畑の作物は、キヌガサエンドウとスナップエンドウが終わって、トウモロコシと枝豆、ささげが加わった。
枝豆は春先に蒔いた種をキジバトに食べられたり、出た芽を野うさぎに食べられたりしたが、人間の食べる分は残してくれた。
普通は茎ごと抜いて収穫するが、食べきれないので十分に膨らんだ莢だけを選んで取っている。
トウモロコシも実が大きくなり、ひげも茶色になったので、3本収穫した。
時期をずらして種を蒔いたので、これから次々と実ってくる。
実が小さい時にカモシカに10本ほど食べられてしまったが、孫たちが食べる分は十分残っている。
今日の昼食のメインディッシュは「朴葉餅」で、おかずは茹でトウモロコシと枝豆、ナスの浅漬けにささげの味噌汁を作った。
採り立て茹で立ての枝豆とトウモロコシは、甘くてとても美味しかった。
朴葉はご近所さんからの頂き物で、餅を朴の葉でくるんだ飛騨の郷土料理である。
飛騨の人たちはお餅が好きで、お正月だけでなくヨモギや大豆など旬の材料を使って、色々な餅をついている。
朴の葉は殺菌力があるので、食品を包んだり、食器代わりにも使われていた。
耐熱性もあるので、トースターで6~7分焼くと、朴葉が焦げてぽろっと剥がれる。
今日のお昼は、朴葉の移り香を楽しみながら、山家料理?で満腹になった。