地域の役員は高齢者が多い。忘れる事が多い。事案があると行う役員会議。通常2週間の余裕を空けて案内文書を出している。
10人ほどの幹部の会合だ。全員が出席することは稀だ。いつも一人か2人は欠席が出る。
事前に連絡があれば良いが無い。
当日、無連絡の欠席だ。翌日、昨日の会議資料と議事録を携え欠席役員宅に届ける。「いや~昨日はすみません。忘れていました」と釈明する。
多分本当なのだろう。毎日スケジュールを確認することをしないのだろう。記憶だけで生活していると忘れてしまうのだ。
現役のサラリーマンであれば許されない事だろう。予定されている会議に無断欠席など問題外だ。
地域の問題はここにある。幹部の多くが年功で役職に就いている。町内会長のブロック代表だ。80歳台が多い。引退しない。
誰も代わりがいないからと言っていつまでもその職を続けている。規約に「定年制が無いからだ」
自治・町内会長宛てに出す地域の会議(参加対象1名)にいつも自分だけが出るようにしている。代理でも良い会議ばかりだが、会長が出る。
都合が悪かったり、忘れてしまえば「無断欠席」となるケースばかりだ。
この手の役員が務まる組織が「地域コミ協の役員組織」なのだ。
問題の解決策はいくつかある。「定年制の導入」「若手の登用」「副会長職のコミ協登録」「コミ協サポーター組織のたちあげ」だ。
75歳定年制。高齢者のプライドを保たせながら引退願う制度。経験の乏しい若手を協力員として普段の活動に参加してもらう。
青年部、婦人部に属さない組織「事務局員」「副会長会」「地域協力員組織」だ。
どこの自治・町内会にも「副会長」という役職がある。多くは会長が依頼して就任してもらっている。人望もそれなりにある。
会長より若いことが多い。比較的会長より時間的に余裕がある。この人材は自分の属する自治・町内会のピンチヒッター的存在なのだが出番が少ないのだ。
何の仕事もない。と不満を残して2期目を降りる副会長も多い。この人材を取り込む方法が妙案と思う。
自治・町内会長に依頼して「コミ協のサポーター」として登録してもらう。行政から届く数多くの会議動員。10名単位の動員がある。
コミ協の役員だけでは対応できない。比較的時間に余裕のある「自治会の副会長」に声をかけたい。
メリットも出そう。コミ協の役員会議にオブザーバー参加できる。各種会合のお知らせ(通常会長職のみの案内)もしよう。
さすれば、地域に対する「興味も湧き」「自分の自治・町内会のコミ協での立場・活動を知る」ことが出来る。
問題は「活動の乏しい自治・町内会長の支持が少ないことだ」。自分の立場を知られたくないとする。消極的身分保持意識が働く。
地域の為ならず。そう思う気持ちがあるようだ。
昨日も提案してみた。意見は出なかった。
次回に持ち越すこととなった。問題先送り、結論を出さない、審議に消極的。
高齢者層の弊害と思う認識にいたらない。
「地域の大問題」=「拠点・金・人材」人材の登用に消極的なのは高齢者そのもの。
そこが元凶。