うさぎ学園 多趣味部

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ビールづくり体験教室 -キリンビール横浜工場ー(その6)ビール酵母を添加して実習終了!

2017-12-10 12:01:42 | 64号室 社会科見学
搾った麦汁を煮沸して、冷却したら酵母を添加しよう!


今回はこんな『簡易冷却装置』を使用します。


氷水の中には冷却管があります。
『麦汁煮沸釜』から麦汁をチューブで瓶に送る際にこの中を通して冷却します。


『麦汁煮沸釜』の中。
よーく見ると、液面がフツフツしてますよ~。
麦汁煮沸の目的は、質の安定した良いビールができるようにするためです。
どんな意味があるかというと・・・
①ホップ成分を煮出して、香味をつける
  ホップの成分を抽出、ホップ独特の香りと苦みをつける
②麦汁を濃縮し、所定の濃度にする
③麦汁を殺菌し、酵素の作用を停止させる
④たんぱく質を凝固させて、分離しやすくする
⑤ビールに好ましくないにおいを取り除く
  キャベツの腐ったようなにおいの基になるジメチルサルファイド(常温で液体・高温で固化)を除去する
・・・ということです。


ここで煮沸した麦汁をちょっと取り分けます。


取り分けた麦汁を、銅製のカップに移します。


銅製のカップに移した麦汁を、氷水の中で冷却します。


冷却した麦汁を試験管に移します。


ここで出てきた、比重計。


試験管に比重計を入れて・・・麦汁の比重が既定の比重になっているか確認します。


比重は、このくらいが規定値らしく・・・OK出ました♬


ここで麦汁にお湯を規定量追加します。


そしてまた撹拌、撹拌!


そうすると麦汁はこんな感じになります・・・。
底のほうに何か沈んでますねえ。
これを円を描くようにかき混ぜつつ、ポンプで冷却装置を通過させて瓶に送ります。


冷却装置が入っている氷水を撹拌しながら温度調節をして、コイルのような冷却管の中を通る麦汁を冷却します。


麦汁煮沸釜の中から麦汁が減っていくので、中はこうなります。
中心部の底に何やら沈殿してますねえ。
これが麦汁に含まれていた、たんぱく質とジメチルサルファイド。


こうやって分離するんですね~。
分離されたたんぱく質は、棒でつつくとほとんどプリン状態。


この時点での麦汁の味見っ!!


かんぱ~いっ!!!
E組・・・じゃなかった、Eチームはなぜかいつもとっても楽しそうなのだ🎵
もう、ほぼほぼビールですよ。
美味しい☆☆☆


これは今回の『ビールづくり体験教室』のために保管されている、大切な『ビール酵母』。
これを添加しなきゃビールが出来上がりません。


これがEチームのビールに添加される『ビール酵母』です。


さあ、麦汁の量も目標値に到達しました!


ここでビール酵母添加!


すると、麦汁はみるみるうちに濁って・・・。


最終的にはこうなりました!
この時点で『ビールづくり体験教室』でのビールづくりは、ほぼほぼ終了です。


ちょっと作業現場を離れて、顕微鏡でビール酵母を見てみました~。
酵母の写真を撮れれば良かったんだけどなあ。


酵母の匂い・・・濃いビールだね!!
なんだか「なるほど」がいっぱいだ~!!


ビールづくりの最後は、インストラクターと記念撮影♬


麦汁はこうして冷蔵保存されて発酵し、瓶詰の時を待ちます・・・。


次回、試飲と修了式。
お楽しみに~!!




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