2020年に東京にオリンピックが開かれる。日本中が歓喜した。
アベノミクス第4の矢として景気牽引の旗印となりつつある。スポーツ庁の設立の動き。オリンピック関係業界の株価上昇。
建設、警備、観光、スポーツ用品メーカー、宿泊関連、体育会組織の株価、人気の上昇が見込まれる。
少し古いが日本人の好きな「見るスポーツ」ランキングが出ていた。
好きな「見るスポーツ」ベスト20はランクの高い順に、プロ野球、高校野球、フィギュアスケート、マラソン、駅伝、サッカー、バレーボール、相撲、ゴルフ、シンクロナイズドスイミング、ボクシング、スキージャンプ、柔道、体操競技、総合格闘技、テニス、陸上競技、競泳、自動車レース、新体操。の順であった。
野球はプロ野球も高校野球も支持率は1983年調査から支持率を落としているが、なお、1位~2位を保っている。オリンピック種目でレスリングがかろうじて競技種目に入ったが日本人としては「野球・ソフトボール」の方が喜ばれたかもの数字だ。
順位が下がっているスポーツにバレーボール、相撲、体操競技がある。バレーボールはオリンピックに出場できるかどうかというレベルにまで力を落としている。やはり、オリンピック種目であることの効果は大きい。ワールドカップに出場できるラグビーの人気の無いことも寂しい。
ワールドカップ(サッカー・ラグビー)に出場するよりもオリンピックの金メダル。これがアスリートの最も誇らしい勲章なのだろう。記憶に残る。スポーツの記録誌に残る。銀、銅メダリストの名前は残らない。
イチローも松井も浅田真央も日本人が好きなスポーツ界で活躍したから名を残せた。浅田真央、荒川静香、いつか「国民栄誉賞」もらってくれるかも。イチロー、楽天田中、もいつかもらうだろう。
ゴルフのスター選手の伸び悩みの原因は?韓国、台湾、の選手に優勝をいつもさらわれる日本の選手。国内大会でも勝てない原因は?
相撲が外人に席捲されて、人気を落とした様に組織の問題があるかもしれない。地道な協会の内部改革。オリンピックを契機に進めてほしいものだ。