今日は台風の影響なのか、天気は朝からすっきりしない。毎朝田の雑草を取っているが、ようやく押さえ込むことが出来て、ほとんど目立たなくなった。
田から抜き取ったタベ(稗科の田の雑草)を、来年の田起こしの時にすき込もうと、他の刈り草と一緒に積んで干しておいた。
近所のおばあさんが目ざとく見つけて、燃やすか田から離れた山に捨てて来いと言われた。
タベを堆肥にしたら、発芽して田んぼがタベだらけになってしまうとの事だった。
実も熟していないので大丈夫だと思っていたが、生命力が強くて抜き取った後も成長を続けて種になるらしい。
また一つ新しい知識が身に付いた。
近所に葉タバコ畑が2ヶ所あるが、ぼつぼつ終りの時期を迎えている。
春に蒔いた苗の生長は早く、初夏には花が咲き、夏には2mを越す背丈になる。
暑い盛りに成長した葉を下から摘み取り、ハウスで乾燥してJTへ出荷する。
以前はタバコの栽培農家が多かったが、喫煙者の減少とともに生産者も少なくなっていくようだ。
わが菜園のキュウリやトウモロコシも終わり、田の雑草も一頃の勢いが無くなった。
顔にまつわり付く虫もいなくなり、山里の田畑は夏の終わりを告げている。