うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

趣味の技術 ストラップを作る

2016-08-25 20:29:33 | 6号室 趣味の技術室
気に入った物なのに、このままだとあまり使わない。
ストラップとかだったら使えるのにな・・・って物、ありませんか?


デザインが素敵なのに、あまり使わない・・・私の場合はこの箸置きです。
これは寄木(よせぎ)で有名な箱根細工の箸置き。
木の表面に薄くスライスした寄木板(ズクといいます)を貼り付けた物・・・ではなく、種類の違う木を寄木にした無垢物の箸置きです。



非常に細かい細工で、もの凄い手間と技術が詰まっています。
こういう箱根細工を作る職人さんは少ないらしく、大変な作業のようで作者さんもしばらく作らないって言ってる(と、販売員の方から聞きました)ものです。
箸置きって多分、箸を使う日本人の中で、さらに食卓で箸置きを使う人しか買わないですよね。
凄く綺麗なんだけど、箸置きじゃ使わないなあ・・・って人、多くないですか?



とても綺麗なものなので、ストラップに改造してみようと思います。
使う道具はこれ。
キリ・木と金属を接着できる接着剤・細工用のラジオペンチ・爪楊枝
部材はストラップ用のヒンジ、ストラップです。
道具と部材はホームセンターで購入しました。
道具や部材の総額が箸置き本体より高いけど、一度購入すればストラップがたくさん作れますよ♪



直接ヒンジをねじ込むと木が割れてしまうので、まずはヒンジを取り付ける部分にキリでアタリをつけます。
1mmぐらいの深さで穴を開けると木が割れにくくなります。
穴の直径が大きくなりすぎないように注意しながら開けます。



指でヒンジを差し込んでねじ込みます。
やり直しがきかないので、真っ直ぐ差し込むのが重要です。



ヒンジが動かなくなったら、更にラジオペンチでねじ込みます。
木が割れないように、ゆっくりねじ込みましょう。



ヒンジをねじ込んだ状態。
最後にストラップを取り付けるので、アイ(ストラップのリングを取り付ける穴)の向きに注意します。



接着剤を爪楊枝の先に適量付けます。



ヒンジと木の接続部に接着剤を塗ります。
乾燥すると、ヒンジが抜けにくくなります。
乾燥後に透明になる接着剤を選ぶのが大切です。



ヒンジにストラップを取り付けました。
接着剤は乾燥して透明になってきています。
数時間で接着剤は完全に透明になります。



出来上がり。
箸置きには見えないでしょ?
誰も持ってない、オリジナルのストラップが完成しました!



作業時間は30分前後。
色々なもので作ってみませんか?