サトザクラという品種が有るわけではなく、オオシマザクラがもととなって、それに他のヤマザクラやオオヤマザクラ・カスミザクラ・エドヒガン・マメザクラ・チョウジザクラなどが自然交配したり人工交配が行われたりして出来上がってきたのがサトザクラと呼ばれる品種の集団で一重咲き、半八重、八重、菊咲などがあります。
一方、ヤエザクラも特定の品種名ではなく、花弁数が単弁ではなく八重咲のものの総称でサトザクラの八重咲きだけでなくエドヒガン系の八重咲なども含まれるのです。
ソメイヨシノも終わり、ヤマザクラやカスミザクラも散るとサトザクラの仲間たちが私たちの目を楽しませてくれます。
大輪のサトザクラの中では比較的早く咲くイチヨウ(一葉)・・・
花が薄緑色のウコン(鬱金)・・・
1~2本の花柱が葉化して、花が淡紅色のフゲンゾウ(普賢象)・・・
1~2本の花柱が葉化して、花が紅色のカンザン(関山)・・・
花が密集して付くヤエベニトラノオ(八重紅虎の尾・エドやアズマニシキと酷似または区別できません)・・・
副萼片が特徴のショウゲツ(松月)・・・
これはスザク(朱雀)かな?
何しろ桜は園芸品種まで入れれば600種類あるというのだから難しいですね・・・
やっと暖かくなりそうだけど・・・早く採れるかなと思っていた山菜類は山では足踏みしていますね!
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