名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

今日の昼食は山家料理

2011年07月31日 | セカンドルーム

 

畑の作物は、キヌガサエンドウとスナップエンドウが終わって、トウモロコシと枝豆、ささげが加わった。


枝豆は春先に蒔いた種をキジバトに食べられたり、出た芽を野うさぎに食べられたりしたが、人間の食べる分は残してくれた。

普通は茎ごと抜いて収穫するが、食べきれないので十分に膨らんだ莢だけを選んで取っている。


トウモロコシも実が大きくなり、ひげも茶色になったので、3本収穫した。
時期をずらして種を蒔いたので、これから次々と実ってくる。


実が小さい時にカモシカに10本ほど食べられてしまったが、孫たちが食べる分は十分残っている。


今日の昼食のメインディッシュは「朴葉餅」で、おかずは茹でトウモロコシと枝豆、ナスの浅漬けにささげの味噌汁を作った。
採り立て茹で立ての枝豆とトウモロコシは、甘くてとても美味しかった。
朴葉はご近所さんからの頂き物で、餅を朴の葉でくるんだ飛騨の郷土料理である。
飛騨の人たちはお餅が好きで、お正月だけでなくヨモギや大豆など旬の材料を使って、色々な餅をついている。
朴の葉は殺菌力があるので、食品を包んだり、食器代わりにも使われていた。


耐熱性もあるので、トースターで6~7分焼くと、朴葉が焦げてぽろっと剥がれる。
今日のお昼は、朴葉の移り香を楽しみながら、山家料理?で満腹になった。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命を繋ぐ虫たち

2011年07月30日 | セカンドルーム

 

7月も終わろうとしているのに、天候不順のせいか、虫たちは例年と違う動きをしている。
春先に堆肥を掘り起こしていても、カブトムシの幼虫が見つからなかったし、セミの抜け殻も少なかった。
ミツバチもあまり見かけないし、ツバメも少ない。
毎年大発生する羽アリもまだ姿を見せない。
セミもヒグラシ以外はあまり聞こえてこない。
自然の変化に敏感な虫たちは、人間が感じないところで影響を受けているのだろうか。

それでも、毎晩ほたるが飛び交い、キリギリスも鳴き始めた。

 


玄関の網戸には、色々な蛾に混じってカミキリやカブトムシの子供も来るようになった。
クワガタやカブト虫の成虫はまだ見かけないが、これから来てくれるだろうか。
田畑のまわりでも、虫たちがひと夏だけの饗宴を繰り広げている。

 
カナブンの食欲はすさまじく、瞬く間に葉っぱをメッシュ状に食い漁っていく。
食べながら糞をしたり交尾をしたりと、何とも慌ただしい生きかただ。
草木もその勢いに負けずに、枝を張り葉を次々に出して対抗している。
早朝は、シオカラトンボやヤンマ、赤トンボなどが、飛翔を前に羽を休めている。

 


イナゴも稲の葉を盛んに食べているが、数が少ないのでそれほどのダメージは無い。

天敵のカマキリやツバメが、適当に取ってくれるので、大発生することは無いようだ。
命を繋ぐために、別の命が消えていくのは自然の摂理であるが、小さな虫たちは短い夏を精一杯楽しんでいる。
最近は連鎖の輪が乱れているようで、身近な昆虫たちが消えていくのが気がかりだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イノシシ除けの柵作り

2011年07月29日 | セカンドルーム

 

稲の穂孕みが始まって、間もなく出穂の時期を迎える。
それを狙ってイノシシが侵入してくるので、集落ではその対策に大童だ。


集落のあちこちに箱罠が仕掛けられているが、繁殖力の旺盛なイノシシは数を増やし、被害も年々増加している。
主な原因は、温暖化で野生動物繁殖環境が良くなった、猟師の減少、耕作放棄地の増加などと言われている。


自衛手段として、トタンや金網、ナイロンの網などで柵を作って守っているが、最近は電気柵が主流になってきた。

 


設置に手間が掛からないことと、他の方法に比べると防御効果が優れていることが、普及の理由のようだ。


にわか百姓は数万円の投資を惜しんで、昔ながらのトタンを使って柵作りを早朝から始めた。
鉄パイプや木の杭を2本打ち込み、その間に古トタンを固定していくという根気の要る仕事である。

 

田んぼの周りをぐるっと囲った後は、要所をトタンを地面に並べていく。
これはイノシシがジャンプする時に、滑って飛び越せないとか、トタンを踏んだときの音を嫌がるとか言われているが、効果の程はよく分からない。

本丸が終わった後は、出丸の固めも怠れない。
獣道の草を刈り、障害物を置いて用心深いイノシシの侵入を防ぐ作戦である。
去年はこの作戦で守り切ったが、電柵のビリビリを嫌ったイノシシ軍団が、トタン城の集中攻撃を仕掛けないか心配だ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激しい雨が降った後は

2011年07月28日 | セカンドルーム

 

今朝は激しい雨音で目が覚めた。
トタン屋根を叩く雨音と、雨樋から溢れた水の落下音に加えて、脇を流れる用水の水音も轟いていた。
名古屋でも滝のような激しい雨に遭遇したが、最近は降り方も照り方も極端すぎる。
裏山ののり面から噴き出したり、流れ落ちた雨水が、庭を横切って川のように道路へ流れていくさまを見ていると、山が崩れないかと心配してしまう。
幸いお昼前には雨も止み、これといった被害もなくほっとした。
水路が溢れて道路が冠水していたが、程なく元の水位に戻った。

泉の水が堰を切って、田んぼへ流入しないか心配していたが、ここも無事だった。

畑も雨の被害はなかったが、ドサクサ紛れに何者かがトマトを横取りしていった。

 


トマトは独特の匂いがするので、動物が好んで食べることは無いと言われていたが、最近は時々食べられるようになった。動物たちの食生活が変化したのか、好みが変わったのかは分からないが、無事なのはピーマンとシシトウぐらいになってしまった。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋から高山へ

2011年07月27日 | セカンドルーム

 

今朝、曇り空の名古屋を出て高山へ向かった。
美濃あたりから激しい雨が降り始めたが、坂本峠を越えて飛騨に入ると雨も止み窓を開けて走ることが出来た。


せせらぎ街道の緑のトンネルと、沿道のシラカバ林は目にも涼しく、涼風も飛騨へ来たことを感じさせてくれる。

 

夏休みに入ると、西ウレ峠の休憩所や清流のほとりのごみの散乱が気になる。
親子連れや若いグループが、楽しそうに食事をしたり、休憩している姿はほほえましいが、心ない人たちのマナー違反が気分を壊す。
小さな子供の目の前で、平気で吸殻を捨てたり、ごみを放置する幼い親に、「ごみは持ち帰りましょう」の看板は通じない。

昼前に家に着き田畑を見回ったが、雑草が伸びている以外は何も異常はなかった。


稲も順調に生育しているようで、穂を含んだ茎は丸みを帯びて膨らんでいた。

 


名古屋へ行くときに、少し青いトマトや小さいキュウリ、ナスも取って持ち帰ったが、わずか数日間の留守で夏野菜は熟れ過ぎる状態でたくさん実をつけていた。


雑草もそれに劣らずびっしりと茂っていた。
人間は遊んだり休んだりするが、畑の作物や雑草は、その間も休むことなく伸び続けている。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナログテレビで地デジが映る

2011年07月26日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は、どんよりと曇って蒸し暑く、何となく梅雨時に戻ったようだ。


ユキ(柴犬)も蒸し暑さにうんざりしたようで、朝から冷たいタイルの上で寝そべっている。
ぼつぼつ、お互いに里心が付いてきたようだ。
お昼に中学の同級生たちと栄で落ち合い、ミニクラス会をしたが、元気な人もそうでない人も様々だが、仕事や雑事からも解放されて、穏やかな暮らしを楽しんでいるようだ。
同世代の最大の関心事は健康問題で、持病があったり薬を手放せない人ばかりなので、話題はどうしてもそちらへ傾きがちだ。
そんな中で秋の一泊旅行が決まって、楽しく散会することが出来た。

話はがらっと変わるが、
7月24日を境にアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に切り替わることは、総務省の音頭で各テレビ局は、きめ細かく伝えていた。
名古屋の家も居間のテレビは、予め地デジ対応に買い替えていたので問題なかったが、寝室は急ぐこともないし長い時間見ないので、そのままにしてあった。
その日以降は、砂嵐でぜんぜん見れなくなると思っていたが、今日現在も、今まで通りにきれいに映っている。
不審に思って、地デジコールセンターへ問い合わせたところ、ケーブルテレビや光テレビの一部は、地デジをアナログ信号に変換して送信しているとのことだ。
詳しいことは、接続会社へ聞いてくれと、あまり親切な対応はしてくれなかった。
光テレビの契約をしているNTTのサポートセンターへ、デジアナ変換サービスの期間やBSが映らなくなったことを訊ねても即答が出来ず、後ほど連絡するとのことでいったん電話を切った。
しばらくして返事があったが、サービス期間は2015年3月までで、BSの信号は変換が出来ないとのことである。
どちらも、即答できなかったり、しどろもどろの回答ですっきりしなかったが、テレビが映らない人への対応は出来るが、映るのになぜ相談するのかということのようだ。
アナログ放送終了の告知は、耳にたこが出来るくらい聞いたが、アナログテレビで地デジが2015年まで視聴出来ることは見落としていた。
PR不足は腹立たしいが、政官業にとってネガティブな要素を敢えて取り上げる必要はないと思っているのだろう。


先ほどアナログテレビを見ていたら、2015年まで視聴できるが、早めの切り替えをというテロップが流れていた。
何だかこの対応も取って付けたようで、今さらと思ってしまう。
東北地方のように、アナログの1年延長も可能だし、デジ・アナ変換機も市販されていることから見ても、全国一斉に買い換えを促す必然性は薄いように感じる。
突貫生産した地デジTVを、混雑してサービスが低下した店で急いで買わなかったことが、せめてもの慰めだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコンサークル

2011年07月25日 | セカンドルーム

 

今日は名古屋の会議室で、朝から夕方まで過ごした。
もと会社OB会のパソコンサークルの例会で、メンバーが定期的に集まって、情報交換や問題解決をしながら、パソコンライフを楽しんでいる。
特に今回は若手?の新入会員が4名も加わり、今までとは少し違う雰囲気の会になりそうだ。
若手といっても、定年退職した人ばかりであるが、一世代違うと知識も興味の対象もスキルもずいぶん違うので良い刺激になる。
スカイプで海外とやり取りしたり、音声処理技術を駆使して、CDの編集や制作を手がける人など、新しい動きも出てきた。
その一方で、ハードやソフトの不具合に悩む人も多く、気兼ねなく相談しながら問題が解決できる場は、今まで通りこの会が果たしている。
長時間部屋にこもって、パソコンとのにらめっこは些か疲れたが、今回も刺激とヒントを貰うことが出来た。


会場へ行くときは、雷が鳴り雨が滝のように降って、足元はびしょ濡れになった。
終日雨は降り続き、矢田川に洪水警報が出たが、帰りに見た堀川の水位は、いつもと変わらなかった。
往復が荒れ模様で大変だったけど、天気に影響されないパソコンサークルでよかった。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋の一日

2011年07月24日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は薄曇りで、暑さはそれほど厳しくない。
緑陰を求めて散歩をしているが、ビルに囲まれた舗装路は、早朝でもやはり暑い。


堀川沿いの遊歩道を歩き、名駅5丁目の神明神社から、観光ホテル前の下園公園で一息入れる。


都心にある神社の一角だけが、昔のままの姿で取り残されているが、あたりの様相は一変している。
蝉しぐれだけは、降りしきる雨のように耳を聾するばかりだ。
このあたりには古い町屋も残っていて、何となく藤沢周平が描く蝉しぐれの一シーンを思い出す。

 


帰りは桜通りを歩いたが、銀杏並木が木陰を作って涼しげで、銀杏もたくさん生っていた。
意外に名古屋は銀杏並木が多く、広小路通りや若宮大通りは、秋になるとたくさんの実を落とす。


昼食は近所の「イチビキ」でうな丼を食べてきた。
店構えも店内の雰囲気も昭和そのもので、私の子供の頃から少しも変わっていない。
今どきの小ぎれいなうなぎ屋は、客から見えない厨房でうなぎを焼いているが、ここは未だに玄関脇でうなぎを裂き焼いている。
どういう訳か、うなぎ屋は少し古めかしい店構えで、店も油煙でくすんだようなところが旨いような気がする。


この店のうな丼は1700円で、上丼が2000円である。
品のいい店に比べて、うなぎの型もよく肉厚で、外はカリカリで香ばしいが、中はふっくらと軟らかく油も良く乗ってとてもおいしい。
少し奮発して上丼を食べたが、これで夏バテもしないで猛暑が乗り切れそうな気分になった。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高山から名古屋へ

2011年07月23日 | セカンドルーム

 

台風の影響なのか一頃の暑さは無く、今日もしのぎ易い。
来週あたりからは、また暑さが戻ってくると天気予報が伝えていたが、涼しさに慣れた体には堪えるだろう。
2~3日間名古屋へ行く予定なので、それに備えて田畑の世話をしておいた。

中干しをしてあった田んぼに、午前中かけてたっぷりと水を当てた。
今頃の時期は浅水で良いと言われているが、3日間ほど保つように多めに入れたところ、畦をオーバーフローしてしまった。
これなら完全に干上がって、乾いてしまうこともないだろう。


ドロおい虫の影響で白茶けていた稲も、ようやく元に戻って、他の田んぼとそれほど遜色がないようになった。
好天が続いたこともあったが、農薬に頼ることなく、稲の回復力で持ち直したことは大きいと思う。

 


畑も動物用の防御柵を点検し、おみやげ用のキュウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、エンドウ、ヤングコーンの取入れをした。

ちょうど田んぼは出穂を前にして、水管理の大事な時期で、畑も夏野菜の収穫時期を迎えたので、長いこと留守には出来ないが、8月も何かと予定が入り名古屋への往復が続きそうだ。
家を出るときの気温は24度で、せせらぎ街道の西ウレ峠は20度だった。


いつもユキ(柴犬)が水浴びする、パスカル清見の清流は冷たいせいか、腹ばいになることは無かった。
夕方に着いた名古屋も、思ったほど暑くはなかったが、明日からは猛暑がぶり返してくるようだ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の散歩風景

2011年07月22日 | セカンドルーム

 

毎朝散歩する農道の脇で、オオマツヨイグサを目にするようになった。
宵待ち草とも呼ばれる黄色い花は、夕方に咲いて朝には萎む儚い花である。
「♪待てど暮らせど来ぬ人は 宵待草のやるせなさ~ ♪」は、竹久夢二の一節であるが、一夜の逢瀬が実らなかったことを詠んだのだろうか。


一晩中咲いた野辺の花は、夜行性の我を蜜で誘ったあと、うつむき加減に萎み始めていた。

農道の上には、たくさんのクルミが散乱していた。


ぶどうの房のように垂れ下がったクルミの一部が、風も無いのに落ちてくる。
毎年今頃になると見かける光景で、未熟なクルミがなぜ落ちるのか不思議でならない。
桃やリンゴなどは、良い実を残すため摘果しているが、それと同じことを自然にやっているのだろうか。


栗の花穂から強烈な匂いを放っていたのは、つい先日のように思えるが、もう可愛らしいイガに変わっていた。


青いイガは軟らかく、針に触れても痛くない。
秋になれば、イガが弾けてたくさんの山栗が落ちてくる。

今日も昨日の続きで畑の草取りをし、伸びたトマトやナス、ピーマンなどの幹を支柱に結束をした。
スイカとメロンのわき芽欠きをし、実の位置を変えて太陽が満遍なく当たるようにした。

 


スイカは子供の頭ほどになり、メロンも縞模様がはっきりしてきた。
野山は実りの秋に、畑は盛夏の取り入れに向かって、確実に季節が進んでいる。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の野良仕事

2011年07月21日 | セカンドルーム

 

今朝は青空が広がっていたが、湿度が高くて蒸し暑かった。
午後は雲が広がり、時々小雨も降る不安定な天気は、台風の余波のようだ。


今の時期は、丈夫な稲を育てるため、田んぼの間断灌漑をしている。
一昨日から田の水を落としていたので、表面が乾き干割れが出来ている。


稲が出穂して受粉する期間は水を必要とするので、水を湛えておくが、それ以外は間断灌漑を続ける。
稲に常に水を与え続けると、ひ弱な稲しか育たないが、稲が渇き、水を欲しがるギリギリのところまで待って与えると、十分に水を吸い上げ、根も茎も逞しく育つと言われている。
稲も飽食より、時にはハングリーのほうが逞しく育つようだ。
何だか「なでしこ」を思い出してしまったが、明日はたっぷり新鮮な水を与えよう。


畑の作物は順調に育っているが、雑草の伸びもすさまじい。
相手は休む間もなく伸び続けるので、少しサボると草で覆われてしまう。

畑の脇の花壇も、すっかり雑草の中に埋まってしまった。


涼しくなる夕方を待って、畑と花壇の草取りをしたが、その程度の時間では草の伸びに付いて行けない。
毎年勝負時に負けてしまうので、今年こそはと思っているのだが・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過、暑い夏が戻ってきた

2011年07月20日 | セカンドルーム

 

昨夜から降り続いていた雨は、午前中には上がった。
台風6号は太平洋岸を通ったので、飛騨地方の雨や風は大したことはなかった。
風や雨に備えて、畑の支柱を補強したり、風で飛ばされそうなものを片付けたりしたが、案ずるほどのことはなかった。
お昼過ぎに田の草取りを始めたが、曇りで気温も低く、仕事がはかどった。


3時過ぎると天候も回復して、青空が戻ってきた。
陽射しがあると、照り返しも加わって猛烈な暑さになり、全身から汗が噴き出てくる。
この時間帯の仕事は無理と、早々に切り上げて、滴り落ちる汗をシャワーで流した。
草取りスタイルは、いつもの山里クールビズであるが、作業着の下は吸汗・速乾の山用シャツを着ている。
絞れば汗が落ちるほどなので、高機能ウエアもお手上げだ。

アンダーウエアにはこだわる方で、目に付くと買い込んでは肌触りや速乾性などを試している。
先日、安房山に登ったときは、総合スポーツメーカーM社の高機能長袖シャツを着ていった。
吸汗、速乾性に優れ、素肌を乾いた状態に保って、快適な活動が出来るとラベルに書いてあったが、それを実感することは出来なかった。
長時間に亘って、行動と休憩を繰り返す登山では、肌のべたつきが何よりも不快である。
濡れたままの肌着は、真夏でも寒さで体が震えるときがあるし、高い山の稜線で風に吹かれれば、低体温症で遭難しかねない。
そこまでいかなくても、肌へのべたつきは気分が悪いし、休憩後にリュックを背負うときは、背中に冷たさが走り思わず震える。
安房山で試したアンダーウエアは、短時間のスポーツや野良仕事なら問題はないが、標高の高い山で長時間の行動は無理だと思った。
アウトドア専門のモンベル社のジオラインは、オールシーズン使っているが、問題が少なく信頼性は高いと思う。
毛細管現象で吸い上げた水分を、生地表面に拡散して素早く乾燥させるとのことだ。
一工夫のある無しが、スポーツ総合とアウトドア専門の差で、同じ商品でも優劣が顕著に現れる。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の一日

2011年07月19日 | セカンドルーム

 

朝方は雲が厚く、今にも降りそうな空模様であった。
急いでトマト、キュウリ、エンドウなどを取り入れていたら、雨が降り出した。
台風の前触れなのか雲の流れも速い。
乾燥した畑には恵みの雨だが、大雨や大風の被害が出ないことを願いたい。
しばらく晴耕が続いていたが、今日は久しぶりの雨読の一日となった。
朝のワイドショーを垣間見ながら、読みかけの「飛騨百姓騒動記」を読み終えた。
どの局もなでしこジャパン一色であったが、ゴールのシーンは何度見ても興奮がよみがえり、チャンネルを切り替えながら見続けた。
いろいろなエピソードも紹介されていたが、手弁当で遠征試合に出たり、昼間はパートをして夜に練習するとか、ユニホームは自分で洗濯をするとか、なんだか泣かせるような話だ。
世界の頂点に立ったスタープレーヤーは文字通り大和なでしこで、「家貧しくして孝子顕る」を地で行ったようだ。
話が変わるが、蓮舫さんがツイッターに、「なでしこJapan、優勝!!すごいです。」書き込んだところ、炎上した報じていた。
行政刷新相時代に、スポーツ振興費の仕分けに対する批判がツイッターで再燃したようだ。
「えっ?1番駄目なんでしょ?どうして喜ぶの?白々しいわ!」とか、「優勝おめでとう!など、あんたにだけは言われたくない。」などなど、きついシュートが飛び交ったとか。
世界一になったなでしこ達は、今後どう変わるのか、変わらないのか、興味津々だ。

 

午後は、ホテルアソシア高山リゾートの、屋根付きの露天風呂に行ってきた。 雨降りで山は見えなかったが、 市街地が一望できる温泉でゆっくり寛ぐことが出来た。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハウス団地のミニツーリング

2011年07月18日 | セカンドルーム

 

 今朝の朝焼け

今朝は3時に起きて、女子ワールドカップ決勝戦を観戦した。
開始早々からアメリカの猛攻は激しく、ピンチの連続で手に汗を握った。
危ういシーンが度々あったが、何とかしのいで、延長戦まで持ち込んだ。
いずれも先制を許す厳しい展開であったが、辛くも後半で追いつくという離れ業でPK戦にもつれ込んだ。
PK戦も、やや浮き足立った強豪を制して、劇的な勝利を手にした。


眠気覚ましに、なでしこたちの感動的なプレーの余韻を楽しみながら、近くの丘陵を自転車で走ってきた。
今朝は久しぶりに陽射しもなく、気温も低めで頬を撫でる風が爽やかだった。

 


ハウス栽培のほうれん草は最盛期を迎えて、取入れを待つほうれん草が青々と茂っていた。
トマトの出荷も始まり、ハウス農家は寝る間もないほど忙しい。

 


わが菜園のトマトも赤く熟して、毎日食卓に加わるようになった。
今日の野良仕事はそこそこで終え、午後はたっぷりと昼寝をして、寝不足の解消をした。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「舞茸」の原木栽培

2011年07月17日 | セカンドルーム

 

日本列島に居座った猛暑も今日がピークと報じていたが、そんなニュースにもほっとする今日この頃の暑さである。


今朝、近所の人から舞茸のほだ木をいただいた。
山林業のかたわら、楽しみで茸栽培や蜂蜜の採取などもやっている。
くり茸や天然蜂蜜をもらったり、山仕事も教えてもらう山里のお師匠の一人である。
椎茸となめこの原木栽培はしているが、ほだ木作りが難しそうだったので、舞茸は作ったことがない。
冬の間に、直径10センチほどの楢の木を伐採し、15センチの長さに玉切りして、雑菌の繁殖を防ぐため熱湯消毒をする。
その木片に舞茸菌を接種し、ビニール袋に入れて、室で温度管理をしながら菌が活着するのを待つ。


菌が付いたほだ木が、白色から茶褐色に変わったところで、土の中へ埋め込んで発生を待つという段取りである。
原木栽培で、一番手間の掛かる難しい作業が終わったほだ木を頂き恐縮したが、手ほどき通りにさっそく裏山の栗の木の下に埋め込んだ。

水はけが良くて直射日光の入らない、木漏れ日が差す程度のところを選んで穴を掘り、ほだ木を並べた。
その上に4センチ程の土をかぶせ、すき間にも土を入れて塞ぎ、最後に藁で覆いをして作業は終わった。

藁の覆いは、育つまで直射日光を遮り、乾燥を防いだり雨による土の流出や飛び散りも防いでくれる。
藁はいろいろな用途に使えて便利な上、最後に土に帰っていくので、農作業には欠かせない材料だ。

 キノコ図鑑より転載
来年の秋には、一抱えもあるような舞茸の収穫に思い描きながら、今日も大汗をかいた。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする