しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

電話が待てない日本人

2012年06月14日 | Weblog
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが11か国で行なった
顧客サービスに対する意識調査の報告です。
電話で顧客サービスセンターに連絡した場合、電話がつながるまで最大どのくらい待てるか聞いたところ、日本人は11箇国中最下位だった。

サンプル調査18才以上の男女11000名。各国1000名。
顧客サービス担当者に腹を立てた時に取った行動として。
日本人で最も多かったのが、「店を立ち去った」27%なのに
米国、英国、カナダは「上司と話がしたい」とした。
フランスは「他社に乗り換えると主張した」
ドイツは「顧客サービス担当者に
名前を教えるよう求めた」が最も多かった。

国民性の違いをかって笠信太郎(朝日新聞論説主幹)がかって書いた。
イギリス人は「歩きながら考える」
フランス人は「考えた後で走り出す。」
そしてスペイン人は「走ってしまった後で考える」
この教科書に載った記述は
誰が言い出したことか。

調べてみると元国際連盟スペイン代表の故マダリアーガという人だった。
日本人はどうかというと。
「日本人は他の人が歩いているか確認してから歩きだす」
もっと詳しく言うと
「日本人は他の人が歩いて無事上手くいったのを見届けた後一斉に
走り出す」

走り出すとすごいが、一極集中。他の人が歩いたことのない道は迷いに迷う。
世界随感録「上田輝彦ジェームズ」の言葉だ。

なんでも最初に思いついた人は偉い!
国民性の違いの分析。
日本の外務省の職員は良く分析して外交方針を決めてほしいものです。

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