うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

薔薇の接木をしました

2013-02-11 14:13:40 | 6号室 趣味の技術室
「相馬」という品種の薔薇を接木します。絶滅寸前の激レア品種です。


庭の薔薇から取った枝です。



接木の台木には「野いばら」を使います。これも庭で育てていました。



まず、台木を切ります。



カッターで台木に切り込みを入れます。



この辺りまで切り込みを入れます。



枝で「挿し穂」を作ります。
新芽を1個~2個つけて写真のようにカッターで切ります。



大きさはこれくらい。



「挿し穂」を台木に挿しこみます。真ん中ではなく、どちらかの端に合わせて挿します。そうすると台木と挿し穂の「形成層(木のメインになる部分)」が合って成功しやすくなります。



接続部分を固定します。



固定にはこの「パラフィルム」を使うと簡単です。





不要な根を整理します。細かい根はなるべく切らないように。切り過ぎると後の成長が悪くなります。



植え付け。私の場合は薔薇の培養土を使用しています。



接続部分に土がかからないように。



たっぷり水をあげてから支柱を立てます。



ビニール袋に入れて口を縛ります。水分が蒸発して挿木が乾燥するのを防ぐ為です。



これで半日陰に置いて一カ月ぐらいで結果が分ります。成功率は60%ぐらいかな・・・。

挿木のやりかたはこれが正しいというわけではありません。成功率を上げるには専門書を読むといいと思います。