2~3年前の事なら結構記憶がある。退職して4年。36年勤めた会社の事をほぼ忘れている自分に気づいた。
親戚から,かって在籍していた職場の商品の事を聞かれた。
こんな病気になった。出るのか出ないのか。こんな怪我をした。請求できるか。こんな商品あるかなどだ。
かっては殆んどの商品のパンフレットを自宅に確保していた。時々紹介にも応えていた。先日一坪書斎を家探ししてみた。
パンフレット1部もなかった。商品関連、業務で勉強した書籍、ほぼ全て処分していた。
旅行関連、保険関連、介護事業関連、住宅事業関連、ほぼ全て処分していた。残っているのは趣味で残した「UFO関連、超常現象関連、兄の書いた書籍関連、アルバム関連」だけだった。
かって20年勤めて転職した市会議員に会って話をしたことを思い出した。昔の職場の事を思いだしますか?と聞いたことがあった。
「30年前の事など思い出すことは無い」とそっけなかった。
そうか、そんなものか。と当時の事が思い出された。
4年で既にかっての職場の事を殆んど思い起こすことの無い自分を見つけていた。16年続けた職場のマラソンクラブ。時々活動報告が届くが封のまま、結構処分していた。
今、関心があること、今活動している事がほぼ全てだった。過去を振り返る余裕はあまりない。第2の人生がスタートしていた。地域活動とジムスポーツ、愛犬散歩とPC,ブログ更新。
自転車散策、新しい交友関係ができていた。
5年経ったら経理書類はほぼ破棄できる。永久保存など家庭ではありえない。
1度家を新築した。大分家財を処分出来た。6年経って、残っている家財も多くは利用されていなかった。もう日の目を見ることのない家財は処分しよう。
5年、10年と区切りをつけて見直しをしたい。他人が見れば価値のないものばかり。自分の思い出だけにふける家財など処分が必要だ。すぐ忘れることが出来る。
特養ホームに持ち込める家財はメガネ、時計、位だ。不必要な家財が多すぎる。