという贅沢でデリケートな「なめこ」のために、ベストの場所を選んでほだ木を並べた。

サクラカンバのほだ木は1本30kgほどの重量があるので、僅か100mの距離を担ぎ上げるのに大汗をかいた。
20本を20往復して運び終わったけど、次は椎茸の作業が待っている。
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椅子の制作

2007年03月30日 | セカンドルーム
木取りを終わった椅子の部材の加工をした。
脚の曲線部分は型紙で墨付けをして、バンドソーと治具を使って丸鋸盤で切断する。
接合部分は部材をそれぞれ凹凸にほぞ加工をする。
脚16本、笠木4個、座枠16個、貫8個を作って、椅子の部材が出来上がった。
次の工程は仮組みをして継ぎ手の精度を見ながら、鉋で部材の表面を仕上げ、角の面取りをする。

椅子はいろいろな角度から荷重がかかるので、継ぎ手部分の加工を正確にしておかないと失敗する。
コンマ何ミリの精度を要求されるけど、それに適う視力が年々怪しくなっていく。
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山芋掘り

2007年03月29日 | セカンドルーム
夕方散歩をしていたら、近所のおばあさんが畑で山芋を掘っていた。
浅い部分はほとんど猪にかじられ、1m以上掘り起こしてやっと残った芋が出てきた。
スコップを使えない猪は、ここまでは掘れなかったようだ。

おばあさんから1本頂いたけど、苦労して掘っている姿を見ているだけに恐縮してしまった。
さっそく、玉子と鰹節と醤油で味をつけて、とろろご飯にして食べた。
猪の食べ残しの貴重な山芋は、すこぶる旨かった。
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なめこの植菌

2007年03月28日 | セカンドルーム
サクラカンバ(山桜)の原木20本に、なめこの植菌をした。
なめこ栽培にはナラ、クヌギ、カシ、クリ、ブナ、サクラ、クルミなどの広葉樹が適している。
中でもサクラカンバは肉厚で艶のあるなめこが取れるので、このあたりでは好んで使われる。
ドリルで1本の原木に30~40ヶ所ほど穴を開け、そこへなめこの菌糸が付いた駒を打ち込み、菌の活着を促すためコモをかぶせてしばらく伏せておく。
その後、直射日光の当たらない適度な湿気のある雑木林の中に伏せておくと、秋には宝石のように輝くなめこが発生する。

サクラカンバの原木は近所の林業家の人から頂いた木で、さぞかし美味しいなめこが収穫できることだろう。
今から秋の収穫が待ち遠しい。
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山仕事

2007年03月27日 | セカンドルーム
先日、裏山で伐採してあった楢の木を、玉切りして下まで運ぶつもりで取り掛かったが、途中で腰を痛めて中断してしまった。
ようやく痛みも無くなったので、残りの作業に取り掛かった。
雪も融けてしまったので、滑らせて下ろすことが出来なくなり、一本づつ担いで運ぶことにした。
非力な上に腰をかばいながら運ぶので、思うように仕事がはかどらない。

日ごろ使わない筋肉を使ったり、不自然な姿勢で力仕事をするとすぐ腰や背中の筋を痛めてしまう。
年寄りの冷や水でもないけど、冬の間に少し楽をし過ぎたようだ。
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ユキ(柴犬)の昼寝

2007年03月26日 | セカンドルーム
2日続きの雨が上がり、明るい日差しが戻ってきた。
3月も下旬になると少しは寒さも緩み、犬は小屋から外へ出て昼寝をすることが多くなる。
雪が融けて間もない地面はまだ冷たいので、クッションを日向に引っ張り出して寝そべっている。
日陰になると、おもむろに起き上がって、日差しを求めて移動していく。
犬にもこの程度の知恵はあるようだ。

冬の厳しい寒さが、雨とともに去っていったようで、今日は春の訪れを身近に感じる陽気だ。
犬と一緒にこの開放感を楽しみたい。
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地震

2007年03月25日 | セカンドルーム
昨日からの雨が、午前中まで激しく降っていた。
朝から作業場へ入って、木取りを終わった椅子の脚を自動鉋盤で加工をしていたら、定盤の上で部材がゴトゴトと踊り始めた。
鉋盤が異状回転を起こしたと思って、スイッチを切ってモーターを止めても作業場全体が揺れていたので、地震であることが分かった。

機械は高速回転をしているので、音や振動がかなり大きく、外をダンプが通った程度では気付くことはないが、震度4の地震ともなれば異常は感じる。
幸い飛騨地方では目立った被害は無いようだが、震源地北陸地方の被害が少ないことを祈りたい。
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陽だまりの水仙

2007年03月24日 | セカンドルーム
このあたりは山すその斜面や林道の脇などに、水仙がたくさん自生している。
特に南斜面は雪解けも早いので、残雪をかき分けるようにして水仙が顔を出す。
少々雪が残っていても、白や黄色の可憐な花を見つけると、春の訪れを身近に感じる。

桜の開花が暖かい地方から伝わってくるけど、ここではもうしばらく先になる。
飛騨では水仙やこぶしが終わると、桜や桃がいっせいに開花して春本番を迎える。
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蜜蜂の飼育

2007年03月23日 | セカンドルーム
サワラの丸太をくり貫き、上と下に蓋を取り付けた巣桶を家の軒下と裏山にそれぞれ設置した。
桶の下部に蜜蜂が出入りする隙間を作り、中には支柱を1本渡して巣を作り易くしておく。
この隙間が大きすぎると、天敵のスズメバチに襲われるし、小さすぎると蜜蜂が出入り出来ないので調整が微妙だ。
サワラの桶は、防暑と防寒に優れ、分蜂した蜂が入り易いので、この辺りではよく使うらしい。

伐採作業をしている人から頂いた桶の一つには、去年の巣が残っていたので、そこから蜜蝋を剥がしてバーナーで溶かし、新しい桶に塗りつけた。
これで巣を探している蜂を誘い、安心して巣作りをするらしい。
山で仕事をする人たちは、自然をうまく利用して、その恵みを得る技を実によく知っている。

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高山へ

2007年03月22日 | セカンドルーム
5日振りに高山へ戻ってきた。
名古屋では桜がほころびかけていたけど、ここはまだ空気が冷たく春はもう少し先のようだ。
それでも行く時に比べれば、周りの雪も少なくなって、畑の土や緑も所々で顔を出し始めている。

留守にしていた家は、すっかり冷え切って、お昼に着いた時の室温が3度しかなかった。
断熱材を使ってない家は外気温と同じなので、ストーブをガンガン焚いても部屋がなかなか暖まらない。
1時間ほどでようやく部屋も暖かくなって、やっと人心地がついた。
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スパイラルビル

2007年03月21日 | セカンドルーム
名古屋駅前に建設中の、超高層ビル工事が急ピッチで進んでいる。
ついこの間までは基礎工事をやっていると思っていたら、今はかなり高層階まで鉄骨が組まれ、外壁のガラスも下から張り始めている。
巻貝のようにらせん状に伸びる斬新なデザインのビルは、どんな姿を見せてくれるのか完成が楽しみだ。

今年になって2棟の超高層ビルが完成して、このあたりの景観が一変した。
開発計画が他にも進行中で、名古屋駅前の表情が来るたびに大きく変わっていく。

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温泉旅行

2007年03月20日 | セカンドルーム
もと会社の温泉好きが誘い合って、加賀温泉郷の片山津温泉へ一泊旅行をしてきた。
ここは関西や中京地区の奥座敷として人気のある温泉地であるが、かつての賑わいは無く廃業中の旅館が目に付く。
目新しい企画で、集客をしている旅館は繁盛しているが、温泉だけを売り物にしているところは苦戦をしているようだ。

いつもは観光スポットを目まぐるしく回っていたけど、今回は温泉だけをゆっくり楽しむことが出来た。

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お彼岸

2007年03月18日 | セカンドルーム
今日は彼岸の入り、名古屋の平和公園へお墓参りに行ってきた。
子供の頃から、お盆やお彼岸にはいつもお参りに来ているが、以前ほどの人ごみや車の渋滞は見かけなくなった。
平和公園は、名古屋市内のお寺に隣接してあった墓地のほとんどが、戦後の都市計画の一環でここに移転して出来た巨大な墓地公園である。

緑の少ない丘陵地に林立する石塔群は異様な光景で、ご先祖をまつる雰囲気もなく、いまだにここは馴染めない。
寺と墓を切り離す発想もすごいが、これによって都心から貴重な空間や緑が消えてビルや駐車場に変わっただけでなく、町の文化も消えてしまった。
ここも、かつての巨大ニュータウンが衰退し始めた姿を追いかけているようだ。


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今朝の我が家

2007年03月17日 | セカンドルーム
先日の降雪以来、春がどこかへ行ってしまった。
木々の冬芽も堅いし、顔を出し始めた蕗のとうや水仙も隠れてしまった。
春への期待が大き過ぎると、いつも裏切られる。
やはり季節の訪れは、目や肌で少しずつ感じながら楽しむ余裕が必要かも知れない。

今日から名古屋へ。
数日の間に、飛騨の冬景色も春色に彩られるだろうか。


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土場の撤収

2007年03月16日 | セカンドルーム
昨年の12月から続いていた伐採作業が、今日で全てが終了して次の現場へ移っていった。
伐採した材木を搬出し、張り巡らされていた索道を外し、重機や機材も運ばれていった。
今年は雪が少ないとは言え、傍らで見ているだけでも真冬の作業の厳しさや感動のシーンもたびたび目にすることが出来た。

次の現場は大八賀川の源流部で、ここより高度もあり雪も深いので、すでに撤収作業と並行して除雪作業などの事前準備が進められている。
番犬の小次郎も次の仕事場へ行ったようで、数日来姿を見せなくなった。

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