しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

1699億円

2014年06月06日 | Weblog

新国立競技場の総工費である。  8万人収容。

2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場施設である。

最大で3000億円にまで膨れ上がった建設費も床面積を25%、建設費も1785億円に削減する設計案を2013年11月26日公表している。

2013年12月26日の文化省と財務省は総工費の上限を1699億円とし、合意している。

2014年5月有識者会議では総工費1623億円とし、基本設計を承認した。

巨大プロジェクトである。東京スカイツリーの建設費650億円、高さ世界一、ドバイの「ブルジュ・ハリファ」1400億円を軽く上回る世界最高クラスの建設計画だ。

東京に出かけたい気分にさせる建造物だ。TDL,東京スカイツリー、新国立競技場、を回るツアーは人気となるだろう。はとバスも経営安泰だ。

関連工事で兆を超えるインフラ工事もある。東京一極集中。人、モノ、金の集まる東京。世界中から人も集まる。地方は疲弊する。地方の若者は東京に出る。

東京では子供を持てない。結婚しない。子供を持たない。東京ブラックホール。

この巨大都市東京といかに補完する立場で地方が成り立つかが問われている。


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